外来語
(カタカナ語 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 20:30 UTC 版)
外来語(がいらいご)は、広義の意味としては他の言語から借用され、自国語と同様に使用するようになった語(借用語)を指し、狭義の意味としてはその中から、主として欧米諸国から入ってきた語(広義から、漢語を除いた言葉。洋語(ようご)や横文字とも呼ばれる)を指す[1]。また狭義の場合、カタカナで表記することが多いことからカタカナ語(この表記は適切ではない、理由は後述)とも呼ばれる。
注釈
- ^ 外来語の表記 内閣告示第二号 本文 3 第1表・第2表に示す仮名では書き表せないような,特別な音の書き表し方については,ここでは取決めを行わず,自由とする。
出典
- ^ a b Inc, NetAdvance. “第395回 「外来語」と「カタカナ語」の違いは?”. JapanKnowledge. 2023年6月8日閲覧。
- ^ a b “にほんごの質問”. nifongo.style.coocan.jp. 2023年6月8日閲覧。
- ^ 佐藤琢三. “外来語研究における意味分析 ―「ムード」と「雰囲気」の類義分析による事例研究―”. 学習院女子大学 紀要 第15号.
- ^ 小項目事典,デジタル大辞泉,百科事典マイペディア,世界大百科事典内言及, 日本大百科全書(ニッポニカ),精選版 日本国語大辞典,ブリタニカ国際大百科事典. “借用語(しゃくようご)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2023年6月8日閲覧。
- ^ “カタカナ語について”. www.ic.daito.ac.jp. 2023年6月8日閲覧。
- ^ “「カタカナ語」と「外来語」の違いとは?具体例の一覧まで解説 – スッキリ” (2022年1月13日). 2023年6月8日閲覧。
- ^ 呉依桐 (2017). “カタカナ語について”. j-プログラム 論文.
- ^ 中山恵利子・陣内正敬・桐生りか・三宅直子 (2008). “日本語教育における「カタカナ教育」の扱われ方”. 日本語教育 138: 83-120.
- ^ 陣内正敬「外来語を育てるとは」2004年11月6日、国立国語研究所主催 第23回「ことば」フォーラム より。『当日記録 (PDF, 0.3MB) 』、14頁、および『配布資料 (PDF, 1.1MB) 』、7頁を参照。2011年8月17日閲覧。
- ^ 『日本方言大辞典』ISBN 4-09-508201-1 のp1495ではこの他に島根県益田市、香川県伊吹島を掲載。
- ^ 国立国語研究所「外来語」委員会編『わかりやすく伝える外来語言い換え手引き』ぎょうせい、2006年6月30日 ISBN 4-324-07958-7
- ^ 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』「あきれた漢語芝居」
- ^ 山口仲美『日本語の歴史』(初版)岩波書店〈岩波新書〉(原著2006年5月19日)、p. 218頁。ISBN 4004310180。
- ^ “「カタカナ語」が持つ問題とは? 日本人の発音を「カタカナ英語」にする悪の根源”. 英語びより. 2020年2月7日閲覧。
- カタカナ語のページへのリンク