なりとは?

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 労働 > 就労 > 仕事 > なりの意味・解説 

読み方:なり

領収書支払証明書など、金額を書く際に、端数がないことを示すために用いられる表記。または、一般的な叙述助動詞「なり」を漢字表記したもの

なり

[助動][なら|なり・に|なり|なる|なれ|なれ]《格助詞「に」+ラ変動詞「あり」の音変化体言および体言準じるもの、活用語連体形形容動詞語幹助詞「と」「て」「ば」などに付く。

断定の意を表す。…だ。…である。

そのとき、右の馬の頭(かみ)なりける人を常に率(ゐ)ておはしましけり」〈伊勢・八二〉

(主に連体形「なる」の形で)存在判断を表す。…にある。…にいる。…にあたる。

小諸なる古城のほとり白く遊子悲しむ」〈藤村千曲川旅情の歌

「さるべき故ありて東山なる所へ移ろふ」〈更級

多く根拠を示す語を伴い文末用いて事柄を説き示す意を表す。…のである。…からである。

「都へと思ふ物の悲しきは帰らぬ人のあればなりけり」〈土佐

(人や物などに付いて)「という」の意を表す。→たり

顔回なる者あり。学を好む」〈論語・雍也(ようや)〉

[補説] 連体形「なる」は室町時代に「な」となり、口語助動詞「だ」の連体形に、未然形「なら」は同じく仮定形に用いられるようになった4漢文訓読からの用法。また終止形を「也」と書いて、「金参万円也」のように、証書などで金額にそれ以下の数字がないことを示すのに用いる。


なり

[助動][○|(なり)|なり|なる|なれ|○]活用語終止形に付く。平安時代以後は、ラ変活用語には連体形に付く。

や声聞こえるという意を表す。

㋐…の音や声聞こえる。

みとらし(あづさ)の弓の中弭(なかはず)の音すなり」〈・三〉

㋑他から伝え聞いたことを表す。…そうだ。…ということだ。…と聞いている。

「また聞けば、侍従大納言の御女(むすめ)なくなり給ひぬなり」〈更級

音・声やうわさなどに基づく推定を表す。…するようだ。…しているらしい。

呼びわづらひて笛をいとをかしく吹きすまして過ぎぬなり」〈更級

詠嘆気持ちを表す。…であることよ。…ているよ。「手(た)に身を愛すなりおぼろ月蕪村

[補説] 一般に伝聞推定助動詞とよばれ、語源については「音(ね)」「鳴る」「泣く」などの「ね」「な」に「あり」が付き融合したとみる説が有力である。2近世に生じた用法。


なり

【一】[接助]動詞動詞型活用語終止形に付く。

ある動作作用が終わったと同時に、他の動作作用が行われる意を表す。…するとすぐに。「玄関に入るなり、異様気配に気づいた」「床に就くなり、いびきをかきはじめた」

助動詞「た」に付いて)ある動作成立して、それが継続している意を表す。そのままの状態で。…したまま。「出て行ったなり帰ってこない」「絵を見つめたなりまばたき一つしない」

【二】[副助]名詞名詞準じる語、副詞活用語終止形助詞などに付く。それ以外にも適当なものがあるという気持ち含めて、ある事柄例示的に示す意を表す。…でも。「彼になり相談したらいい」「電話なりしてください

【三】[並助]並列列挙した中から、どれか一つ選択する意を表す。…か…か。「兄さんなり姉さんなりに教えてもらいなさい」「御飯にするなりお風呂に入るなり早くして」「大なり小なり

[補説] 「なり」は文語断定助動詞「なり」から転じたもので、近世以降助詞として用いられた。ただし【一】については「形・ようす」の意の名詞「なり」からの転という説もある。【二】【三】は「なりと」「なりとも」となる場合もある。【三】は「…なり…なり」となるのが普通であるが、後の「なり」が省略される場合もある。


なり【形/態】

動詞「な(成)る」の連用形から》

物の形。形状。「―の良い花活け

からだつき体格。「大きな―をしてみっともない

服装身なりなりふり。「学生らしい―をする」「―ばかりを気にする」

他の語の下に付いて、接尾語的に用いられる。

動詞連用形に付いて、…するまま、…するとおり、などの意を表す。「人の言い―になる」

名詞または形容詞連体形に付いて、そのものにふさわしい、また、それに応じて、という意を表す。「弟―の考え」「狭ければ狭い―に住むしかない

名詞に付いて、…の形という意を表す。「弓―になる」

動詞連体形について、…したとたんに、…するとすぐ、の意を表す。「見る―顔色を変えた」


なり【鳴り】

鳴ること。音をたてること。また、その音。「鳴りのよいスピーカー」「海鳴り」「耳鳴り


なり【生り】

実がなること。「生りのよい木」「鈴生り


なり【成り】

将棋で、駒が成ること。→成る9

(「おなり」の形で)貴人外出訪問などを敬っていう語。おでまし。→御成り


なり【業】

生活のための仕事生業なりわい

ひさかたの天路(あまぢ)は遠しなほなほに家に帰りて―をしまさに」〈万・八〇一〉


なり【奈利】

泥梨(ないり)」に同じ。


なり


鳴り、成り、生り、為り

読み方:なり

ラ行五段活用動詞「鳴る」「成る」「生る」「為る」の連用形である「鳴り」「成り」「生り」「為り」、あるいは連用形名詞したもの

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

なり

単語 発音 意味、用例 関連語
なり なり 【名】 服装
用例:ほだなりすてどごさいぐのや?
意味:そんな服装でどこに行くんですか
かっこ

»仙台弁の発音についてはこちら

なり

京ことば意味
なり   容姿

~なり

但馬方言共通語用例備考
~なり ~の方向 この通りをこっちなり(こちらの方向へ)行ったら駅に出るし、あっちなり(あちらの方向へ)行ったらうちげの方に(私の家の方に)出る。 腕で方向指し示し、「こっちなり」、「あっちなり」などと道案内をしたりすることがよくある。「(道や川などに)沿って」のニュアンスを含んだ語である。

なり

[意]①それならの略[例]食欲はあるんちえ、なり、しょわねえ(食欲はあるんだって、なら、大丈夫だ)②それでは[例]なり、いのうか(それでは帰ろうか)

なり

[意]①~するやいなや、~と同時に辞書載る標準語だが、一般的な使用頻度は、明らかに東京などより大分の方が多い[例]きなりぃ、なんかくわしいちゃ、なんなえ(来るやいなや何か食わせろとは、なんですか)②~したまま[例]あんまれ、しょわしいもんじゃき、立ったなり、めしゅうくいよる(あんまり忙しものだから、立ったまま、ご飯を食べている)

~なり

[意]~なら[例]お前が行くんなり、儂も行こう(お前が行くのなら、私も行こう)

ナリ

読み方:なり

  1. 老人ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・茨城県

分類 茨城県


読み方:なり

  1. 雷鳴。〔第一類 天文事変
  2. 雷鳴を云ふ。

分類 ルンペン大阪


鳴り

読み方:なり

  1. 噂。
  2. 〔的〕噂のことを云ふ。「ガワナリ」は影響のこと。同条参照
  3. うわさ。〔香具師不良

分類 的、露店商香具師香具師不良

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

江成

読み方
江成なり

なり

出典:『Wiktionary』 (2020/02/10 12:09 UTC 版)

名詞:形

なり

  1. 姿形
  2. 服装身なり
  3. (前置する語を受けて)その状態ないし状況

名詞:成り

なりり】

  1. 将棋で駒が成ること。

名詞:鳴り

なりり】

  1. 鳴ること。音を立てること。

関連語

助詞

なり

  1. (「するなり」の形で)するとすぐに。
  2. (「したなり」の形で)したまま、したきり。
  3. 並列選択を表す。〜か〜か。〜や〜や。〜でも〜でも。
  4. でも。とか。でもよいから。なんでもいい、といったやや投げやりなニュアンスがある。

同音異義語

なり

語源: 定義1

にありが約まったもの

助動詞: 定義1

  1. 断定を表す。である。だ。
  2. ~にある、~にいる。
  3. 続柄を表す。
  4. 状態性質を表す。
  5. 近世用法)~という。

活用: 定義1

連体形接続
未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
なら なり なり なる なれ なれ

語源: 定義2

未詳定義1とは異な可能性が高い。

助動詞: 定義2

  1. 推定する意味を表す。~のようだ。~らしい。~だそうだ。~ということだ。

活用: 定義2

終止形接続
未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
なり なり なる なれ

※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.



なりと同じ種類の言葉


品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

なりのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



なりのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2021 実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
仙台名取弁仙台名取弁
Copyright (C) 2021 konnok All rights reserved.
京ことば京ことば
Copyright (C) 2021 我流京都探訪 All rights reserved.
但馬方言のページ但馬方言のページ
Copyright (C) 2000-2021 TANIGUCHI Yutaka
豊語林豊語林
Copyright (C) 2021 豊語林 All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2021 株式会社皓星社 All rights reserved.
EDRDGEDRDG
This page uses the JMnedict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのなり (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

©2021 Weblio RSS