エビモとは? わかりやすく解説

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えび‐も【海老藻/×蝦藻】

読み方:えびも

ヒルムシロ科多年草。池や流水中に群生全体に緑褐色で、細長く、縁が波状縮れる。初夏水中で、淡黄褐色小花穂状につける


海老藻

読み方:エビモ(ebimo)

クロモ別称
トチカガミ科沈水多年草

学名 Hydrilla verticillata


海老藻

読み方:エビモ(ebimo)

ヒルムシロ科沈水多年草

学名 Potamogeton crispus


蝦藻

読み方:エビモ(ebimo)

クロモ別称
トチカガミ科沈水多年草

学名 Hydrilla verticillata


エビモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/25 14:11 UTC 版)

エビモ
エビモ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
: オモダカ目 Alismatales
: ヒルムシロ科 Potamogetonaceae
: ヒルムシロ属 Potamogeton
: エビモ P. crispus
学名
Potamogeton crispus
L.
和名
エビモ(海老藻)
英名
curly-leaf pondweed

エビモ (Potamogeton crispus) は、ヒルムシロ科ヒルムシロ属水草。縮れた葉を持つ。

分布

南米以外の世界各地に分布する[1]。北米では五大湖などに侵入し、侵略的外来種として扱われている。湖沼ため池河川などに生育。水質汚濁には強い[1]

形態

地下茎から水中茎を伸ばし、縮れた線形の沈水葉をつける。葉の長さは3-10cm、幅3-9mm[1]

花期は5-10月[2]穂状花序で、水上に花茎を突き出して開花する。花茎は2-7cm、花穂は5-12mm。結実は稀[1]。また殖芽を形成して、無性的に繁殖する[1]

利害

特に利用されない。

外来種として侵入し、増殖すると、在来の植物を駆逐してしまうことがある。また湖沼に大量に繁茂することで、ボートなどでの移動を妨害することもあり、厄介者扱いされる場合もある。

脚注

  1. ^ a b c d e 角野康郎 『日本水草図鑑』 文一総合出版1994年 p.40
  2. ^ Rose, Francis (2006). The Wild Flower Key. Frederick Warne & Co. pp. 491–492. ISBN 978-0723251750. 

関連項目



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