書道とは? わかりやすく解説

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しょ‐どう〔‐ダウ〕【書道】

読み方:しょどう

毛筆によって書の美を表そうとする芸術中国古くから発達日本に伝来し、平安時代草仮名つくられたことと相まって独自の発展遂げ世尊寺流持明院流定家流青蓮(しょうれん)院流などの流派生じた


書道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/20 02:21 UTC 版)

書道(しょどう)または(しょ)とは、書くことで文字の美しさを表そうとする東洋の造形芸術である。カリグラフィーの一種。中国が起源であるが、日本語圏においては漢字から派生した仮名、朝鮮語圏ではハングル、ベトナム語圏では同じく漢字から派生したチュノムローマンアルファベットを使用するクォック・グーなどでも創作活動が行われている。2009年に中国の書道が、ユネスコ無形文化遺産に登録された。


  1. ^ a b 藤原鶴来(緒論)
  2. ^ 古谷稔 P.3
  3. ^ 角井 P.4
  4. ^ 西川(辞典)P.69
  5. ^ 萱 P.140
  6. ^ 飯島(辞典)P.372
  7. ^ 木村卜堂 序
  8. ^ a b c d e f 牛窪梧十 P.148
  9. ^ 日本の書論#米庵墨談を参照
  10. ^ 中西慶爾 p.1014
  11. ^ 飯島(辞典) p.861
  12. ^ 西川(辞典) p.57
  13. ^ 開明墨汁 ニッポン・ロングセラー考 - COMZINE by nttコムウェア
  14. ^ 平成26年度東京学芸大学教育学部組織の再編について(予定) (PDF) [リンク切れ]



書道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 02:16 UTC 版)

都留文科大学の人物一覧」の記事における「書道」の解説

安藤豊邨 - 書家。日本刻字協会理事長豊田書道連盟理事長愛知教育大学非常勤講師

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書道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 23:42 UTC 版)

鎌倉文化」の記事における「書道」の解説

詳細は「日本の書道史」、「日本の書流」、および「禅林墨跡」を参照 書道では、平安時代藤原行成創始した世尊寺流はしだい公家社会衰えかわって宋・元の書風伝えられたのを受けて鎌倉時代末に伏見天皇の第6皇子京都青蓮院尊円入道親王青蓮院流をひらいた。青蓮院流は、和様世尊寺流)をもとに宋(とくに南宋の張即之)の書風をとり入れたもので、江戸時代には朝廷幕府諸藩公文書採用され御家流称された。庶民間でもひろく普及し習字の手本などにもなっている。有名な鷹巣帖』は、同じ持明院統で兄後伏見天皇の孫にあたる後光厳天皇のために、尊円が漢字仮名詩歌一巻書きついだものである

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書道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 15:48 UTC 版)

菅谷藍」の記事における「書道」の解説

もともと菅谷乱筆であった黄檗山機関誌編集をしていた頃、ある料亭集まった全員寄せ書きをする機会があったという。その際菅谷一筆入れたが、誘った印刷会社社長から翌日謝られた。「あんな下手な字を書かせて、恥をかかせてしまった」という理由である。乱筆自覚がなかった菅谷は、社長がなぜ謝っているのか、すぐに理解できなかったという。そして「でも、松岡先生だって変な字書いとったね」と、同じ場に居合わせた書道家松岡について評価した松岡隷書達人呼ばれていた人物である(菅谷当時隷書知らなかった)。 菅谷文学身を立てることを目指していたが、順調には進まなかった。そんな折、知人女性勧められ気が進まないままに八卦占いを受ける。八卦見菅谷に対して文学趣味にすべき。仕事にするなら書道である」と述べたその後数人八卦見による占い受けたが、やはり全員答えが「書道をすべき」であったある男八卦見は、菅谷の顔を見るなり「書道で一生を送る人でんな」と告げた。 書道を始めた菅谷師事したのは、当時日本春秋書芸院の総裁であった西田王堂である。当時全国小中学校における習字教科書字体は、すべて王堂が書したのだったという。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 01:41 UTC 版)

弘仁・貞観文化」の記事における「書道」の解説

詳細は「日本の書道史#平安時代」を参照 空海嵯峨天皇橘逸勢三筆称された。 『風信帖』:空海の書。

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書道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 00:13 UTC 版)

「かな」の記事における「書道」の解説

日本の書道における領域一つ上記仮名」を使用した書道。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 10:30 UTC 版)

どぉーだ!Presents タカトシ牧場」の記事における「書道」の解説

2010年9月12日放送様々な材料オリジナルの筆・半紙・墨(墨汁)を一から制作し、書が書かれた。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/16 14:05 UTC 版)

伏見天皇」の記事における「書道」の解説

日本史上最高の能書帝とされ、大覚寺統後醍醐天皇と共に宸翰様しんかんよう、禅僧禅林墨跡交えた書風)を代表するだけではなく上代様など様々な書風使いこなした多く宸翰しんかん天皇直筆文)が重要文化財指定されている。 歴史物語増鏡』「裏千鳥」では、「御手もいとめでたく、昔の行成大納言にもまさり給へる、など時の人申しけり。やさしうも強うも書かせおはしましけるとかや」と、「三蹟」の藤原行成上の書の腕前持っていたと評され、さらに様々な書風こなしていたことがわかる。「やさしうも強うも」云々は、草書楷書使い分けたという解釈や、上代様宸翰様使い分けた、などの解釈がある。伏見天皇の書を称える話は『正徹物語下巻冒頭などにもある。 書道史研究者小松茂美は、天皇という範囲限定せず、「現代の書道史においても歴朝随一と言うはばからぬ」と評している。美術史古文書研究者羽田聡は、「魔法使いのような変幻自在ぶり」「書聖」と評している。 代表的作品は、上代様によって書かれた『紙本墨書伏見天皇宸翰御願文正和二年二月九日)』(重要文化財京都国立博物館)。室町時代公卿三条西実隆は「希代宝」と評し羽田は、深い学識を豊かで流麗に表現した名品中の名品」と評している。その他の代表作には、正和5年願文や、「筑後切」などがある。 皇子の尊法親王創始した御家流は、近世には標準的書風一つとして広まった

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:24 UTC 版)

中華人民共和国」の記事における「書道」の解説

詳細は「書道」および「中国の書道史」を参照 書聖として王羲之顔真卿北宋徽宗帝の名が挙げられる

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 22:41 UTC 版)

弘一」の記事における「書道」の解説

弘一の書道の早期生まれ変わること魏碑、筆勢変化富んでいる、逸宕ひらめき後期は自成型一体、朴野清淡

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書道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/19 14:15 UTC 版)

会派」の記事における「書道」の解説

日本書芸院に登録されている会派21から成る漢字会派】、17から成る【かな学会】、【篆刻会派】の篆社がある。

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書道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 22:34 UTC 版)

国風文化」の記事における「書道」の解説

小野道風藤原佐理藤原行成三蹟呼ばれた11世紀にはかな書道の古典とされる高野切制作され12世紀まで多様なかなの書風展開した

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書道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/18 09:16 UTC 版)

イランの芸術」の記事における「書道」の解説

en:Persian calligraphy」および「イスラームの書法」も参照 ウィリアム・ダラントというアメリカの歴史によれば古代イラン語36文字あり、粘土板ではなく羊皮紙ペン記述した」という。かなりはやくから羊皮紙使用し、また書が重んじられたらしい陶芸作品金属の壺、さらに歴史的建築物などには必ずといっていいほど書による装飾施されている。 装飾写本、ことにクルアーンのほかシャー・ナーメ王書)、ディーワーネ・ハーフェズ(ハーフェズ詩集)、ゴレスターン薔薇園)、ブスターン(果樹園、サアーディ作)等の作品は、その繊細な書でもきわめて貴重なものと認識されている。それらは多量に流布し世界中博物館美術館個人コレクション所蔵されている。ロシア・サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館、アメリカ・ワシントンD.C.フリーア美術館などで実物を見ることができる。 書体種類 シェカステ体(ペルシア語版) ナスタリーク体 ナスク体 モハッカク体

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書道

出典:『Wiktionary』 (2021/11/01 09:38 UTC 版)

発音

名詞

(しょどう)

  1. (芸術) カリグラフィー(wp)広義)の一種東洋発祥カリグラフィー
  2. (日本史, 教育) 日本律令制(wp)大学寮(wp)において、書道について教え学科

類義語

熟語

関連語

翻訳

(1) = 語義1。(1b) = 語義1b。(1c) - = 語義1cは該当無し

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