邪龍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 08:45 UTC 版)
「ハイスクールD×Dの登場人物」の記事における「邪龍」の解説
「三日月の暗黒龍(クレッセント・サークル・ドラゴン)」クロウ・クルワッハ ケルト神話の戦いと死を司るドラゴン。邪龍最凶と謳われる邪龍の筆頭格。魔神バロールの元眷属。消息不明となっていたが、実際は長期間に渡って人間界と冥界を修行と見聞を兼ねて巡っていた。 本来の姿は巨大な漆黒のドラゴン。人型時の外見は、金色と黒色が入り乱れた髪で、双眸は右が金で左が黒という特徴的なヘテロクロミアを持つ、黒いコートに身を包んだ長身の男性。プライドが高く、マイペースで好戦的な性格だが、冷静で理知的な面も持ち合わせている。ドラゴンの行く末を見ることを主な行動理念としている。 「アザゼル杯」では、強敵と戦わせることとバナナを定期的に貰うことを条件に、ミスター・ブラックの名前で「リアス・グレモリー」チームの「兵士」枠として参戦する。 「魔源の禁龍(ディアボリズム・サウザンド・ドラゴン)」アジ・ダハーカ アンラ・マンユによって産み出された、邪龍の筆頭格に数えられる、3つ首で6枚の翼を持つ黒いドラゴン。強敵との喧嘩を望む戦闘狂で、千の魔法を操ったという伝承の通り、高い魔法力を誇る。ゾロアスターの善神の軍勢に牙を剥き、英雄スラエータオナによって封印に近い形で滅ぼされたとされているが、聖杯の力で復活する。 モチーフはキングギドラ。 「原初なる晦冥龍(エクリプス・ドラゴン)」アポプス かつて滅んだ邪龍の1体で、その筆頭格に数えられる、地獄に深い関わりを持つドラゴン。聖杯の力によって蘇る。真の姿は銀色の3つ目を持つ暗黒の大蛇で、人間体は黒い祭服を着た褐色の肌の美青年。強い闘争心の持ち主だが他の邪龍よりもクールな性格で、粗暴なだけの者と同列に扱われることを嫌う。 触れた物を溶かして消し去る闇を操る。その正体はおぼろげな闇そのものであり、たとえ「龍殺し」の力を乗せた物であっても物理攻撃の効果は乏しく、超攻撃力で吹き飛ばすか太陽を冠する神の力を借りるかしなければ倒すことは困難とされる。 「大罪の暴龍(クライム・フォース・ドラゴン)」グレンデル デンマークの伝承に登場する邪龍。詳細は「#グレンデル」を参照 「宝樹の護封龍(インソムニアック・ドラゴン)」ラードゥン ギリシャ神話に登場する邪龍。詳細は「#ラードゥン」を参照 「霊妙を喰らう狂龍(ヴェノム・ブラッド・ドラゴン)」八岐大蛇(やまたのおろち) 日本神話に登場する邪龍。詳細は「#八岐大蛇」を参照 「外法の死龍(アビス・レイジ・ドラゴン)」ニーズヘッグ ニヴルヘイムに住む邪龍。詳細は「#ニーズヘッグ」を参照 偽者の二天龍 アンラ・マンユ神が、戦力増強とプロパガンダに使うために二天龍を模して生み出したドラゴン。悪神としてのオーラがドラゴンの形をしただけの力の塊であり、龍王クラス以上の性能を与えられているが、急場しのぎであるため二天龍としての特性は再現されていない。強力な再生力を有しており、アンラ・マンユが倒れない限り何度でも復活する。 2代目アジ・ダハーカ 「地獄事変」の終盤にアンラ・マンユ神が生み出したアジ・ダハーカの2代目であり、意思や感情を持たない力の塊。初代と同じく様々な属性魔法や禁術を使うことができるが、精度と威力は大幅に下がっている。偽者の二天龍と同じく強力な再生力を有している。
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