こうヒスタミン‐やく〔カウ‐〕【抗ヒスタミン薬】
読み方:こうひすたみんやく
抗ヒスタミン薬
抗ヒスタミン薬
抗ヒスタミン薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 05:09 UTC 版)
抗ヒスタミン薬(こうヒスタミンやく、Antihistamine)は、ヒスタミンの作用を抑制する薬品である。特にヒスタミンH1受容体拮抗薬を指す。抗ヒ剤と略称することもある。鼻水といったアレルギー症状や、酔い止めの成分として知られ、花粉症の薬や総合感冒薬にも含まれる。
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- 1 抗ヒスタミン薬とは
- 2 抗ヒスタミン薬の概要
- 3 ヒスタミン受容体の占有率と鎮静性の分類
- 4 参考文献
抗ヒスタミン薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 21:23 UTC 版)
全身性蕁麻疹、血管性浮腫の場合はH1ブロッカー特にジフェンヒドラミンを1mg/kgか2mg/kg、4時間から6時間ごとに点滴する。H2ブロッカーであるラニチジンを併用することも多い。
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抗ヒスタミン薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 05:53 UTC 版)
「抗ヒスタミン薬」も参照 ドリエル(国外ではBenadryl)のような、抗ヒスタミン薬のジフェンヒドラミンは、処方箋の不要な睡眠補助薬が広く用いられている。アメリカやカナダにおけるUnisomのような、抗ヒスタミン剤のドキシラミンも同様である。これはアメリカで入手可能な一般医薬品の中では効果的な鎮静剤であり、いくつかの処方薬よりも鎮静作用がある。 日本にはジフェンヒドラミンの医薬品が存在し、添付文書には、連用せず2、3回までの使用にとどめる注意が書かれている。ジフェンヒドラミンの鎮静作用に対する耐性は、非常に早く形成され、3日後にはもはや偽薬と同等の効果である。不適切に用いられた場合、小さな精神依存につながることがある。日本睡眠学会および厚労省科学斑は市販の睡眠薬を不眠症の治療の目的で長期に使用すべきではないと勧告している。 2015年のシステマティックレビューでは、ジフェンヒドラミンの使用を支持するための強い証拠はない。
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抗ヒスタミン薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:04 UTC 版)
抗ヒスタミン薬の効果が数多く報告されている。しかし、効果がない場合も多く、有効な抗ヒスタミン薬の種類は人によって異なる可能性もあることにも留意する必要がある。
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抗ヒスタミン薬
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抗ヒスタミン薬 - プロメタジン、ジフェンヒドラミン、dl(d)-マレイン酸クロルフェニラミンなど、第一世代抗ヒスタミン薬が中心。
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