しんけいしょうがいせい‐とうつう〔シンケイシヤウガイセイ‐〕【神経障害性×疼痛】
神経因性疼痛
(神経障害性疼痛 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:55 UTC 版)
神経因性疼痛(しんけいいんせいとうつう、神経障害性疼痛、英:Neuropathic Pain,Neuralgia)は、Silas Weir Mitchell (January 15, 1829–January 4, 1914)により提唱された概念であり、癌や物理的傷害による末梢神経および中枢神経の障害や、機能的障害による慢性疼痛疾患の一種である。これらの痛みは、本来の疼痛意義である組織障害の警告という意味は既に失われており、苦痛としての痛み自体が障害となり患者の生活の質(QOL)の著しい低下が引き起こされる。また、神経因性疼痛に対して心因性疼痛(psychological pain)がある。
注釈
出典
- ^ 世界保健機関 (2018-06) (pdf). Pre-review: Cannabis plant and resin: Section 4: Therapeutic Use (Report). World Health Organization 2018年6月10日閲覧。., Fortieth meeting of the Expert Committee on Drug Dependence.
- ^ “侵害受容性・炎症性疼痛および神経障害性疼痛患者に対するミノサイクリンの鎮痛効果に関するOpen label探索試験”. upload.umin.ac.jp. 東京大学 (2014年2月1日). 2016年5月19日閲覧。
- ^ Nagata K, Imai T, Yamashita T, Tsuda M, Tozaki-Saitoh H, Inoue K (2009-4-23). “Antidepressants inhibit P2X4 receptor function: a possible involvement in neuropathic pain relief”. Molecular Pain 5: 20. doi:10.1186/1744-8069-5-20. PMC 2680826. PMID 19389225 .
- 1 神経因性疼痛とは
- 2 神経因性疼痛の概要
- 3 脚注
神経障害性疼痛
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「疼痛の原因に応じた治療」の記事における「神経障害性疼痛」の解説
神経系の異常による痛み。末梢神経の障害によるものと中枢神経の障害によるものがある。
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