プロ野球編(単行本25巻-43巻)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:18 UTC 版)
「なんと孫六」の記事における「プロ野球編(単行本25巻-43巻)」の解説
高校野球を追放された甲斐だが、当時パシフィック・リーグ4連覇中の武蔵レンジャーズ(モデルは西武ライオンズ)が孫六を2年間球団職員として雇おうとするものの(連載当時のルールで認められていたドラフト外入団を狙ったもの)、甲斐は武蔵、及びオーナーの畝のやり方に反発し、これを拒否。また球界の盟主・東京シャイアンズ(モデルは読売ジャイアンツ)、またはメジャーリーグまでもが手を出そうとしたが、メジャーに甲斐が行くことにより、アメリカが日米間のルールを捻じ曲げにくると感じた佐伯コミッショナーにより、その年のドラフトで特例が認められ、甲斐はプロ12球団から指名を受け、パ・リーグのお荷物球団の大阪ジョーズ(モデルは南海ホークス)への入団が決まる。 ジョーズ入団後もシーズン前までは大問題を起こし続けるものの(この騒動の一つに、背番号6をジョーズの主砲・明石と争うことがあった。1打席勝負で戦い、その結果明石は背番号60に、孫六は6を鏡写しのように左右を裏に返した「逆6」、となった)、シーズンが始まると、エース・飛島を差し置いて開幕投手に指名され、投手だけでなくDH制度を外して打席にも立ち打者としても大活躍をして、パ・リーグ各球団から破竹の5連勝、更に4月は投手部門の月間MVPまで獲る(打者部門でも獲りかけていたが、打者は明石に落ち着いた)。しかし、この直後に甲斐は暴力団の蔭山にはめられてしまい、野球賭博疑惑に巻き込まれる。更には女房役の今が、蔭山の幼馴染で凶暴な怪物“はるみ”に人質に取られてしまい、はるみに脅され続け廃人同様になった今を助けるため再び大乱闘を起こし、殺人未遂で再び逮捕される。
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