電離度とは? わかりやすく解説

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でんり‐ど【電離度】

読み方:でんりど

電解質溶液中でどれだけ電離しているかの割合電離する前の物質全量対する、電離した量の比。


電解質

(電離度 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/18 07:23 UTC 版)

電解質(でんかいしつ、英語: electrolyte)とは溶媒中に溶解した際に、陽イオン陰イオン電離する物質のことである。これに対し、溶媒中に溶解しても電離しない物質を非電解質という。


  1. ^ 田村 (1978),p101, p143.
  2. ^ 田中 (1981),p60-66, p91.
  3. ^ 田中 (1981),p96-97.
  4. ^ 田中 (1981),p106-108.


「電解質」の続きの解説一覧

電離度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 10:30 UTC 版)

電解質」の記事における「電離度」の解説

電解質溶解した際に、実際に電離している物質モル比を示したものを電離度(でんりど)という。記号 α で表すことが多い。 電離度が 1 に近い物質強電解質 (strong electrolyte)、電離度の小さ物質弱電解質 (weak electrolyte) という。また、電解質にはイオン性化合物のものと分子性化合物のものがある。 電離度は濃度影響大きく受け、濃度があがるにつれて小さくなり、反対に無限に希釈した場合は 1 になる。このため物性指標としては扱いにくく、pH計算などでは電離平衡考えた平衡定数用い場合が多い。 また、温度および圧力依存性示し電離対すエンタルピー変化が負であるものは温度上昇により電離度が減少する。 ( ∂ ln ⁡ K ∂ T ) P = Δ H ∘ R T 2 {\displaystyle \left({\partial \ln K \over {\partial T}}\right)_{P}={\Delta H^{\circ } \over {RT^{2}}}} また電離により電荷を持つイオン対す溶媒和程度増大し体積変化は負であることが多いため、一般的に圧力増大により電離度は上昇する。 ( ∂ Δ G ∂ P ) T = Δ V {\displaystyle \left({\partial \Delta G \over {\partial P}}\right)_{T}=\Delta V}

※この「電離度」の解説は、「電解質」の解説の一部です。
「電離度」を含む「電解質」の記事については、「電解質」の概要を参照ください。

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