大納言とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 大納言の意味・解説 

おおい‐ものもうすつかさ〔おほいものまうすつかさ〕【大言】

読み方:おおいものもうすつかさ

だいなごん(大納言)1」に同じ。


だい‐なごん【大納言】

読み方:だいなごん

律令制で、太政官(だいじょうかん)の次官大臣に次ぐ官で、正三位相当。大臣とともに政務参与し大臣不参のときは代行した亜槐(あかい)。亜相。おおきものもうすつかさ。

明治初期太政官制における官職左右大臣参議とともに太政官構成した

大納言小豆(あずき)」の略。


大納言

読み方:オオイモノモウスツカサ(ooimonomousutsukasa)

律令制太政官次官


大納言(だいなごん)

あずきの中で特に大粒特定の品種群は、「大納言」と呼ばれ流通・加工上、普通のあずき品種とは区別されています。その名前の由来は、この品種群のあずきは、大粒なだけではなく煮たときに皮が破れにくい特徴持ちいわゆる腹切れ」が生じにくいことから、切腹習慣がない公卿官位である「大納言」と名付けられたとも言われています。江戸時代には、「大納言」と同じよう煮ても皮が破れにくい特徴持っているものの、「大納言」より小粒なため、「中納言」、「少納言」と名付けられ品種もあり、現在も一部地域残ってます。
大納言の栽培面積が一番多いのは北海道ですが、兵庫県京都府栽培されている「丹波大納言」は種皮赤く大粒で俵型をしており、江戸時代から知られいました。現在、北海道栽培されている品種には、「アカネダイナゴン」、「とよみ大納言」などがあり、兵庫県京都府にはそれぞれ丹波大納言」、「京都大納言」などの品種あります

大納言は大粒で、煮くずれしにくいことなどから、甘納豆など豆粒形状保った製品原料として用いられます。

大納言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/15 04:55 UTC 版)

大納言(だいなごん)は、太政官に置かれた官職の一つ。太政官においては四等官の次官(すけ)に相当する。訓読みは「おほいものまうすのつかさ」。唐名は亜相または亜槐。丞相・槐門(いずれも大臣のこと)に次ぐ者であることからいう。官位相当三品四品または正三位。現代の国務大臣に相当する政府の高官。





「大納言」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大納言」の関連用語

大納言のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大納言のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日本豆類基金協会日本豆類基金協会
Copyrights:(c) 2024 (財)日本豆類基金協会 All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大納言 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの大納言 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS