赤のサーヴァントとは? わかりやすく解説

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赤のサーヴァント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 04:38 UTC 版)

Fate/Apocrypha」の記事における「赤のサーヴァント」の解説

赤のセイバー 声 - 沢城みゆき 小説版追加されサーヴァントブリテン円卓木片から獅子劫が召喚した白銀の鎧を纏った仮面騎士真名円卓の騎士一人にして父であるアーサー王反旗を翻した叛逆騎士モードレッド仮面の兜に隠され素顔20代にも年齢届いてない小柄な少女なのだが、本人は女扱いされることをかなり嫌悪しており一人称も「オレ」である。気性荒く傲岸不遜性格で、過剰なまでに自信溢れておりその剣技荒々しいが、一般人巻き込むことを嫌う高潔さ持ち合わせる自分こそが王に相応しかったと証明するため、「選定の剣に挑戦させて欲しい」という願い抱いて聖杯大戦参加する。父と同じく、『魔力放出』や『直感』のスキル保有スキルとして獲得している。 宝具アーサー王から簒奪した白銀宝剣燦然と輝く王剣(クラレント)」と、その全力解放である「我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)」。赤い稲妻放つ直接攻撃系の対軍宝具であり、セイバー憎悪によって属性変質させ、邪剣と化してしまっている。普段ステータス隠蔽効果を持つ宝具不貞隠しの兜(シークレット・オブ・ペディグリー)」で自身素性隠しており、これを解除しなければ我が麗しき父への叛逆」は使用できない最終決戦で赤のアサシンの霊致命傷を負わせたるが、自身限界迎える。同じく死にゆく界離と共に己の夢について語り合い、自らの本当望み理解したために、選定の剣への未練振り切ると共に互い健闘分かち合い彼の最期看取った後に消滅した。 赤のランサー 声 - 遊佐浩二 初期設定 - 奈須きのこ / 初期デザイン - pako 肉体一体化したのような黄金の鎧纏う青年真名インド叙事詩マハーバーラタ」に登場する不死身大英雄カルナFateシリーズ全体通して圧倒的な存在である英雄王にも匹敵すると言われる、赤陣営最強サーヴァント。自らのマスター仕えることを第一義とし、シロウ麾下サーヴァントたちの中ではシロウ方針従いつつも、唯一本来のマスターへの義理果たそうとしている。慎ましく誇り高い性格であり、敵であろうその手練は賞賛する。 空中庭園では黒のセイバーとの決着という前提条件の下で参戦しジークとカウレスに本来のマスターたちの命を救うよう頼み、カウレスからは黒のセイバー変身したジーク彼の時間制限までに倒せなければ逃す協定交わし激戦の末に、赤のライダーの盾を受け取った黒のライダー参戦決め手となって敗北するその後未来へ向かうジーク互いに敬意払い、自らの戦い満足して消滅していった。 装備している黄金の鎧日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)」は最高レベル防御力を持つとされる宝具。また「梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ) 」という対国宝具や「日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ) 」という対神宝具を有している。 赤のアーチャー 声 - 早見沙織 初期設定 - 茗荷屋甚六 / 初期デザイン - 唖采弦二 翠緑衣装を身につけた野性味気品併せ持つ少女真名ギリシア神話登場する純潔狩人アタランテ生前自身不幸な体験から子供たちへの強い慈愛の志を持っており、聖杯託す願いは「全ての子供たち幸福に暮らせ世界」の実現。 彼女のマスターシロウたちによって召喚される前から傀儡化しており、以後マスターとの「仲介人」を名乗るシロウ思惑行動することになってしまったが、シロウ大聖杯を強奪して大勢が傾くといよいよ前マスター見限りシロウサーヴァントとして活動する黒の陣営への斥候をしていた際にマスターともども射殺した黒のアサシン暴走巻き込まれ時にルーラーが幼いアサシン思念切り捨てる選択をした事に激昂し以降それまで冷静さ失ったかのようにルーラーの命を狙う。空中庭園では憎悪支配され自身忌み嫌っていた魔獣変えてまでルーラー討とうするが、乱入した赤のライダー相討ちになり、自分何をすべきだったのかをライダー問いかけ共に消滅するアルテミス加護受けた狩猟達人神域達した弓術技量俊足持ち、引き絞れ引き絞るほど威力増し、彼女本来の筋力値を大幅に超える力を矢に宿す弓「天穹の弓(タウロポロス)」を用いて戦う。宝具は天に向けて矢を放ち神の加護を得る事で、空から大量の矢の降らせる訴状矢文(ポイボス・カタストロフェ)」。そして、かつて自身仕留めたアルテミス遣わした毛皮纏う事で、理性失い天穹の弓」を封じられる代わりに強大な戦闘力環境応じた変化能力得られる呪い宝具、「神罰野猪(アグリオス・メタモローゼ)」を持つ。『Fate/Grand Order』登場するバーサーカー・アタランテ〔オルタ〕は、宝具による変身状態をベースしたものとなっている。 赤のライダー 声 - 古川慎 小説版追加されサーヴァント一人偉容を誇る鎧を身に纏った陽気で荒々しい美丈夫真名ギリシア神話登場する英雄アキレウス。赤のランサー匹敵する大英雄と言われオリンポスの神々からの祝福呪い)により、高位神性保有する以外の攻撃無効化する不死能力下記する宝具一つとして備わっているシロウ信用しておらず、特に王族傲慢な赤のアサシンとの仲は非常に険悪だったが、大聖強奪後は形勢がほぼ確定したために、無力化したマスターはほぼ見限ることになる。 同郷である赤のアーチャーを「姐さん」と呼んで慕っており行動を共にしている。生前に自らを育ててくれた黒のアーチャーとは強い因縁元にあり、一騎討ちでの戦闘強く望んでいる。 黒のライダー凌ぐ強力な宝具多数所持する主戦力としては三頭の馬が牽引する戦車宝具疾風怒濤不死戦車(トロイアス・トラゴーイディア)」があるが、英霊召喚同等レベルあまりに魔力消耗激しすぎると言う欠点がある。しかしそれを使わずとも元から強力な敏捷性をさらに大幅強化する宝具彗星走法(ドロメウス・コメーテース)」が発動するため、弱点であるアキレス腱以外に不死属性付加する宝具勇者不凋花(アンドレアス・アマラントス)」の加護相まって、他のサーヴァント戦闘にて圧倒しうる。また同じく疾風怒濤不死戦車」から降りる事で使用できる宝具「宙駆ける星の穂先(ディトレコーン・アスケール・ロンケーイ)」は一騎討ち目的とした空間展開するという、固有結界匹敵する魔術発動させる。作中では自身で使う事はなかったが、鍛冶の神ヘパイストス鍛え上げた、赤のライダー見てきた世界具象化した結界宝具の盾「蒼天囲み小世界(アキレウス・コスモス)」は対城・対国・対神宝具す防ぎ切る破格防御力を誇る。 空間は黒のアーチャーとの決闘用い、彼との約定に従って盾の宝具を黒のライダー貸し与えた決闘自体には勝利したものの、その空間解いた後に予め発動されていたアーチャー宝具によって踵を狙撃され勇者不凋花彗星走法効果を失う。その後暴走する赤のアーチャー相討ちになり、彼女の願い認めつつも諭しながら消滅する。 赤のキャスター 声 - 稲田徹 初期設定 - 賀東招二 / 初期デザイン - 倉花千夏 中世ヨーロッパ風の洒脱な衣装を身に纏った伊達男真名16世紀イギリス劇作家ウィリアム・シェイクスピア一人称は「吾輩」。ことあるごとに自作品の台詞引用して喋るほど自己顕示欲が強い典型的なナルシスト。自らの「物語」への欲から赤のバーサーカー暴走させ、味方窮地へと平気で追いやるトラブルメーカーだが、それはどのような手段を以てしても最高の『物語』を目撃することを至上目的としているため。それ故善悪興味無くシロウ達の理想多くの命踏み躙るものであっても一向に構わない。その性格のため、本来のマスター裏切りシロウへのマスター変更にも応じている。 キャスターありながら魔術師としての技術は全く持ち合わせていないが、歴史名高い文豪たる彼が執筆を行う事で発動するスキルエンチャント」によってあらゆる物を宝具匹敵する概念武装へと変えられる(ただし元の素材によってランク上下する模様)他、宝具開演の刻は来たれり、此処に万雷喝采を(ファースト・フォリオ)」は「劇団」と呼ばれるものによって存在しないはずの人間呼び出すことが出来能力再現までは不可能ながらサーヴァント召喚さえも事実上可能としている。この宝具対象肉体的ダメージではなく精神的ダメージ」を負わせることを目的とするが、相手何者分かってなければ意味をなさない。よって、ルーラーとして「真名看破」のスキルを持つシロウとの連携最大効果発揮することになる。 空中庭園ではルーラー対峙宝具最大限活用して女の人生をなぞった演目召喚したジル・ド・レェによってルーラージークへの愛を徹底的に抉り一時的に完全に戦意を失わせた。 その後ジークシロウ決戦後の光景書斎から見届けながら圧倒的スピード物語執筆邪竜となり飛び立つジークの姿を見ると同時に最新作」を完成させ、自室崩落した際に「主役自分演じたかった」と言い残して落下し消滅した。 赤のアサシン 声 - 真堂圭 初期設定 - TYPE-MOON / 初期デザイン - 森井しづき 退廃的な雰囲気漂わせる美女真名アッシリア女帝セミラミス聖杯大戦においてシロウによって召喚され、彼と共に獅子劫を除いた赤のマスター達を傀儡とし、彼らのサーヴァント使って暗躍している。シロウと共に、彼と己の大望を果たすためにユグドミレニアの持つ大聖杯を奪わんと策謀巡らす。その尊大さ得体知れなさから、赤のアーチャーライダーからは不信感抱かれており、赤のセイバー至っては「いけ好かない母(モルガン)と雰囲気似ている」として完全に敵視されている。 シロウに対して表立ってシロウ利用するという形で協力し聖杯の力で女帝として再び君臨する事を望んでいるが、赤のキャスターや赤のライダーなどにはシロウ含む所があるではないか看破されている。 『二重召喚(ダブルサモン)』という稀有スキル有しアサシンとして召喚されながら本来のキャスター持ち得るはずだった能力併せ持ち宝具である巨大な浮遊要塞虚栄空中庭園(ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン)」を完成させて空中からの城塞攻撃決行し、ユグドミレニアの城塞から大聖杯を引き抜く。また虚栄空中庭園、その玉座の間でのみ発動可能な宝具驕慢王の美酒(シクラ・ウシュム)」により赤のセイバー死地追い込む。だが赤のセイバー奇策によってマスター援護可能にされてしまい、対毒血清と令呪サポート受けた一撃により霊砕かれる消滅するまでの僅かな時間シロウのために黒のライダー足止め引き受けジークシロウ一騎打ちの後は倒れた彼に再び膝枕をしてあげながらキスをした後、最期看取った。その直後にいつも最期看取る側だった事を無念に思い起こしながら消滅する。 赤のバーサーカー 声 - 鶴岡聡 初期設定 - 虚淵玄 / 初期デザイン - 寺田克也 全身数え切れないほどの傷跡を持つ、筋骨稜々とした巨漢戦士真名トラキア剣闘士であり第三次奴隷戦争指導者スパルタクス。常に微笑浮かべ敵の攻撃敢えて受けながら敵を殺戮する戦いぶりは、味方にすら不気味さを感じさせるほど。 味方制止物ともせず圧政者に立ち向かう」という本能のみを己の行動原理としている真の狂人言葉を話すことが可能で一見正常に見えるが、『狂化』スキルランクEX評価規格外となっており、意思の疎通基本的に全く成立し得ないうえ、令呪2画消費しない効果発揮しない。 グラディウスによって強烈な衝撃波生み出すほどの重い斬撃放つパンクラチオンそのもの戦い方行い、3メートル近いゴーレム苦も無く放り投げ素手木っ端微塵に砕くほどの怪力を持つ。また驚異的な耐久力誇り相手攻撃を必ず受けてから反撃に移る。宝具はその耐久性活かしダメージ一部魔力変換して体内蓄積できる常時発動型宝具「疵咆吼(クライング・ウォーモンガー)」。 赤のキャスター唆されたことで単身で黒の本拠地突撃掛けた結果、黒陣営捕縛され尖兵として利用されてしまう。赤のアーチャールーラーらとの戦いの中、宝具によって再生強化繰り返し続け異形怪物へと変貌を遂げる。そしてついに溜め込んだ魔力限界迎えると、戦場そのもの更地変えるほどの一撃放ち全ての魔力使い切って消滅した

※この「赤のサーヴァント」の解説は、「Fate/Apocrypha」の解説の一部です。
「赤のサーヴァント」を含む「Fate/Apocrypha」の記事については、「Fate/Apocrypha」の概要を参照ください。

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