ども
[接助]《接続助詞「ど」+係助詞「も」から》活用語の已然形に付く。
1 逆接の確定条件を表す。…けれども。…だが。「行け—行け—山また山」
2 上の事柄を受け、それを条件として予想されることに反する事柄がいつも起こることを表す。…の場合でも、きまって。
「このころの恋の繁けく夏草の刈り払へ—生(お)ひしくごとし」〈万・一九八四〉
[補説] 中古の「ども」は漢文訓読文に多くみられるが、中世後期以降は「ど」より優勢となる。2は、中世以後「たとひ」などと呼応して、逆接仮定条件のように用いられることもある。現代語では文章語として用いられる。→と言えども
ども【共】
ども
京ことば | 意味 |
ども | どもる人 |
「ども」の例文・使い方・用例・文例
- 子どもたちが公園のあたりを走り回っている
- 私はそんな子どもっぽいことはしない
- 子どもたちは皆疲れていたので自発的に床に就いた
- 活発な子ども
- この小説を子ども向きに書き改めるのは難しい
- この机は子どもに合わせて高さが調節できます
- 18歳未満の子どもはこの映画は見られません
- 子どもに愛情を抱いている
- 私は子どもたちに1日1時間コンピュータ・ゲームをすることを許す
- 彼女は5人の子どものうちで3番目だった
- 5人の子どもたちは合わせて50ドル持っている
- 彼女の話に子どもたちはとてもおもしろがった
- 子どもたちはしばしばコンピュータゲームで遊ぶ
- どんな子どもでもそのことは理解できる
- どんなことをしても子どもの命を救いたい
- 子どもにはできる限りの世話が必要なのだ
- 子どもたちはよく屋根裏部屋で遊ぶ
- 無器用な子ども
- 発育の遅れた子どもたちのための特別授業を行う
- 彼女は子どもが行儀よくしているので満足している
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