71巻から75巻(福田陽平、寺内康太郎時代)
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「ほんとにあった! 呪いのビデオシリーズの一覧」の記事における「71巻から75巻(福田陽平、寺内康太郎時代)」の解説
通常版 71巻 〜 75巻シリーズタイトル投稿者パッケージコメント71巻「タクシー」 溝辺正一(仮名) タクシーの車内を映し出したドライブレコーダーの映像。時刻は深夜1時過ぎ。タクシーが高架下道路に入って行く。すると誰もいないはずの後部座席に女性と思しき人影が映しだされていた。人影はその後、一度消え直後に再び姿を表す。投稿者の話では、この時「左側の髪の毛が逆立つ」ような寒気を感じたのだと言う…。 「シルエット」 三浦裕太(仮名) とあるカップルがバイト仲間との飲み会の帰りに携帯電話で撮影した映像。深夜、建設中と思われるビルの屋上に人影を目撃する。携帯カメラはその姿をはっきりと映し出している。そして突然その人物が彼らの前で飛び降りる。次の瞬間、眼の前に突然現れる少年だと思しき姿が映し出されていた…。 「シリーズ監視カメラ 老人」 長谷川直人(仮名) とある一般家庭に設置された監視カメラの映像。誰もいない部屋から、壁を叩くような物音が聞こえている。よく見てみると1冊の本が勝手に動いているのが確認できる。そしてダンボールが不自然な回転を見せ落下する。と、廊下を映した監視カメラ映像にこの家の住人と思しき男性が姿を表す…。 「瑕疵 前編」 入間仁(仮名) 2000年に撮影されたホームビデオの映像。姉夫婦が甥に会う為、姉の部屋を訪れる。部屋の隅に何者かの姿がある。よく見ると男性と思しき霊の姿がこちらを睨みつけているようにも見える。また、足元が円くつぶれた様な形状で宙に浮いている。当時6歳だった投稿者は16年経った今「ある想い」を持ちこの映像を送ってきた…。 「停電」 吉井大輔(仮名) 子供の誕生日祝いを記録した映像。和やかなムードが一瞬にして壊されてしまう出来事が起こったという。電子レンジを使用している途中にブレーカーが落ちる。電気が点いた直後、突然、撮影者が悲鳴をあげる。「見ちゃった」そう悲鳴をあげる撮影者の視線の先には、真っ黒で異形の者が映し出されていた…。 「かくれんぼ」 中里楓(仮名) 祖母の七回忌で親族一同が集まった時の映像。庭で楽しそうにかくれんぼをして遊ぶ子供たち。それを微笑ましく見守る親たちの姿。鬼になった撮影者は、家の角からこちらを覗く子供を見つけ、その後を追う。すると、またも子供が走り去る姿を見て、それを追って行く…。 「瑕疵 後編」 入間仁(仮名) 投稿者の母親の死は仕事や子育てによる過労、彼氏による暴力、そんな極度のストレスからくる突然死だったのかもしれない。住んでいたアパートも「心理的瑕疵物件」でなかった事が証明された。投稿者の心霊体験は幼少時代の思い過ごしかもしれない。しかし、投稿映像のあの不気味な霊は一体何者であろうか…。 72巻「ベランダ」 田島悠人(仮名) ある小学生が自宅のベランダに野鳥の巣を作り、巣立ちまでを観察した記録映像。ベランダの柵の向こうから、こちらを覗き込む男性と思しき姿が確認できる。この場所はマンションの3階であり、ベランダの向こうには人が立てる場所などないのだという。だとすると、これは一体、何を映し出したというのであろうか…。 「伝説の自主映画」 西尾聡 20年ほど前に撮影された大学の映画サークルが制作したホラー映画の映像。木の枝の奥から人の顔のようなものが、こちらを覗き込んでいるように見える。このカットから3つのカットに渡り、同じ場所に顔のようなものが存在する。しかし、その後のカットからはそれが無くなっている…。 「曲がり角」 佐々井圭一(仮名) 臨場感ある映像が取れると評判のウェアラブルカメラと呼ばれる小型カメラの映像。このカメラで近所をテスト撮影したとき、曲がり角で突然視界に現れた女性とぶつかりそうになる。慌てて振り返ると先ほどの女性の姿はない。角を曲がる瞬間をスロー再生してみると、カーブミラーのポールの部分に女性の後ろ姿が不自然に現れている…。 「おくりもの 前編」 久松香澄(仮名) これは友人家族が集まり、ホームパーティーをしている様子を映した映像。投稿者は香澄さんという女性で、香澄さんの夫「正伸」さんが、この家の主である磯崎茂さんと会社の仲間であり、5年ほど前から、友人家族含めこのような交流があったのだという。その日は昼頃から磯崎家に集合しみんなで楽しく過ごしていたという…。 「存在しない友達」 大塚裕司 友人と廃ホテルを探索している様子を記録した映像。投稿者の話ではAさんをこの部屋に来るように指示した記憶はなく、何よりこの部屋に最初に入ったのはAさんが倒れているのを発見したときなのだという。そして、Aさんは投稿者がこの部屋に居ないことを確認し、この部屋を去ろうとする…。 「シリーズ監視カメラ 野菜泥棒」 添田秀道(仮名) ビニールハウスの中に設置された監視カメラの映像。突然、監視カメラが回転しながら落下する。その視点の先に、白く漂う何者かの姿が確認できる。拡大して見てみると、それは手足が細長く、天井にまで届きそうな大きな女性の姿の様にも見えはしないだろうか? そしてそれは暗闇に溶けるように消えてしまった…。 「続・おくりもの 前編」 久松香澄(仮名) 自宅で起こした傷害未遂事件。妻が浮気していると信じて疑わず、部屋でふさぎ込み続けている茂さん。温厚な彼を突き動かしているものの正体は一体なんなのか? そんな中、我々の前に新たな証言者が現れた。それは茂さんの職場仲間の女性が、2016年の秋に事故で亡くなったという話から始まる…。 73巻「サプライズ」 藤井彰(仮名) 投稿者が妻と娘に誕生日のお祝いをしてもらったときの映像。妻と娘は投稿者を喜ばせようとサプライズパーティーを仕掛ける。ケーキを手に脱衣所に隠れる娘と、それを携帯カメラで撮影する母親。一瞬、映る浴室内に人影らしきものが確認できる。それに気づかない様子の母と娘。直後、再び浴室を映し出すと何者かの姿が…。 「夏合宿」 高橋怜菜(仮名) 投稿者が中学生の頃、部活の合宿先で撮影した映像。お菓子を食べながら楽しそうにふざけ合う少女の後ろ。開け放たれた押し入れの中に、2つの顔のようなものが確認できる。長く乱れた髪の毛。黒くくすんだ肌。そして不気味に白く見開かれた目。隠れるように重なり合う2つの顔らしきものが彼女たちの様子を覗き込んでいる…。 「民宿」 中西亮介 仕事先の仲間と旅行に行ったときにスマートフォンで撮影された映像。突然、画面が大きく乱れブロックノイズが走る。撮影者は異変に驚きカメラを右方向へ戻した。そして再びカメラを左へと戻す。またも画面一杯に大きなブロックノイズが走りだした。そこには何故か頭蓋骨らしきものが確認できる…。 「おくりもの 中編」 久松香澄(仮名) 磯崎茂さんは普段はとても温厚であるそうなのだが、意識がもうろうとする中で、なぜか妻の薫さんに対して傷害未遂事件を起こしてしまったのだという。投稿映像には、薫さんに襲いかかるその刹那、茂さんの顔がこの世の者と思えない姿に変化する瞬間がはっきりと記録されていた…。 「花火の上」 小田部美和(仮名) とある花火大会の様子を記録用に無人航空機で撮影された映像。打ち上がる花火を捉えている無人航空機。すると、突然、人の手のようなものがレンズ前に現れ掴みかかる。無人航空機はその手と思しきものに掴まれ落下する。およそ800メートルからバランスを崩したカメラの視点は回転しながら下降し、海の中へ墜落した…。 「シリーズ監視カメラ 復元」 塚越康弘(仮名) とある会社の監視カメラの映像。突然、カメラの下から炎が立ち上がる。それに気付いた2人が慌てて立ち上がり、男性は消化器を取りに、女性はどこかに電話をかけている様子である。男性は消化器の安全栓を抜こうとするが取れない。勢い良く燃え上がる炎の中、黒い人影が突如現れ消えてしまう…。 「続・おくりもの 中編」 久松香澄(仮名) 女性のパソコンから発見された1つの動画ファイル。そのほとんどは、少女がカメラに向かい『生きる事』に否定的な発言をしたり、周りの人に非難する内容であった。それは何となく、『イジメ』を連想させるもので、そして少女はこう断言する。『モッカになる』。つまり『この世から去る』という意味。少女はその言葉通りに窓から飛び降りた…。 74巻「山道」 野本達也(仮名) マウンテンバイクで山道を走行する様子を、ヘルメットのひたい部分に小型カメラを装着して撮影された映像。投稿者は山奥の町から山道を抜けていく道中で、突然バランスを崩し顔面を強打、両足を打撲するという事故に見舞われる。痛みもがいているその瞬間、前方から四つん這いで地を這う様にして何者かが近づいてくる…。 「積載車」 熊倉浩二(仮名) これはインターネット上に配信するために撮影された映像。投稿者は車の運転業務を生業にしており、長距離運転中の居眠りを防止する為、この配信活動を始めた。投稿者が撮影を終えようとカメラに手を伸ばす。すると、隣に突如何者かの姿が現れる。その顔はところどころ傷で歪み、投稿者をジッと見つめている様にも見える…。 「ドッキリ」 斎藤慎之介 とあるCS放送用に収録されたバラエティ番組の収録映像。某タレントに対してドッキリを仕掛けようとするが、ある事情でお蔵入りになってしまったという。番組スタッフが、打ち合わせの部屋にラップ現象や、女性のうめき声、照明を明滅させるなどの演出をする中、幽霊役の女性の背後に黒い人影のようなものが確認出来る…。 「おくりもの 後編」 久松香澄(仮名) 普段大人しい人が突如として何かに取り憑かれた様に激高し、顔が不気味に変化するという怪現象。1人目、2人目、3人目の行方不明者…謎に満ち満ちた呪いの連鎖。我々スタッフは行方不明者のパソコンから動画ファイルを発見。そこには一人の少女の姿があった。彼女の顔も同じように気味悪く変化するのだった…。 「シリーズ監視カメラ 二階の和室」 荒川義久(仮名) これはインターネット上にある、とあるサイト内において、以前無断で配信されていた監視カメラの映像。時刻は夕方。電気の点いていない暗い中、ふすまに人形のような黒い影が現れる。どこかからの光の干渉をうけているものだろうか? それは常に不可解な動きと形に変化して、最後は煙に包まれるように消えてしまった…。 「カメラ機能」 瀬尾奈々香 投稿者が友達と再会した時、携帯電話のカメラ機能で撮影した映像。カメラの前にオレンジ色の光が写っている。他の動画ファイルにも同じようなオレンジの光が写っているものがあった。カメラに語りかけるAさんの背後にまたもオレンジの光が写っているのが確認できる。よく見てみると、それは人の顔のようにも見える…。 「続・おくりもの 後編」 久松香澄(仮名) Kさんの証言から判明した謎の少女Rさんの正体。彼女が死をもってこの世に残した怨みの動画。それはクラスメイトが集団パニックを起こす結果となった。現在、磯崎由美ちゃんも虐めを苦に部屋に引きこもったままである。そして虐めていた同級生にRさんの動画を送った謎の人物とは一体誰なのか…。 75巻「下見」 板谷弘(仮名) 投稿者の男性が一人でキャンプ場を訪れた時の映像。強い風の音の中、どこからか男性の叫び声が聞こえる。「おい」。そう呼ぶ何者かの叫び声。投稿者もそれに気づき声のする湖の方へと振り返る。この時、投稿者は肉眼で湖で溺れる男の姿を一瞬見たのだそうだが…。 「かいぼり」 尾出卓(仮名) 映像制作会社に勤める投稿者の男性が、ロケハン時に立ち寄った公園で「かいぼり」の様子を撮影した映像。「かいぼり」は農業用の溜池で冬場に水を抜き、ヘドロなどを取り除く作業の事。その作業で池から現れた様々な魚類を映した時、地面に横たわる、人間のようなものが映っているのだが…。 「母の願い」 加納優香(仮名) 公園で楽しく遊ぶ愛娘の姿をスマートフォンのカメラ機能で撮影した映像。子供たちが集う平和な公園で、茫然とブランコに座る見知らぬ男性の姿を見かけたという。その男性はこの映像にも映っていて、この後、カメラの前でその男性に突然異変が起きたという…。 「無人駅」 芳賀充(仮名) 投稿者の男性は同僚と遅くまで酒を飲み、終電を乗り間違え無人駅にたどり着いた。心配した恋人から連絡を受け、現状を説明するために撮影したという映像。周りを見渡し、迎えに来る恋人の車を探す投稿者。と、暗闇から勢いよく走り来る何者かの姿があった。その者の首から上がないのだが…。 「GPS機能」 高畑由佳 職場仲間ととある廃墟を訪れた時の映像。投稿者は当時社会現象にもなったスマートフォン向けのゲームをするため、この廃墟を訪れたという。ゲームアプリの指示に従い、扉をあけ部屋に入る一同。この時、画面から目当てのキャラクターが突然消えてしまう。再びカメラを向けるとその奥に…。 「シリーズ監視カメラ 厠」 森元一真(仮名) 公園の男子トイレでは何者かに鏡を割られる事が数回発生しており、管理人が男子トイレに関しカメラを設置した。誰もいないはずの奥の個室トイレでドアがひとりでに閉じる。更に利用者の男性が、洗面所で手を洗い出て行った直後、手前の鏡に男性と思しき顔が映りこむ…。 「続・母の願い」 加納優香(仮名) 沢山の人々が利用するこの公園内で自殺した件数が多数あることがわかった。それだけではなく、この公園付近でも自殺による事件が起きていることを地元の方の証言で確認できた。穏やかで何もないように見えた公園の周辺で多数の首吊り、飛び降り自殺などの事件が起きていることがわかったのだが…。
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