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ていぎ 1 3 【定義】

(名)スル

(1)ある概念内容やある言葉の意味を他の概念言葉区別できるように明確に限定すること。また、その限定
「用語を―する」
(2)〔論〕〔definition〕ある概念内包構成する諸属性のうち、本質的な属性挙げることによって、他の概念から区別しその内包限定すること。普通、定義は当該概念例えば「人間」)の最近類(この場合人間最近類は「動物」)と種差(この場合人間を他の動物から区別する「理性的」という種差)を挙げることによって成り立つ(この場合人間理性的動物である」が定義)。



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定義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/03/19 05:11 UTC 版)

ウィクショナリー
ウィクショナリー定義の項目があります。

定義(ていぎ、英語: definition)は、一般にコミュニケーションを円滑に行うために、ある言葉の正確な意味や用法について、人々の間で共通認識を抱くために行われる作業である。一般的にそれは「○○とは・・・・・である」という言い換えの形で行われる。基本的に定義が決められる場合は1つである。これは複数の場合矛盾が生じるからである。

目次

概説

定義とは何か、ということへの関心は、ソクラテスアリストテレスといった古代ギリシャ哲学者たちの議論の中に既に見られる。しかしそこから2000年以上を経た現在においても、この議論は未だに継続しており、定義とは何なのか、という問題についてそれほどはっきりした結論は出ていない。

歴史的にこのテーマは主に哲学の領域で、20世紀以降であればとりわけ分析哲学言語哲学と呼ばれるような領域、そしてまた数学の一分野である記号論理学と呼ばれる分野、を中心に議論が行われてきた。そして20世紀後半からは認知科学といった、より実証的性格の強い分野で、定義についての議論をされることが増えている。

  • 法律ルールなどにおいては、定義が定まっていないと無効となる可能性があり、定義の存在は必要条件である。
  • 哲学用語の「定義」とは、本質を表現する命題のことである。

自然科学における定義は通常、自然言語を用いて表される。対して、社会科学における定義は、最近類と種差の総体という形式をとることが多い。

類と種

いくつかの事物を、ある視点で一括りにしたとき、それら事物は階層化 (Hierarchy) されたことになる。

このとき上位の階層を類 (Genus)、下位の階層を種 (Species) という。類は種の集まりであり、種は類の構成要素である。

複数の類を構成要素とする上位の類を考えることもできる。このとき下位の類は、上位の類にとっての種である。

生物分類及び学名

例えばトラは、動物界脊索動物門哺乳綱食肉目ネコ科Panthera (ヒョウ属)・tigris (トラ種)という系列の中にあり、学名Panthera tigris という。ここでは Panthera が類(属)で、tigris が種である。

ネコ科を類と見れば、Felis (ネコ属)や Puma (ピューマ属)と共に、Panthera はその一種ということになる。

形式

最近類と種差による定義

最も厳密な定義のためには、「対象を種として含む類」及び「対象を他の種から区別する特徴」を述べればよい。前者を最近類、後者を種差という。

例)トラとは、黄色地に黒縞のある(種差)Panthera(最近類)である。ただし生物分類学における類種関係は絶対的なものでなく、文脈によっては生物分類学とは異なる関係を前提とした定義もあり得る。次の人類学社会学に見られるような定義に対して、最近類としてホモ属を示さないのは誤りだ──という主張は見当違いである。
例)人間とは、理性的な(種差)動物(最近類)である。

種差を明示しない定義

定義において種差が明示されない場合がある。

例)人間とは、動物(最近類)の一種である。

種差を明示しないことには、それが不要である(積極的な理由)場合、及び不可能である(消極的な理由)場合がある。後者については、定義する対象の本質である場合と定義を行う者の知識能力の問題である場合がある。

類が極度に広い場合

類が極度に広いと、存在・もの・何かなどの語を使わざるを得ないことになる。

例) 神とは、万能な(種差)存在(類)である。

しかし最近類を探し当てることができない結果、この表現に至ることも多い。

例) 椅子とは、人が座る(種差)もの(類)である(×)。
人が座る(種差)家具(類)である。



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