簡易宿所
簡易宿所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 10:07 UTC 版)
簡易宿所(かんいしゅくしょ)は、日本の宿泊施設の類型。旅館業法における4種の旅館業(ホテル営業、旅館営業、簡易宿所営業、下宿営業)のうちの一つ。旅館業法では、その他に「農家民宿」がある[1]。
- ^ a b c d “厚生労働省 - 簡易宿所について”. 2022年9月9日閲覧。
- ^ “ビジネスとしての魅力そがれた、民泊に“180日”の壁”. ニュースイッチ (日刊工業新聞社). (2018年6月8日) 2018年6月9日閲覧。
- ^ 大阪・あいりん地区の格安宿、外国人旅行者に人気[リンク切れ] - 朝日新聞2007年8月31日記事
- ^ 11人死亡、2年、変わる川崎の簡宿2割廃業、転居拒む高齢者 毎日新聞(2017年5月15日)2017年5月15日閲覧
簡易宿所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 04:52 UTC 版)
地区および周辺には、簡易宿所(ドヤ)と呼ばれる労働者向けの宿泊施設が多く立地している(ドヤ街)。 最近はインターネットの普及によって知られたこともあり、周辺の簡易宿所やビジネスホテルがその割安感(1泊800円位)から外国人などの若い旅行者(バックパッカー)に人気がある。これは、徒歩圏内にある新今宮駅(JR・南海)と動物園前駅(Osaka Metro御堂筋線・堺筋線)などから大阪や関西の各地(天王寺、難波、心斎橋、梅田、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、神戸、京都、奈良、関西国際空港、和歌山など)への鉄道アクセスが充実していることや、同じく徒歩圏内にある日本橋電気街(でんでんタウン)の存在が背景にある。また、日雇い労働者の減少に悩む宿泊施設側も、居住性向上など設備の改修を行うほか、英語のポスター、ホームページなどで広告し、外国人旅行者の誘致を図っている。 ただし、一般向けではなく従来の顧客(日雇い労働者)を対象とした純然たる"ドヤ"として機能している施設も、萩ノ茶屋駅や今池停留場の周辺など南側の地区を中心にまだまだ多い。この中には、路上生活者が生活保護の受給に必要な住所を得るため、アパート(福祉アパート)に衣替えするケースが増えている。
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