抗ヒスタミン薬とは? わかりやすく解説

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こうヒスタミン‐やく〔カウ‐〕【抗ヒスタミン薬】

読み方:こうひすたみんやく

抗ヒスタミン剤


抗ヒスタミン薬


抗ヒスタミン薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 05:09 UTC 版)

抗ヒスタミン薬(こうヒスタミンやく、Antihistamine)は、ヒスタミンの作用を抑制する薬品である。特にヒスタミンH1受容体拮抗薬を指す。抗ヒ剤と略称することもある。鼻水といったアレルギー症状や、酔い止めの成分として知られ、花粉症の薬や総合感冒薬にも含まれる。


  1. ^ a b 抗ヒスタミン薬の薬理学 2009.
  2. ^ a b c d e f g 今井博久(編集)、福島紀子(編集)『これだけは気をつけたい高齢者への薬剤処方』医学書院、2014年4月、198-201頁。ISBN 978-4-260-01202-7 
  3. ^ a b c 鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会『鼻アレルギー診療ガイドライン2013年版―通年性鼻炎と花粉症』(改訂第7版)ライフサイエンス、2013年1月、41-42頁。ISBN 978-4898014363 
  4. ^ Asadollahi S, et al. Headache. 2014;54(1):94-108.
  5. ^ Watanabe S, et al. Neurogastroenterol Motil 2007;19(10):831-8.
  6. ^ Chia YY, et al. Acta Anaesthesiol Scand 2004;48(5):625-30.
  7. ^ Santiago-Palma J, et al. J Pain Symptom Manage 2001;22(2):699-703.
  8. ^ 厚生労働科学研究班および日本睡眠学会ワーキンググループ編; 気分障害のガイドライン作成委員会 (eds.). 睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドラインー出口を見据えた不眠医療マニュアル (pdf) (Report) (2013年10月22日改訂版(医療従事者向けの記述が削除された版) ed.). 日本うつ病学会、気分障害のガイドライン作成委員会. Q13、Q28. 2014年3月20日閲覧
  9. ^ Simons, F. Estelle R.; Simons, Keith J. (2011). “Histamine and H1-antihistamines: Celebrating a century of progress”. Journal of Allergy and Clinical Immunology 128 (6): 1139–1150.e4. doi:10.1016/j.jaci.2011.09.005. PMID 22035879. http://www.jacionline.org/article/S0091-6749(11)01408-4/fulltext. 
  10. ^ Patrizio Blandina, Maria Beatrice Passani. Histamine Receptors: Preclinical and Clinical Aspects, Springer, 2016, p.321. ISBN 978-3319403083.
  11. ^ a b c 池ノ上知世「自動車の運転に対し制限のない第二世代抗ヒスタミン薬について」(pdf)『鹿児島市医報』第56巻第2号、2017年、34頁。 


「抗ヒスタミン薬」の続きの解説一覧

抗ヒスタミン薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 21:23 UTC 版)

アナフィラキシー」の記事における「抗ヒスタミン薬」の解説

全身性蕁麻疹血管性浮腫場合はH1ブロッカー特にジフェンヒドラミンを1mg/kgか2mg/kg、4時間から6時間ごとに点滴する。H2ブロッカーであるラニチジン併用することも多い。

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抗ヒスタミン薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 05:53 UTC 版)

不眠症」の記事における「抗ヒスタミン薬」の解説

「抗ヒスタミン薬」も参照 ドリエル国外ではBenadryl)のような、抗ヒスタミン薬のジフェンヒドラミンは、処方箋不要な睡眠補助薬広く用いられている。アメリカカナダにおけるUnisomのような抗ヒスタミン剤ドキシラミンも同様である。これはアメリカで入手可能な一般医薬品の中では効果的な鎮静剤であり、いくつかの処方薬よりも鎮静作用がある。 日本にはジフェンヒドラミン医薬品存在し添付文書には、連用せず2、3回までの使用とどめる注意書かれているジフェンヒドラミン鎮静作用対す耐性は、非常に早く形成され3日後にはもはや偽薬同等効果である。不適切用いられ場合小さな精神依存につながることがある日本睡眠学会および厚労省科学斑は市販睡眠薬不眠症治療の目的長期使用すべきではないと勧告している。 2015年システマティックレビューでは、ジフェンヒドラミン使用支持するための強い証拠はない。

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抗ヒスタミン薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:04 UTC 版)

オーガズム後疾患」の記事における「抗ヒスタミン薬」の解説

抗ヒスタミン薬の効果数多く報告されている。しかし、効果ない場合多く有効な抗ヒスタミン薬の種類は人によって異な可能性もあることにも留意する必要がある

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抗ヒスタミン薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/11 08:06 UTC 版)

鎮咳去痰薬」の記事における「抗ヒスタミン薬」の解説

抗ヒスタミン薬 - プロメタジン、ジフェンヒドラミンdl(d)-マレイン酸クロルフェニラミンなど、第一世代抗ヒスタミン薬中心

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