こ‐しょう〔‐セウ〕【×胡×椒】
コショウ
こしょう (胡椒)
●インド南西部のマラバル沿岸が原産とされます。現在では東南アジアや南アメリカ、西インド書道などの熱帯地域で栽培されています。茎は蔓性で、長さは5~9メートルになり、他の樹木などに絡みついて伸びます。葉は卵形で互生します。穂状花序をだして淡黄白色の花を咲かせ、果実は液果で赤く熟します。ブラックペッパーは、この緑色の未熟な果実を乾燥させたもの、ホワイトペッパーは完熟してから乾燥させ、水に漬けて外皮を柔らかくして剥いだものです。灰色の粉末コショウは、両方を混ぜ合わせたもので、わが国独特のコショウだといいます。
●コショウ科コショウ属の常緑木本で、学名は Piper nigrum。英名は Pepper, Black pepper。
コショウ: | カバ ピペル・アウリツム ピペル・マグニフィクム 胡椒 |
サダソウ: | ペペロミア・オブツシフォリア ペペロミア・クルシイフォリア ペペロミア・フラセリ |
胡椒
胡椒
胡椒
コショウ
胡椒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 10:26 UTC 版)
一説によると、胡椒が日本に伝来したのは平安時代初期にさかのぼる。 江戸時代には、南蛮貿易の影響で庶民も口に出来るようになり、例えば正徳3年(1713年)初演の歌舞伎十八番、「助六」などにも登場している。
※この「胡椒」の解説は、「胡椒の悔やみ」の解説の一部です。
「胡椒」を含む「胡椒の悔やみ」の記事については、「胡椒の悔やみ」の概要を参照ください。
胡椒
出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 11:59 UTC 版)
名詞
- インド原産のコショウ目コショウ科に属するつる性植物。
- 語義1の果実からなる香辛料。
- (古語)高麗胡椒、南蛮胡椒の略、すなわち唐辛子。
- (九州地方北部の方言) 唐辛子を用いた香辛料。なお同方言では、語義2を洋胡椒と呼んで区別することがある。
関連語
翻訳
- アラビア語: فِلْفِل (filfil)
- イタリア語: pepe (it) 男性
- イド語: pipro
- インドネシア語: lada (id), merica (id)
- 英語: pepper
- エスペラント: pipro
- オランダ語: peper (nl)
- カタルーニャ語: pebrebò
- カンナダ語: ಕರಿಮೆಣಸು
- クロアチア語: biber (hr)
- スウェーデン語: peppar (sv) 通性
- スペイン語: pimienta 女性
- スロヴェニア語: poper 男性
- セルビア語: キリル文字表記: бибер (sr) 男性、ラテン文字表記: biber (sr) 男性
- タイ語: พริกไทย
- チェコ語: pepř 男性
- 中国語: 胡椒
- 朝鮮語: 후추 (ko) (hu.chu)
- デンマーク語: peber (da)
- ドイツ語: Pfeffer (de) 男性
- トルコ語: karabiber (tr)
- ノルウェー語: pepper
- ノルウェー語(ニーノシュク): pepar
- ハンガリー語: bors (hu)
- フィンランド語: pippuri (fi)
- フランス語: poivre (fr) 男性
- ブルガリア語: черен пипер
- ヘブライ語: פלפל שחור (pilpel shachor)
- ペルシア語: فلفل (felfel)
- ポーランド語: pieprz (pl) 男性
- ボスニア語: biber (bs) 男性
- ポルトガル語: pimenta 女性
- リトアニア語: pipirai
- ロシア語: перец
「胡椒」の例文・使い方・用例・文例
- 仕上げに塩・胡椒で味を調える
- 私はとても辛い胡椒を食べて涙が出た。
- すみませんが胡椒をとって下さいませんか。
- 彼らは胡椒(こしょう)の取引きで栄えた.
- 料理に胡椒を加味する
- 胡椒で料理を調味する
- 肉などに胡椒を振りかける
- (食卓上の)胡椒入れ
- 胡椒一つまみ
- ピリッと辛くヒリヒリする胡椒の味がある
- 胡椒を碾くための粉引き器
- 粉にした胡椒をぱっと出すためにてっぺんに穴をあけた振り掛け式容器
- コショウ(特に黒胡椒)から得られる
- 胡椒鯛という魚
- 塩と胡椒という調味料
- 塩と胡椒で味付けする
- (胡椒や塩を)振りかけさせる
- 胡椒という香辛料
- 胡椒という植物
- 乾燥させた胡椒の実
- >> 「胡椒」を含む用語の索引
- 胡椒のページへのリンク