大阪ジョーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:18 UTC 版)
甲斐が入団する前は「球界のお荷物」という位置付けをされ、12球団競合の末に甲斐を引き当てた際は球界関係者から「ダイヤが泥に投げ込まれた」と大きく嘆かれる様子がうかがえた。身内選手同士で乱闘をしても「警察」の一言で乱闘を辞めることから、首脳陣からは「どう言う人生歩んでるのか」と呆れる程。甲斐入団後、キャンプ中にガス爆発事故を起こしたことで「最下位確定」と切り捨てられるほど優勝争いを絶望視されていた。ところが甲斐がチームを鼓舞して自らもローテーションの主軸を担ったことで最終的にリーグ優勝を果たす。 福富 大阪ジョーズのオーナー。本業はかまぼこメーカー「カネトミ」の社長。 明石 大阪ジョーズの主砲で4番打者。選手達から親分と呼ばれ慕われており、強面だが面倒見が非常に良く、WBT編では甲斐から借金を頼まれていた。別名ミスタージョーズ。自身の背番号に6を希望した甲斐との勝負を互いが負けと言い背番号を6から60にした。背番号6→60。 バラザード 明石と共にジョーズのクリーンナップ打つ黒人選手。直球には滅法強いが変化球に脆い。権藤曰く「落ちる球打ててれば、日本に来てない」かなり気性が荒く周りからもかなり恐れられており、孫六ともたびたび衝突している。日本の大きい風呂が好きであり、ホテルに来た時に孫六が風呂を壊した事に腹を立てたことがキッカケでガス爆発事故が発生した。背番号42。 飛島 大阪ジョーズのエース。投手陣のリーダーで、選手達からはエンペラーと呼ばれている。甲斐が入るまではエースだったが、15勝てば15負けるタイプで、ポカが多い投手だった。スライダーとシュートを巧みに使い分ける。背番号は21。ジョーズ首脳陣は、甲斐に背番号を選ばせる際、「21は飛島(トビ)のものだからアカン」と伝えていた。 万坐 ジョーズの1番打者で選手会長、俊足功打、前年の盗塁王。すぐ青筋を立てるほどの癇癪持ちから「スジ万」と呼ばれている。リラックスするためにガムを噛んでいる。背番号2。 喜国 ジョーズの3番打者。メガネをかけており、選手やマスコミ達からは教授(プロフェッサー)と呼ばれている。打撃能力は非常に高く、長打力こそ低いが、広角に打てるスプレータイプの打者。ただし肩は強くはない。感情をほとんど表に出さず、周囲に惑わされず、自分の成績のみを考えている選手。前年度の首位打者でプロ中のプロとも超個人主義とも呼び名は高い。背番号10。 今雄二 孫六と同期にドラフト6位でジョーズ入団、顔は永渕に似ている。当初投手だったが、顔が永淵に似ているという理由で、孫六に目を付けられ半ば強引に捕手させられている。恐怖心からミットを動かさずボールを取ろうとしなかったため、球団選手で唯一孫六の球を捕球した。そのため無理矢理孫六専属捕手に転向させられた。甲斐退団後は、再び投手に戻り、WBT編ではリリーフで活躍している姿が描かれていたが、自身の事情で再び捕手をやってくれと頼めない甲斐の気遣いと、捕手としては練習をしてない諸事情から甲斐の専属捕手として代表には招集されていない。以前はカッコ良く投げようとしてたが、孫六のボールを受けてた事で「孫六ボール」のようなえげつないボールが1番と言う考えをするようになった。背番号59。 権藤 ジョーズの監督。薄い頭髪で、普段はおとなしいが、時々語気を強めた発言や過激な考えをする。6以外ならなんでも良いと言った甲斐の背番号を、まともな数字は甲斐には合わないからと逆さまの番号がピッタリだからと6を裏返しにした(逆6)に決めた。
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