圧痛点とは? わかりやすく解説

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あっつう‐てん【圧痛点】

読み方:あっつうてん

内臓の病気神経痛などの際に、からだを指先押して強く痛み感じる点。


圧痛点

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/01 07:30 UTC 版)

圧痛点(あっつうてん)とは、身体を診断する際、指などで圧迫したときに強く痛みが出る点をいう。疾患によって特定の部位に痛みを感じるため、重要な診断要素の一つである。圧診点とも呼ばれる。

主な圧痛点

マックバーネー(McBurney)点

マックバーネーの圧痛点(1の部分)

マックバーニーとも呼ばれる。大変有名な圧痛点である[1]と右上前腸骨棘とを結ぶ線上で、右上前腸骨棘より約5センチメートルの点にあり、虫垂炎の診断には不可欠である。名前の由来はチャールズ・マックバーネー(en:Charles McBurney (surgeon))から。

ランツ(Lanz)点

虫垂炎の圧痛点。左右の上前腸骨棘を結ぶ線上で中点より右3分の1のところにある[1]

ボアス(Boas)点

胃潰瘍の圧痛点。第10〜12胸椎の左側約3センチメートルに位置する[1]

ボアス(Boas)胆嚢点

胆道疾患の圧痛点。第9、第10胸椎の右側に位置する[1]

小野寺臀部点

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の圧痛点。上前腸骨棘と上後腸骨棘との中間で腸骨稜より約3センチメートル下方にある[1]。名前の由来は小野寺直助

モンロー(Munro)点

虫垂炎の圧痛点。ムンロー点、マンロー点とも呼ばれる。右上前腸骨棘と臍を結ぶ線の中点に位置する[1]

レンズマン(Lenzmann)点

虫垂炎の圧痛点。両上前腸骨棘を結ぶ線上で右上前腸骨棘より約5センチメートルに位置する[1]

脚注

関連項目




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