副鼻腔炎とは? わかりやすく解説

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ふくびくう‐えん【副鼻×腔炎】

読み方:ふくびくうえん

《「ふくびこうえん」とも》鼻の奥や副鼻腔などに起き炎症悪臭のある鼻汁鼻詰まり頭痛発熱などの症状みられる慢性のものを蓄膿症ともいう。


ふくびこう‐えん〔フクビカウ‐〕【副鼻×腔炎】

読み方:ふくびこうえん

ふくびくうえん(副鼻腔炎)


副鼻腔炎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/29 09:48 UTC 版)

副鼻腔炎(ふくびくうえん、Sinusitis)は、副鼻腔炎症が起きる病気。慢性の副鼻腔炎の俗称は蓄膿症(ちくのうしょう)。症状が4週未満の場合は急性副鼻腔炎(ARS)、12週以上続く場合は慢性副鼻腔炎(CRS)と定義される[1]


  1. ^ a b c d e f g h i j k l m Rosenfeld, RM; Piccirillo, JF; Chandrasekhar, SS; Brook, I; Ashok Kumar, K; Kramper, M; Orlandi, RR; Palmer, JN et al. (April 2015). “Clinical practice guideline (update): adult sinusitis executive summary.”. Otolaryngology—head and neck surgery: official journal of American Academy of Otolaryngology-Head and Neck Surgery 152 (4): 598–609. doi:10.1177/0194599815574247. PMID 25833927. 
  2. ^ a b c Sinus Infection (Sinusitis)”. アメリカ疾病予防管理センター(CDC) (2013年9月30日). 2015年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月6日閲覧。
  3. ^ Adkinson, N. Franklin (2014). Middleton's allergy: principles and practice (Eight ed.). Philadelphia: Elsevier Saunders. p. 687. ISBN 9780323085939. オリジナルの2016-06-03時点におけるアーカイブ。. https://books.google.com/books?id=vT9YAQAAQBAJ&pg=PA687 
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  8. ^ 日本鼻科学会『副鼻炎診療の手引き』金原出版、2007年9月、ISBN 978-4307370875
  9. ^ a b c d e f 【健康まっぷ】難病の副鼻腔炎で専門外来 順天堂大が3病院で開設『東京新聞』夕刊2022年6月29日2面
  10. ^ 公益財団法人難病医学研究財団/難病情報センター好酸球性副鼻腔炎(指定難病306)2022年6月30日閲覧
  11. ^ “The diagnosis and management of acute and chronic sinusitis”. Primary care 35 (1): 11–24, v–vi. (March 2008). doi:10.1016/j.pop.2007.09.002. PMID 18206715. 
  12. ^ 米国感染症学会 2012.
  13. ^ 上星穴-颈部 面部穴位图
  14. ^ 印堂穴-人体穴道图谱
  15. ^ 伸和製薬|荊芥連翹湯(一般用医薬品)
  16. ^ 伸和製薬|葛根湯加川芎辛夷(一般用医薬品)
  17. ^ 岸田首相が手術を受ける「慢性副鼻腔炎」 近年は難治性が増加 医師「内視鏡手術は有効性が高い」”. dot.asahi (2023年2月11日). 2023年2月11日閲覧。


「副鼻腔炎」の続きの解説一覧

副鼻腔炎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 02:19 UTC 版)

気道感染」の記事における「副鼻腔炎」の解説

詳細は「副鼻腔炎」を参照 慢性副鼻腔炎耳鼻科専門医によって治療されるべき疾患であるため、ここでは急性副鼻腔炎に関して主に説明する急性副鼻腔炎頭痛、めまい、鼻水鼻づまり頬部痛、歯痛、目の奥の痛みなど一見すると不定愁訴のようにみえるのが特徴である(一応は鼻周辺症状ではあるが)。しかし見逃す重症化することもあるため、注意深い診察要求される。最もわかりやすい所見顔面圧痛である。副鼻腔位置対応した圧痛点見られることが多い。例えば、上顎洞ならば頬部前頭洞ならば額、篩骨洞ならば目の間である。軽く押さえるだけで十分圧痛の所見はとれる。眼窩部健常者圧痛見られるため触診しない方が良いと言われている。前かがみになると症状増悪したり、後鼻漏による仰臥位増悪する咳などが見られることがある歯肉からの膿、後鼻漏による咳症状耳鏡にて鼻腔観察をして、腫脹所見とったり超音波診察をすることもある。但 自然回復日数平均2.5週間治療抗菌薬用いなくてもほとんどの場合治る抗ヒスタミン薬漢方薬などを用いることが多い。アセトアミノフェンフルナーゼ®点鼻液、プリビナ®液(3日以内)、排膿散乃湯(122番)などがよく用いられる。但し高熱見られる場合疼痛激し場合や膿が出ている場合7日上治らないといった重症例では抗菌薬用いることが多い。原因菌としては定型肺炎と同じで肺炎球菌インフルエンザ桿菌モラクセラ・カタラーリスなどであるもの、薬物動態学違いから定型肺炎抗菌薬選択異なる。アモキシシリン第一選択であるため、パセトシン®やサワシリン®を用いることが多い。アモキシシリン無効であったり、アレルギーがある場合はより広域抗菌薬選択されるサワシリン®250500mg1日3回14日分などの処方がよく知られる。ペニシリンアレルギーがある場合バクタ配合錠®2錠を1日2回で14日分などを用いることもある。難治性グラム陰性菌嫌気性菌カバーしたいときはアモキシシリン・クラブラン酸オーグメンチン®)などベータラクタマーゼ阻害薬含まれたものを用いることもある。オーグメンチン®250mgにサワシリン®500mg1日2回で併用する下痢副作用軽減される。これはアメリカアモキシシリン・クラブラン酸配合比率合わせることによる

※この「副鼻腔炎」の解説は、「気道感染」の解説の一部です。
「副鼻腔炎」を含む「気道感染」の記事については、「気道感染」の概要を参照ください。

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