強酸とは? わかりやすく解説

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きょう‐さん〔キヤウ‐〕【強酸】

読み方:きょうさん

水溶液中での電離度大きい酸。塩酸硝酸硫酸など。→弱酸


強酸

塩酸硫酸のように、水溶液中で解離度がほぼ1に近い酸、

強酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 23:31 UTC 版)

強酸(きょうさん、Strong acid)とは、水溶液中で平衡に達したとき、プロトンをほとんど完全に電離する電解質のことである。





強酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 01:21 UTC 版)

水素イオン指数」の記事における「強酸」の解説

希薄水溶液中においては水素イオン活量 aH+ は mol/L 単位表した水素イオン濃度 [H+] の数値ほぼ等しい近似される。このとき以下の式でpH求めることができる。 p H = − log 10 ⁡ [ H + ] m o l / L = log 10 ⁡ 1 [ H + ] / ( m o l / L ) {\displaystyle \mathrm {pH} =-\log _{10}{\frac {[\mathrm {H} ^{+}]}{\mathrm {mol/L} }}=\log _{10}{\frac {1}{[\mathrm {H} ^{+}]/(\mathrm {mol/L} )}}} 適度な濃度(1 mol/L ないし 1 μmol/L、すなわち 100 - 10−6 mol/L)の塩酸水素イオン濃度 [H+] は、塩酸モル濃度 CHCl に等しい。よって塩酸pHは、この式から直ち計算することができる。 CHCl = 0.01 mol/L塩酸 pH = −log10 0.01 = 2 硝酸過塩素酸など、他の一塩基酸分子一個当たり水素イオン一個放出する酸)の強酸の場合も、酸のモル濃度 CHA100 - 10−6 mol/L範囲にあるなら、塩酸同様にpH計算できる溶質が強酸ではなく弱酸場合は、後述するように、酸解離平衡考慮する必要がある硫酸二塩基酸分子一個当たり水素イオンを二個まで放出できる酸)なので、硫酸濃度十分に低いとき (103 - 10−6 mol/L) には、水素イオン濃度 [H+] は硫酸濃度 CH2SO4 の2倍にほぼ等しい硫酸濃度比較的高いとき (100 - 10−1 mol/L) には、2段目の解離がほとんど起こらないので、[H+] は CH2SO4 にほぼ等しい濃度中くらい (10−1 - 10−3 mol/L) の硫酸の [H+] を求め計算式は、2段目の解離部分的に起こるので、少し複雑である。 CH2SO4 = 0.5 mmol/L の硫酸 pH = −log10(2×0.5×10−3) = −log10 103 = 3 CH2SO4 = 0.5 mol/L硫酸 pH = −log10 0.5 = log10 2 = 0.3

※この「強酸」の解説は、「水素イオン指数」の解説の一部です。
「強酸」を含む「水素イオン指数」の記事については、「水素イオン指数」の概要を参照ください。

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