718RS61
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 09:52 UTC 版)
1961年のレギュレーション変更に則ってエンジンルーム後方に一定寸度のトランクが設置可能な余剰空間が設けられた。547/3型排気量1,587立方センチメートル (cm3)、547/4.5型同1,606 cm3、同1,678 cm3、同1,708 cm3、587型同1,966 cm3のエンジンが設定された。生産台数は15台。 1961年は210 PSを出力する8気筒の771型エンジンを用いタルガ・フローリオで3位に入賞するが、771はトラブルが多くこの後満足な成績を上げていない。ル・マン24時間には3台が出場し、エンジン排気量1,966 cm3スパイダーが総合5位、同1,606 cm3クーペが総合7位、同1,587 cm3クーペが総合10位に入賞した。 1962年も引き続き8気筒エンジンを中心として行なわれ、タルガ・フローリオとADAC1000 kmレースにそれぞれ3位入賞した。 1963年、1964年には連続してヨーロッパ・ヒルクライム選手権チャンピオンの搭乗車になっている。
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