エビフ・イルの像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/08 01:20 UTC 版)
エビフ・イルの像は、東部シリアに位置する古代の都市国家マリの代官エビフ・イルが祈りを捧げる姿を模った像である。この像はフランスの考古学者アンドレ・パロットによるマリのイシュタル神殿の発掘中に発見され、紀元前25世紀のものと考えられている。像は石膏で作られており、片岩、貝殻、ラピスラズリがはめ込まれている。像を所蔵するルーブル美術館のアイスリン・クレアは「仕上げの質感、保存状態、また表現力に富んだ様式からして、代官エビ・イル〔ママ〕の像は明らかに卓越した傑作である。」と評している[1]。
- 1 エビフ・イルの像とは
- 2 エビフ・イルの像の概要
- 3 参考文献
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