副作用とは? わかりやすく解説

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ふく‐さよう【副作用】

読み方:ふくさよう

薬物の、病気治す作用とは別の望んでいない作用有害なことが多い。「—を伴う特効薬

転じて問題解決のためにとった手段によって起こる損害。「金融政策の—」


副作用(フクサヨウ)


副作用

Side effect, Adverse reaction

【概要】 多く薬物治療目的とは異な作用がある。WHOは副作用を「疾病予防診断、治療、または生理機能正常にする目的医薬品使用した時、人体通常使用される量によって発現する、有害かつ予期しない反応」と定義している。薬物療法上で過誤薬物乱用、および薬物中毒は、狭義の「副作用」ではない。患者自分飲んでいる種類期待される効果飲み方、副作用と副作用が発生した時の対処仕方教えられなければならない。 

【詳しく】 副作用は、それが使用量に関係があるかないかを判断する過剰に使って出るのは薬理学的作用有害作用である。薬剤をやめるか減らせ回避できる使用量に関係がないのは薬物過敏症で、重篤なものが多い。予測は困難で、該当する薬剤をただちに中止する以外に回避法はない。的確な判断処置医師要求される添付文書での副作用の記載は、「使用上の注意の項」に記載されている。副作用の発現頻度は、0.1未満を「稀に」、0.1~5%未満を「時に」と表現し副詞がないものは「5% 以上または頻度不明となっている。 

【URL】http://www.info.pmda.go.jp/

《参照》 有害事象添付文書


副作用

作者星新一

収載図書エヌ氏の遊園地
出版社講談社
刊行年月1989.8
シリーズ名講談社英語文庫

収載図書星新一ショートショートセレクション 13 クリスマスイブ出来事
出版社理論社
刊行年月2003.11


副作用

作者川島ゆぞ

収載図書宇宙塵傑作選 1 日SF軌跡
出版社出版芸術社
刊行年月1997.11


副作用

作者久野あやか

収載図書ショートショートの広場 18
出版社講談社
刊行年月2006.9
シリーズ名講談社文庫


副作用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 14:16 UTC 版)

副作用 (ふくさよう、: side effect) とは、医薬品あるいは医療的処置の、副次的あるいは望ましくない作用のこと[1]


注釈

  1. ^ 一般には副作用の語を使用する際は、有害な事象を発生させている場合にのみ言及していることは多い。しかしながら、原義としては、「有用な作用を減少させる作用」も副作用である。例えば、降圧薬であるACE阻害薬に例にすると、有用な作用である「誤嚥を減少させる作用」も「生体内キニン系を亢進し空咳を発生させる作用」もどちらも副作用である。

出典

  1. ^ Oxford Lexico, "side effect".(A secondary, typically undesirable effect of a drug or medical treatment.)
  2. ^ a b 日本薬剤師会『薬局におけるハイリスク薬の薬学的管理指導に関する業務ガイドライン』(pdf)(レポート)(第2版)日本薬剤師会、2011年4月15日http://www.nichiyaku.or.jp/action/wp-content/uploads/2011/05/high_risk_guideline_2nd.pdfline.pdf2014年5月22日閲覧 
  3. ^ a b 日本病院薬剤師会『ハイリスク薬に関する業務ガイドライン(Ver.2.1)』(pdf)(レポート)日本病院薬剤師会、2013年2月9日http://www.jshp.or.jp/cont/13/0327-1.pdf2014年5月22日閲覧 
  4. ^ a b c 日本うつ病学会理事長・尾崎紀夫、日本神経精神薬理学会理事長・石郷岡純、日本臨床精神神経薬理学会理事長・大谷浩一『ラモトリギンに関する連名ステートメント』(pdf)(レポート)2015年4月20日http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/toppdf/lamotrigine_statement.pdf 
  5. ^ a b ラミクタール錠(ラモトリギン)の重篤皮膚障害と用法・用量 遵守、早期発見について (PMDAからの医薬品適正使用のお願いNo6)』(pdf)(レポート)医薬品医療機器総合機構、2012年1月https://www.pmda.go.jp/files/000145676.pdf2016年8月4日閲覧 
  6. ^ a b c d e f g h i j k l 平凡社『世界大百科事典』vol.24, p.464
  7. ^ (編集)日本緩和医療学会、緩和医療ガイドライン作成委員会「薬理学的知識」『がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン』金原出版、2010年6月20日、第1版;2010年。ISBN 9784307101493
  8. ^ a b c d e 『薬剤による副作用と中毒』株式会社ミクス
  9. ^ 稲田健「ベンゾジアゼピン常用量依存の治療」『精神科治療学』第28巻増刊号、2013年10月、233-235頁。 
  10. ^ 若倉雅登 (2017年10月5日). “薬の副作用 不十分な報告制度”. 読売新聞. https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20171003-OYTET50050/ 2018年3月1日閲覧。 



副作用(反動)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 06:10 UTC 版)

ハマトラ (アニメ)」の記事における「副作用(反動)」の解説

第2期確認された、ミニマム発動条件とは別に発動直後ミニマムホルダーを襲う謎の症状症例は各キャラクター参照)。

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副作用(単剤)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 15:56 UTC 版)

インダカテロール」の記事における「副作用(単剤)」の解説

添付文書記載されている重大な副作用は、重篤血清カリウム値の低下である。 そのほか咳嗽が5%以上に見られるほか、5%未満とされる副作用は、鼻咽頭炎、頭痛心房細動動悸口腔咽頭痛蕁麻疹、筋痙縮末梢性浮腫である。

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副作用(単剤)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 16:01 UTC 版)

ホルモテロール」の記事における「副作用(単剤)」の解説

内服ホルモテロールアドレナリン受容体刺激するため、動悸血圧上昇などをきたし得る吸入製剤心臓血管到達せず、影響少ないが、重大な副作用として重篤血清カリウム値の低下0.11%未満)が発生することが知られている。

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副作用

出典:『Wiktionary』 (2021/11/02 15:56 UTC 版)

発音

名詞

 作用ふくさよう

  1. (薬理学) 薬品人体などに与える作用のうち、本来治療目的とは異なるもの。主に有害作用を指す。
  2. (計算機科学) コンピューター処理コンピューター論理的な状態変化させる性質

関連語

翻訳


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