赤のマスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 04:38 UTC 版)
「Fate/Apocrypha」の記事における「赤のマスター」の解説
シロウ・コトミネ 詳細は「#主要人物」を参照 獅子劫界離(ししごう かいり) 声 - 乃村健次 赤のセイバーのマスター。32歳。七代続く魔術師一族の後継者。聖杯大戦に向けて魔術協会が雇ったフリーランスの死霊魔術師(ネクロマンサー)。用心深い性格で常に笑顔を忘れない好漢だが、顔の疵痕、剃刀のような目つき、筋骨隆々とした肉体と相当の強面で、魔獣から剥いだ皮で仕立てたジャケットを羽織っている。賞金稼ぎとして様々な修羅場を駆け抜けてきた人物で、血と火薬の濃厚な臭いを漂わせているが、自身の威圧感をあまり理解しておらず、周囲が自分を恐れる反応をすることに関して、自分に対する扱いはやや不当ではないのか、と不思議がっている。 戦闘に特化した「魔術使い」で、無銘の水平二連式散弾銃を武器とする。撃針部などに呪術的な処理が施されており、弾丸である一撃必殺の魔弾「指弾」はガンドと死霊魔術を組み合わせて製造されている。また、ベルフェバンから前金として貰ったヒュドラのホルマリン漬けから、強力な殺傷力を持つダガーを作り出すなどその手の力量も高い。 魔術協会の重鎮にして知己のロッコ・ベルフェバンからの依頼で、ユグドミレニア討伐と大聖杯の確保、そして自らの願いを叶えるために聖杯大戦へ参加する。円卓の破片を触媒にセイバーを召喚し、赤の陣営のマスターとして参戦するが、セイバーと共に味方であったはずのシロウと赤のアサシンの危険性を見抜き、共闘を拒否し単独行動を取る。なお赤の陣営のフリーランサー5人とはいずれも面識がある。 過去に先祖が交わした契約の代価により子供が作れない身体で、獅子劫家は界離の代で絶える宿命を負ってしまっている。かつていた養子の少女も魔術刻印を移植した時点で死亡しており、魔術師としての後継者を作ることは決してできない。聖杯に掛ける願いはその呪いの除去。 最終決戦にて赤のアサシンをセイバーに任せた後、ヒュドラの毒を浴びてしまい死を悟る。自らの元に戻ってきた赤のセイバーと共に煙草を吸いながらこれまでの人生と戦い・夢を語らい、息を引き取った。 フィーンド・ヴォル・センベルン 赤のランサーのマスター。魔術の最高学府・時計塔の一級講師。赤のマスターの魔術協会直属の魔術師として、トゥリファスへ派遣される。 彼を含む獅子劫以外の赤のマスターは全てシロウの統制下に置かれており、サーヴァントのマスター権こそ手放してはいないが指揮権を全面的に譲っているため事実上聖杯大戦からは未然に除外されている。 赤のアサシンの毒によって心神喪失状態にされ、自分たちはシロウの教会で安楽を貪っていると錯覚させられていたが、決戦の際に赤のランサーの計らいによって黒の陣営に保護されるようになっている。 ロットウェル・ペルジンスキー 赤のアーチャーのマスター。「銀蜥蜴(シルバーリザード)」の異名を持つ、フリーランスの魔術師。フィーンドらと共にトゥリファスへと派遣される。 ジーン・ラム 赤のキャスターのマスター。「疾風車輪」の異名を持つ、フリーランスの魔術師。 ペンテル兄弟 「結合した双子(ガムブラザーズ)」の異名を持つ、フリーランスの魔術師。 兄のデムライト・ペンテルは赤のバーサーカーのマスター、弟のキャビック・ペンテルは赤のライダーのマスター。
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