腫瘍とは? わかりやすく解説

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しゅ‐よう〔‐ヤウ〕【腫瘍】

読み方:しゅよう

身体の一部組織細胞が、病的に増殖したもの。ほとんどの場合増殖した細胞はれ物をつくるが、白血病のように塊をつくらないものもある。筋腫脂肪腫などの良性腫瘍と、癌腫(がんしゅ)・肉腫などの悪性腫瘍とがある。


腫瘍

読み方:シュヨウ(shuyou)

体部発生し臓器組織内はれものとして結節をつくる


腫瘍

同義/類義語:新生物
英訳・(英)同義/類義語:tumor, neoplasia

正常な組織細胞は、必要以上に分化分裂行わないように調節受けているが、そこからはずれ自立的増殖始めようになった組織良性のものと悪性のものに分けられる
「生物学用語辞典」の他の用語
病名疾患名治療など:  肝炎ウイルス  肝硬変  胞状奇胎  腫瘍  自己免疫疾患  花粉症  若年型糖尿病

腫瘍

【仮名】しゅよう
原文tumor

異常な組織の塊のうち、細胞分裂過剰に起こったり、本来死滅すべき細胞死滅しなかったりするもの。腫瘍には良性(非がん性)と悪性(がん性)がある。「neoplasm新生物)」とも呼ばれる

新生物、腫瘍

【仮名】しんせいぶつ
原文neoplasm

異常な組織の塊のうち、細胞分裂過剰に起こったり、本来死滅すべき細胞死滅しなかったりするもの。新生物(腫瘍)は良性(非がん性)の場合もあれば、悪性(がん性)の場合もある。「tumor(腫瘍)」とも呼ばれる

異常増殖、腫瘍


腫瘍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/16 06:57 UTC 版)

腫瘍(しゅよう、英語: Tumor)とは、組織細胞が生体内の制御に反して自律的に過剰に増殖することによってできる組織塊のこと。腫瘍ができたことにより、身体に影響を及ぼすことがある。




「腫瘍」の続きの解説一覧

腫瘍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 10:09 UTC 版)

ヒトの脳」の記事における「腫瘍」の解説

詳細は「脳腫瘍」を参照 脳腫瘍良性英語版)の場合もあれば悪性いわゆる癌)の場合もある。脳のほとんどの悪性腫瘍身体の他の部位発生したものから転移したもので、最も一般的なのは肺癌乳癌皮膚癌である。脳組織が癌を引き起こすこともあり、それは脳本体あるいは周囲あらゆる組織から生じ得る。髄膜腫は脳をとりまく髄膜の癌で、脳組織の癌よりは発生頻度が高い。癌はその大きさと場所に応じた症状起こし得る。具体的には、頭痛嘔吐感、あるいは視覚嚥下発話次第困難になったり気分変容といった病巣応じた漸進的な症状の進行挙げられる一般に癌はCTMRI使って検査される血液検査腰椎穿刺といった他の様々な検査方法は、癌の原因調べ、癌の種類病期評価するために使われることがあるコルチコステロイドデキサメタゾン)は腫瘍の周囲の脳組織浮腫軽減させるために投与される手術検討されることもあるが、多くの腫瘍の複雑な性質考慮し、あるいは腫瘍の病期種類に基づき放射線療法化学療法がより適していると判断されることもある。

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腫瘍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 05:34 UTC 版)

ホスファチジルセリン」の記事における「腫瘍」の解説

テクネチウム標識されたアネキシン-A5によって、細胞分裂アポトーシス頻度が高い病態を示す病的状態にある悪性腫瘍と、アポトーシス頻度小さ良性腫瘍区別することができる。

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腫瘍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/24 03:48 UTC 版)

オクトレオチド」の記事における「腫瘍」の解説

オクトレオチド成長ホルモン産生腫瘍(先端巨大症および巨人症)、甲状腺刺激ホルモン産生脳下垂体腫瘍カルチノイド症候群英語版)による下痢および潮紅英語版)、血管作動性腸管ペプチド産生腫瘍(VIPオーマ英語版))による下痢治療使われる

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腫瘍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 03:01 UTC 版)

神経病理学」の記事における「腫瘍」の解説

小児腫瘍が小脳髄質起こりやすい。髄芽腫小脳虫部下面好発する。

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腫瘍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 15:03 UTC 版)

小脳」の記事における「腫瘍」の解説

小児腫瘍が小脳髄質起こりやすい。髄芽腫小脳虫部下面好発する。

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腫瘍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:14 UTC 版)

脳神経外科学」の記事における「腫瘍」の解説

詳細は「脳腫瘍」を参照 脳腫瘍脳血管系と2分する脳神経外科領域花形たる領域

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腫瘍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:54 UTC 版)

悪性腫瘍」の記事における「腫瘍」の解説

腫瘍は国際疾病分類tumor日本語訳であり、「生体内において、その個体自身由来する細胞ありながら、その個体全体として調和破り時に他から何ら制御を受けることなく、又自らの規律従い過剰の発育をとげる組織をいう。」と定義されている。 新生物neoplasm)も腫瘍と同義用いられており、良性悪性があり、悪性新生物は癌、癌腫及び肉腫意味する

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腫瘍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 21:27 UTC 版)

トニー・ブラクストン」の記事における「腫瘍」の解説

2007年トニは胸に違和感があるとして、病院診察してレントゲン撮った結果乳ガンではないと診断された。しかし、人気テレビ番組Dancing with Stars』に出演していたトニ2008年3月に胸に腫瘍を発見した。だが、医師許可得たトニ番組への出演取りやめず、その後予定どおりタレント活動をした。しかしその後経過医師10月に彼女の活動制限、そのため2008年10月人気テレビ番組Dancing with Stars」への出演取りやめて11月手術で胸の腫瘍を取り除いた。腫瘍は良性だった。 無事手術終えたトニは、「私はとても幸運だった人種主義肌の色に関係なく、誰もがガンになる危険にさらされている」とコメントした

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腫瘍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 08:56 UTC 版)

カテーテルアブレーション」の記事における「腫瘍」の解説

ラジオ波焼灼術RFA)は、肺、肝臓腎臓、骨、およびあまり一般的ではない他の身体器官の腫瘍を治療するために行われることがある。 腫瘍の診断確定したら、ラジオ波用の針を腫瘍の内部刺し入れる。 ラジオ波用針を通過する高周波により、腫瘍組織内温度上昇し、腫瘍が破壊されるラジオ波焼灼術は、臓器内に発生したか(原発腫瘍)、臓器広がった(転移) かにかかわらず小さな腫瘍に使用できる特定の腫瘍に対すラジオ波焼灼術適合性は、複数の要因依存するラジオ波焼灼術RFA)は、がんが熱によって凝固するのでラジオ波凝固法とも呼ばれるラジオ波焼灼術は、外来処置として実施できるが、短い入院が必要な場合もある。 ラジオ波焼灼術は、肝細胞癌原発性肝癌)を治療するために、経皮的エタノール注入療法(PEIT:percutaneous ethanol injection therapy)より広範囲焼灼が可能で広く行われてきている。肝細胞癌だけでなく、転移性肝癌に対して施行され腹腔鏡胸腔鏡下で施行されることも多い。日本においてガイドラインでは穿刺局所療法では第一選択とされている。局所的に送達される化学療法組み合わせることができる。 第III相試験方法では、肝細胞癌HCC)の治療として、RFAプローブによって生成され低レベルの熱(高体温)を使用して切除された組織周囲熱感受性リポソームから濃縮化学療法薬放出トリガーする。高周波アブレーション膵臓癌および胆管癌でも使用されるラジオ波焼灼術は、良性の骨腫瘍、特に類骨性骨腫の治療においてますます重要になっている。 この手順は1990年代類骨骨腫治療初め導入され以来多く研究で、侵襲性低く費用かからず骨破壊が少なく外科的手法同等安全性有効性があり、症状のない人は6695%と報告されている。ラジオ波焼灼術初期成功率は高いが、RFA治療後症状再発報告されており、一部研究では外科治療同様の再発率示されている。 ラジオ波焼灼術また、適格ではない、または従来の治療法、すなわち、放射線療法化学療法緩和療法反応しない人の痛みを伴う転移性疾患緩和療法にもますます使用されている。

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腫瘍

出典:『Wiktionary』 (2021/08/23 10:05 UTC 版)

名詞

(しゅよう)

  1. (医学) 細胞生体内制御反して過剰増殖することによってできる組織塊のこと。

参照


「腫瘍」の例文・使い方・用例・文例

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