微分・積分とは? わかりやすく解説

微分・積分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/21 03:20 UTC 版)

数学 (教科) > 微分・積分

微分・積分(びぶん・せきぶん)は、1982年(昭和57年)度から施行された高等学校学習指導要領において、極限の概念を理解させるとともに、微分法・積分法の概念や法則についての理解を深め、簡単な初等的な関数の範囲でそれらを活用する能力を養うことを目的とした数学の科目の一つである。1989年(平成元年)の指導要領改訂に伴い廃止された。

目標

極限の概念を理解させるとともに、微分法・積分法の概念や法則についての理解を深め、簡単な初等的な関数の範囲でそれらを活用する能力を養う[1]

内容

本節の出典は[1]

  1. 極限
    1. 数列の極限 - 無限等比級数を取り扱う程度
    2. 関数値の極限
    3. 用語、記号:収束、発散、
  2. 微分法とその応用 - 平均値の定理に触れることは差し支えないが、その際は直観的に取り扱い、関数値の増減と導関数との関連を明らかにすることにとどめる
    1. 導関数
      1. 関数の積・商の微分法
      2. 合成関数・逆関数の微分法 - y=xk(kは有理数)といった程度の簡単な関数を取り扱うものとする
      3. 三角関数の導関数
      4. 指数関数・対数関数の導関数
    2. 導関数の応用
      1. 接線、関数値の増減、速度加速度など
    3. 用語、記号:自然対数(e)、第二次導関数、変曲点
  3. 積分法とその応用
    1. 積分法
      1. 積分の意味
      2. 簡単な置換積分法・部分積分法 - 置換積分法は

微分・積分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 06:28 UTC 版)

多項式」の記事における「微分・積分」の解説

詳細は「形式微分」を参照 1変数多項式 f = ∑ k = 0 m a k x k {\textstyle f=\sum _{k=0}^{m}a_{k}x^{k}} に対して、その微分とは、 f ′ = ∑ k = 1 m k a k x k − 1 {\displaystyle f'=\sum _{k=1}^{m}ka_{k}x^{k-1}} で定められる多項式 f′ をつくる演算である。f′ のことを f の導多項式という。同様にして、多変数多項式についても、各々不定元に関する微分考えることができる。 実数または複素数係数とする多項式 f については、それを多項式関数後述)とみなして微分するともできるが、上述多項式としての微分は、この関数としての微分多変数多項式場合には偏微分)と対応している関数としての微分区別するため、多項式としての微分形式的微分とよぶことがある形式的微分には、多項式の係数実数複素数でなくても問題なく定義できるという利点がある。 多項式 f に対して導多項式が f に一致するような多項式 F を求め操作のことを(形式的積分という。

※この「微分・積分」の解説は、「多項式」の解説の一部です。
「微分・積分」を含む「多項式」の記事については、「多項式」の概要を参照ください。

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