p進閉体とは? わかりやすく解説

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p進閉体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/23 00:04 UTC 版)

数学における p-進閉体(pしんへいたい、: p-adically closed field)は、ちょうど形式的に実な体実閉英語版であることの p-進的な対応物として、適当な拡大性質で閉じている。この概念は Ax & Kochen (1965) が導入した。


注釈

  1. ^ ここで言う「剰余体」は、付値体 (F, w) の付値環 {xF | w(x) ≥ 0}(これは局所環である)の、その唯一の極大イデアル {xF | w(x) > 0} による剰余環(極大イデアルで割ったので体を成す)の意味で用いている
  2. ^ K の値群は F の値群よりも大きくなり得る。それは F の値群上無限に大きい元を含むことができる。
  3. ^ これらの仮定を q = π = p付値 1 の素数として有理数体はすべて満足する
  4. ^ ここでは意図的に Q 上の p-進付値に関する場合に限ることとする

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