その他・多数回登場キャラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 18:33 UTC 版)
「実況パワフルプロ野球 サクセスモード」の記事における「その他・多数回登場キャラ」の解説
レギュラー格のライバルキャラとの大きな違いは同世代の主人公が大学・社会人野球部に所属する時でもそれぞれの設定(特に進路)が変わらないこと。例えば二宮(『パワプロ9』)や館西(『パワプロ10』)は世代的に大学編などに登場可能であっても、高卒ドラフトという設定が維持されている。 戸井鉄男(とい てつお) 『パワプロ3』で初登場。出身校はパワフル高校でプロでは主人公と同じチームに所属する。 キャラクターや能力、ポジションが各作品によりかなり異なっており、『3』『'97開幕版』ではパワフル高校出身のスーパールーキーで主人公と同じポジションのライバルとして登場。 『'98』では甲子園決勝の相手として一塁手になっており、能力はオールMAX(2020までで敵味方含め唯一)。 『10決定版』にてサクセスオールスターズ編で契約できる選手として投手として登場(契約金は1億5000万円)。コントロール・スタミナはC、球速145km/h、野手能力はミート以外C(ミートはD)と過去より大きく劣る。 『2013』にはラグナロク分校プレイ時のみ甲子園決勝の私立パワフル学園本校の相手として11年ぶりに再登場。外野手登録だがサブポジションに捕手、一塁手がある。能力は走・守備面に秀でている。 実は『5』の主人公という裏設定があり、『5』では名前を戸井にすると高確率でセンス〇がつく(NINTENDO64版のみ)。また『パワプロクンポケットシリーズ』にもモブとして『1』『2』『5』に登場。 佐賀巌(さが いわお) 『パワプロ3』で初登場。右投げ右打ちでポジションは外野手。所属高は鬼が島分校で、プロ野球編では主人公と同じチームに所属する。特殊能力こそ少ないものの、走攻守に高い能力を誇るプレイヤーだが、高校、プロと不幸な目に遭い続ける事になる不運な選手でもある。 初登場時から名字のみで長らく下の名前は明かされていなかったが、『サクセススペシャル』へ実装時にフルネームが「佐賀巌」と設定された。 『3』では同じチームの万年2軍の先輩として登場。優しく頼れる先輩で主人公と特訓するが、最終的に解雇されてしまう。 『98』では対戦相手の鬼ヶ島分校の選手として登場。当時のサクセス選手の中では、全能力MAXの戸井鉄男に次ぐ能力を持った野手だった。 『99』では冥球島編で登場。イベントで「鬼ヶ島分校」になった理由を説明する。 『10決定版』にてサクセスオールスターズ編で契約できる選手として登場(契約金は1億5000万円)。弾道が実装されたため、能力は少し下がったが、契約できる選手の中ではトップクラスの選手の一人。 『2018』、『2020』ではパワフェスに隠しキャラとして登場。個人参加を試みたものの、エントリー締め切りまでに間に合わず断念、一人素振りをしていたが、主人公達が見つけ仲間に誘うことでチームに加入する。なお隠しキャラであるため、登場、チーム加入には特定の条件がある。 山口賢(やまぐち けん) 『パワプロ5』で初登場の投手。所属高は帝王実業高で所属大は帝王大。猪狩守の世代と同学年のキャラクターで、高校編、大学編ではお馴染みのキャラクター。村田兆治ばりのマサカリ投法から放たれる140km/h後半の直球と打者の手元で驚異的に変化するフォークボールが武器。帽子を被っている際は顔が影に隠れ、片目は鋭い眼光を覗かせており、尊大な発言をする。しかし帽子を外した普段の状態では銀髪がトレードマークの爽やかな好青年であり、それを知っている者には別人と言われている。 『11』では回想のみに登場。まだ弱小だった帝王大学を一人で牽引し、大学野球史上最高の投手と噂されていたが、ドラフトを前に右肩を故障し選手生命を絶たれた。『12』でスポーツ用品メーカー「ミゾットスポーツ」に就職していたことが明らかになる。スター選手であった過去はおろか野球経験者であることすらも周囲に隠し、経理部のいち社員として働いていたが、主人公の誘いもあって再び野球を始める。サウスポーに転向したあとは練習に練習を重ね、右投げ時代に匹敵する能力で完全再起を果たした。 なお『パワプロ2011』では大西との出会いをきっかけに、選手生命が絶たれる前に肩の治療に専念する道を選んだ。 大西=ハリソン=筋金(おおにし はりそん すじがね) 『パワプロ5』で初登場。所属高はアンドロメダ学園高。球速は150km/hを超え、変化球もカーブ・スライダー・フォーク・スクリューと豊富。さらに桁外れのスタミナを持つなど怪物的な能力を誇るが、コントロールはかなり悪いという欠点を持つ。『パワプロ9』では最後の敵として君臨したが『2011』のアンドロメダ学園編ではチームメイトとなる。人物像は登場するたびに変化している。 『パワプロ9』ではカタコトの口調で、「女神」に力を与えられたと話し、まるでロボットのような狂気を持つ人物であった。山口率いる帝王実業を10対0で破った。 『パワプロ2011』では元々貧弱で気質もネガティブだったが、武井田と超特訓により肉体的にも精神的にも覚醒を果たす。『パワプロ9』における口調も演技として登場する。同じ病院に通っていたこと、一緒に草野球をしたことがきっかけで帝王実業の山口とはライバルになる。練習時や試合時は特製のゴーグルを付けているが、ゴーグルの下の素顔はたれ目で、プライベートではその状態で生活している。そのため山口は普段の大西と、ゴーグルをつけカタコトで喋る大西が同一人物だとは気づかなかったが、試合後にそのことに気づいた。高校卒業後は中日ドラゴンズの育成選手になる。 久方 怜(ひさかた れい) 『パワプロ'98開幕版』で初登場。'98では橘実業高に所属し、ブラックリストを作り、各高校の有名な選手を打ち取ることを趣味としていた。右投右打。 『パワプロ2012』では西強大学のエースとして登場し、滝本太郎からライバル視されている。『パワプロ2013』では逆に滝本をライバル視している。150km/hの速球と高速スライダーを操り、制球力も高い本格派。 滝本太郎(たきもと たろう) 『パワプロ'98開幕版』で初登場。一本足打法の長距離打者。'98では青龍高校に所属。西強大学では神社での勝負で久方に敗れたことからライバル視していたが、『パワプロ2012』で西強大学に進学して以降は互いに信頼し合っている。体格としては小柄ながら威圧感に溢れ、真摯な姿勢で猛練習に取り組んで鍛え上げた圧倒的な技術と飛距離は圧巻の一言。右投右打でポジションは一塁手。 久遠ヒカル(くおん ヒカル) 『パワプロ11』で初登場した友沢の後輩。所属高は帝王実業高で所属大は栄光学院大。友沢に対しては自分との勝負から逃げたとして怒りを感じている。西強大学を破るほどの実力を見せ、4年時の秋の全国大会決勝に進出し、主人公や友沢を驚愕させた。全日本代表にも選ばれ、一ノ瀬を同じ変化球投手として目標にしている。 『パワプロ13』では友沢を尊敬している後輩として帝王実業編に登場。友沢直伝のスライダーが武器で、いつか帝王のエースの座をかけて友沢と勝負することを約束していたが、友沢が肘を壊しその夢は叶わず、肘を壊した事情を一切知らなかった久遠は逃げたと勘違いして失望、険悪な関係になる。なお、『11』では友沢に「自分と同等かそれ以上の投手がいた」と評価されていた。『パワプロ13』のルート次第では友沢の事情を知り和解。甲子園大会決勝で覚醒し、基本的な能力が上がり球速は150km/hに達する。同級生の猛田とよく張り合っている。 神高 龍(かみたか りゅう) 『パワプロ12』で初登場。若くしてアメリカ野球のレギュラーリーグで活躍している、友沢のかつてのライバル。薄紫色の長髪で、よく不敵な笑みを浮かべている。所属高はアンドロメダ学園高、『パワプロ2013』では文武高。150kmの速球と大きく曲がる変化球が武器の投手で、野手としても走攻守三拍子揃った実力を持つ超一流の野球選手である。『パワプロ8』の舞台となるドラフ島の最高責任者であった神高(神高燐)は彼の母親。 『パワプロ13』ではアンドロメダ学園の選手として登場。友沢のスライダーを楽々と打ち返した。実力も然ることながらデータ野球を信条としている。友沢を投手として一流であると評価していたため、遊撃手となった彼では自分に勝てないと発言していた。再戦の誓いとして友沢にサングラスを渡した。 『パワプロ2011』のアンドロメダ学園編のラストでは後輩たちの会話で中学に有望な選手がいるとして名前のみ登場。 『パワプロ2013』の無料追加配信サクセスシナリオ「聖(セント)ジャスミン学園」編では地区決勝の相手となった文武高校のエースとして主人公たちの前に立ちはだかり、「文武高校」編ではシリーズで初めてプレイヤーのチームメイトとなる。 ヤーベン・ディヤンス そばかすと金髪を除けば矢部そっくりな容姿と、ヤンス口調が特徴のアメリカ人。『パワプロ10』でアメリカへ野球留学に派遣された主人公の案内役として初登場し、共にレギュラーリーグを目指す。親日家であるため日本語が堪能。『パワメジャ』シリーズでも相棒役として登場。矢部と対面した際には、ガンダーロボのファン同士意気投合した(『パワプロ13決』)。なお、矢部とは何の血の繋がりもなく、矢部本人とのそっくりさんイベントの機会も未だにない。 ポジションは、『パワメジャ』シリーズ及び『パワプロ2013』では二塁手(2以降は中堅手・遊撃手のサブポジションも)、それ以外の本シリーズでは三塁手。『2011決定版』戦国野球編でも同名の人物が登場。 社長・課長・部長・係長 アマチュア球界最強チーム黒獅子重工の選手たち(『パワプロ6』『パワプロ'99』『パワプロ12』『パワプロ15』など)。社長は59歳ながら現役選手でパワーが高い三塁手。課長は左利きだがポジションは捕手と遊撃手。部長と係長は投手。チーム名の由来は、都市対抗大会の黒獅子旗と三菱重工から。社長は大豪月とは戦前からの親友でありライバル関係。 根霧蘭(ねぎり らん) 『パワプロ11』『パワプロ13』に登場するショップ店員。ゲームの序盤で主人公にアイテムについてのレクチャーをしてくれる。『パワプロ14』EDにも登場。特技は暗算。『パワプロ14』『パワプロ15』で登場したショップ店員の根霧蓮は妹である。 大豪月(だいごうげつ) 詳細は「大豪月」を参照 七瀬はるか 早川あおいの中学時代からの親友。初登場は『パワプロ9』。所属高は恋恋高校。彼女候補の一人で野球部マネージャーを務める。通常は一度限りの登場である彼女キャラには珍しく、その後の作品でもあおいイベントの中で登場し続け、『パワプロ2010』では髪型を変えて登場し、『パワプロ2011』ではエンディングのみ姿を見せていたが『パワプロ2012』では満通万教育大学の野球部マネージャー・彼女候補として正式に再登場を果たした。 高校時代は「病弱な良家の(隠れオタクな)お嬢様」であったが、大学時代には持病をほぼ克服、親友であるあおいのために陰に日向に活躍する姿を見ることができる。なおここでは「マリンボール」も二人の特訓の成果である。また、高校野球編が舞台である『サクセススペシャル』では高校時代に準拠して、病弱なお嬢様という設定で登場している。 熱盛宗厚(あつもり むねあつ) 声:金光宣明 『パワプロ2016』で初登場した実況アナウンサー。同作のサクセスでは隠し実況として登場している。パワフェスモードでは選手としても登場し、メインキャラクターとして取り上げられた。 元高校球児(『パワプロアプリ』の高校時代のデータから投手兼外野手)であり甲子園出場も果たしたが、初戦で頭部に死球を受けて途中交代。チームもそのまま敗退してしまった。その後、大学進学(『パワプロ2018』)を経てパワフルテレビに入局、アナウンサーとなる。 『パワプロ2016』以降の作品(サクセス関連モードに限らず)の実況担当という役割も持つことから、選手キャラとしては初めて声を設定されたキャラクターでもある。 ザコプロ君(通称) 固有キャラクター以外の選手の総称。いわゆるモブキャラ。元々は端キャラで顔すら登場しなかったが、グラフィックが用意されたのは『パワプロ9』からで、基本的な姿形は主人公に似ているが、目が小さな黒目のみ。継承選手もこの姿で登場している。 近年の作品では服装や髪型・被り物をかえて選手以外の形での登場も多くなっている。また選手の顔グラフィックがエディット可能になった『パワプロ2010』以降、その容貌のバリエーションはさらに豊富になった。 アプリ版およびサクセススペシャルでは田中山に似た無個性の顔中心に戻り、上から目線で接してくるザコプロが多くなっている。『パワプロ11』全日本編猪狩(守)イベント 全日本選抜選手。猪狩に「お前には人望がない」と正面から言い放つほどの口喧嘩をする反面、内心では彼を深く理解し信頼していることを窺わせる人物。 『パワプロ2011』以降はパワターを実装された事でザコプロとしての顔設定は監督(パワプロ2014の一部の大学は例外)に留まっている。『パワプロ14』友沢ルート 猪狩カイザースの選手。猪狩とは同期。「敗北の愚痴聞いてやってもいいぜ」という誘いに猪狩は「やっとスタメンのお前に、なんでボクが…」と返している。30歳に達し、大人の落ち着きと風格を得た猪狩が、なお学生時代の調子で口喧嘩をする人物。『パワプロ10』の主人公及び上記『パワプロ11』の人物との関連性は不明。 『パワプロ2011』早川イベント 恋々高校野球部員。草野球の助っ人やユニフォーム選びに際して早川と行動を共にする。甲子園出場規約改定署名運動の中心人物。あおいの理解者であり、彼女が野球を続けられるよう、献身的に活動している。 なお、『パワプロ12』で早川が主人公に似ていると言った人物や、『パワプロ14』で共に母校訪問をした「彼」が、この人物かは不明。 彼と共に署名運動を行っている相棒は、眼鏡をかけサブカル的嗜好を持つ「やんす」口調の部員。こちらも『パワプロ12』で早川が語った「矢部君そっくりな人」かは不明。 『パワプロ14』橘ルート キャットハンズの選手。橘と試合前に談笑している人物。対等に会話している。
※この「その他・多数回登場キャラ」の解説は、「実況パワフルプロ野球 サクセスモード」の解説の一部です。
「その他・多数回登場キャラ」を含む「実況パワフルプロ野球 サクセスモード」の記事については、「実況パワフルプロ野球 サクセスモード」の概要を参照ください。
- その他・多数回登場キャラのページへのリンク