でんぱ
昭和47年(1972)8月に打ち上げられた科学衛星REXSの愛称。東京大学宇宙航空研究所(現JAXA(ジャクサ))により開発。打ち上げ後3日目に電源回路に異常が生じ、運用を断念した。通信が途絶するまで電離層および磁気圏のプラズマの観測を行った。
でん‐ぱ【電波】
電波
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 03:28 UTC 版)
- ^ “電波法”. elaws.e-gov.go.jp. e-Gov法令検索. 総務省. 2021年6月21日閲覧。 “(定義) 第二条 この法律及びこの法律に基づく命令の規定の解釈に関しては、次の定義に従うものとする。 一 「電波」とは、三百万メガヘルツ以下の周波数の電磁波をいう。”
- ^ “国際電気通信連合憲章(平成七年一月十八日条約第二号)”. 総務省. p. 69. 2021年6月21日閲覧。 “注1 電波とは、人工的導体のない空間を伝搬する当面三、〇〇〇ギガヘルツよ り低い周波数の電磁波をいう。”
- ^ a b c d e f 野島俊雄・大西輝夫、電波産業会電磁環境委員会(編)『電波と生体安全性:基礎理論から実験評価・防護指針まで』 <設計技術シリーズ> 科学情報出版 2019年 ISBN 978-4-904774-79-3 pp.120-131.
- ^ 令和3年9月27日総務省告示第336号(令和3年12月20日施行)電波法施行規則第五十一条の九の九の規定に基づく総務大臣が指定する周波数(総務省電波利用ホームページ - 総務省電波関係法令集)
- ^ 電波利用料の料額算定の考え方(総務省電波利用ホームページ - 電波利用料制度 - 電波利用料の額)(2007年8月8日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ 平成17年法律第107号による電波法改正の平成18年4月1日施行
- ^ 令和元年法律第6号による電波法改正の令和元年10月1日施行
電波
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 15:05 UTC 版)
フランスのミリ波干渉計NOEMAは、2018年6月20日に観測を開始し、90GHzの周波数帯で6mJy程度の電波を検出した。6月22日には、マラード電波天文台の大型干渉計AMI-LAが、15.5GHzの周波数帯で0.5mJy程度の電波を検出。マウナケア天文台群のサブミリ波干渉計(SMA)では、発見の5日後からミリ波とサブミリ波による監視が行われ、これはAT2018cowの最も長期で密な追観測の一つとなっている。SMAの観測で、AT2018cowにおいて、突発天体でミリ波が増大する過程を世界で初めて観測することに成功した。6月26日から7月3日にかけては、オーストラリアコンパクト電波干渉計(ATCA)による観測が多数行われ、複数の周波数帯で電波を検出、5.5GHz、9GHz、34GHzで後から観測した方が電波が強くなっていることを示した。7月3日と4日には、e-MERLIN(英語版)でも観測が行われ、ATCAの結果と整合する電波が検出された。8月12日には巨大メートル波電波望遠鏡も観測を行い、この時点でも比較的強い電波を検出した。 また、VLBIによる位置天文学的な観測も行われており、7月8日のアメリカ国立電波天文台のVLBA及びエフェルスベルク電波望遠鏡を使った観測では、e-MERLINが求めたAT2018cowの赤経・赤緯をより高い精度で決定した。9月18日に、ヨーロッパVLBIネットワークによって行われた観測で求めた座標も、VLBAとエフェルスベルクが求めたものと一致した。
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電波
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 09:27 UTC 版)
太陽からの電波の放射は、主に活動領域の磁場に捉えられたコロナのプラズマによるものである。F10.7値は、太陽からの電波のピークに近い波長10.7cmの周波数当たりの電波流束である。F10.7はSFU(英: Solar flux unit)の単位で表されることが多い(1 SFU = 10-22 W m-2 Hz-1)。これは、太陽活動全体の優れた指標となり、太陽の紫外線放射と関連している。 太陽のF10.7値は、カナダのドミニオン電波天文台で、現地時間の昼に、2800MHzを中心とした100MHz幅で毎日測定されている。太陽のF10.7値の記録は1947年まで遡り、太陽黒点の数以外では、最も長く記録されている太陽活動である。 太陽黒点の活動は、特に短波帯の長距離電波通信に大きな影響を与える。中波や超短波も影響を受ける。太陽黒点の活動が強いと、より高い周波数帯の電波信号は良く伝わるようになるが、ノイズや電離層の擾乱も増加する。これらの効果は、太陽からの放射が電離層に多く衝突するようになるためである。 波長10.7cmの太陽からの流束は、2点間の地上通信に妨害を与えることが示されている。
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電波
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 03:05 UTC 版)
波長が 100 μm 以上(周波数が 3 THz 以下)の電磁波すべてを指し、さらに波長域によって低周波・超長波・長波・中波・短波・超短波・マイクロ波と細分化される。
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電波
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 04:01 UTC 版)
いて座辺りの銀河系中心方向から電波が放射されていることは、ジャンスキーが初めて明らかにした。1974年2月に、アメリカ国立電波天文台の電波干渉計でその領域が観測され、いて座A*が発見された。「いて座A* (Sgr A*)」という名称が定着する前には「GCCRS (the galactic center compact radio source)」や「Sgr A(cn)」(cnはcompact non-thermalの略)などとも呼ばれていた。Sgr A*という名称は、1982年にこの電波源の周囲にジェットのような構造を発見した報告の中で、初めて用いられた。発見者の一人ロバート・L・ブラウンは、この電波源が「興奮させる (exciting)」ものであったこと、そして原子物理学でいう「励起状態 (excited states)」にある原子には「*」が付されて表記されることから、「Sgr A*」という表記を思い付いた、としている。 電波の波長域で超長基線電波干渉法(VLBI)の技術を使用することで、いて座A*の画像を得ることが試みられている。現在、最も高い空間分解能の観測は、波長1.3mmで行われ、電波源の大きさは角度で37マイクロ秒と求められている。この大きさは、天体までの距離を2万6000光年とすると、直径4400万kmに相当する。太陽系の大きさと比較すると、太陽から地球までの距離が約1億5000万km(1天文単位)、惑星の中で太陽に最も近い水星までの距離が約4600万kmとなる。また、いて座A*の固有運動も調べられ、赤経が1年あたり-2.7ミリ秒、赤緯が1年あたり-5.60ミリ秒と見積もられている。 VLBIの手法を用い、世界各地の電波望遠鏡を結んだ地球サイズの電波望遠鏡で、いて座A*のブラックホールの姿を画像として直接とらえる計画も進んでいる。2017年4月、事象の地平線望遠鏡(EHT)、グローバルミリ波VLBIアレイ(GMVA)による観測が行われた。
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電波
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 11:11 UTC 版)
衛星放送は、Cバンドの4GHz帯とKuバンドの12GHz帯の周波数を使用している。Cバンドの波長は約75mm、Kuバンドの波長は約25mmであり、天候によって映像状態に影響があるのは、Kuバンドの波長が関係している。すなわち大雨となると雨滴が10mm程になり、いわば10mmの柱が林立する中を波長25mmの電波が進むので、短い波長の電波ほど雨滴にぶつかりやすく電波が減衰し、テレビ画像が乱れるなどの現象が出る(大雪・その他気象条件の状態によってもこのような現象が生じるばかりか、全く映らなくなる場合もある)。 NHK視聴者広報室によれば、雨による影響は基本的には受信パラボラアンテナの直径を一回り大きくすることで、集める電波も増え、受信障害が解決できる。しかし電波の波長や放射方法の特性上、先述のような問題点もあることを理解のうえ、利用する必要がある。
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電波
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 16:33 UTC 版)
電波のレイトレーシングでは発信点からの電波を仮想的に追跡し、受信点における伝播特性、特に電界密度を得る。多くの場合、これを格子状に、通常は一定の高度の水平面上に配置された受信点に対し繰り返し行い、電界密度マップを得る。このマップは、無線設備の配置の決定などに使われる。 与えられた発信点から与えられた受信点までの波線は一意に定まらないため、次の解法がある。 レイラウンチング法 (ray launching) 送信点から多数のレイを発射 (launch) し、受信点の近くを通るレイを選び出す。計算量は少ないが、厳密な結果を得るためにはテクニックが必要である。なお、正しくは「レイローンチング」だが、慣習的に「レイラウンチング」と呼ぶ。 イメージング法 (imaging) 「イメージ」は「鏡像」の意味。鏡像原理にもとづき送信点と受信点を結ぶ経路のみを計算するため、常に厳密な結果が得られるが、反射回数に対し計算量が指数関数的に増加するため、2-3回程度の反射しか追跡できない。
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電波
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 18:42 UTC 版)
「電波天文学」および「電波天文衛星」を参照 地上には通信用の電波が飛び交っているため、天体からの電波を宇宙望遠鏡で観測することも多い。宇宙望遠鏡でも地上の望遠鏡と同じく超長基線電波干渉法を使って観測することが多い。天体からの電波を観測することで、超新星、重力レンズ効果、スターバースト銀河などを調べることができる。 名称管轄機関打上日停止日位置出典はるか(HALCA, or VSOP) ISAS 1997年2月12日 2005年11月30日 eo00560地球軌道 (560–21,400 km) RadioAstron (Spektr-R) Russian Astro Space Center 2011年7月18日 — eo10000地球軌道 (10,000–390,000 km) ASTRO-G JAXA 計画中止 — —
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電波
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 01:30 UTC 版)
「指向性エネルギー兵器」の記事における「電波」の解説
高エネルギー電波兵器(HERF)は電子レンジと同様の原理で作動し、類似の機能を示す。 2007年1月25日、アメリカ陸軍は小型装甲車(ハンヴィー)に搭載可能な装置を公開した。この装置は平面状に配列されるものと似ている。装置は、460m離れた人間の体感温度を約54度に感じさせることができた。こうした兵器の実物大での製造は2010年まで予期されていなかった。[要出典]この装置はアクティブ・ディナイアル・システムの一つとして、おそらく最も有用に配備されたものである。アクティブ・フェーズドアレイ・アンテナによって高出力の電磁波を特定の部位に収束させる事で電子機器を焼損させて無力化する方法の開発も進められる。
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電波
出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 04:18 UTC 版)
名詞: 日本語
発音(?)
- で↘んぱ
翻訳
- イタリア語: onde radio
- ウルドゥー語: مشعہ امواج
- 英語: radio wave
- カタルーニャ語: espectre radioelèctric
- サモギティア語: radėjė bangas
- スウェーデン語: radiovågor
- スペイン語: onda de radio
- スロヴァキア語: rádiové žiarenie
- スロヴェニア語: radijski valovi
- デンマーク語: radiobølger
- ドイツ語: radiowelle
- ノルウェー語: radiobølger
- ノルウェー語(ニーノシュク): radiobølgjer
- バスク語: irrati-uhin
- ヒンディー語: रेडियो तरंग
- フィンランド語: radioaallot
- フランス語: onde radio
- ブルガリア語: радиовълни
- ヘブライ語: גלי רדיו
- ポーランド語: fale radiowe
- ポルトガル語: ondas de rádio
- マラヤーラム語: റേഡിയോ തരംഗം
- ラトヴィア語: radioviļņi
- リトアニア語: radijo banga
- ルーマニア語: unde radio
- ロシア語: радиоизлучение
関連語: 日本語
「 電波」の例文・使い方・用例・文例
- 電波
- 東京の名所の1つです。世界で一番高い「自立式電波塔」で、2つの展望台があります。
- 電波望遠鏡で輝線を観測する
- そちらの電波が悪いようです。
- ジャンスキーが観測したのは銀河系の中心核からの波長14.6mの電波であった。
- 彼の携帯電話は他の電話を妨害する電波を出した。
- 電波の発見により、無線通信が可能になった。
- 小笠原諸島では、NHKの電波しか入らない。
- 信号電波に従って飛行する.
- この携帯無線機は 2 マイルも電波が届く.
- 高感度電波受信機.
- テレビの電波はまっすぐにしか進まない.
- すべてのテレビ局は皇太子と皇太子妃のパレードの様子を電波に乗せて伝えた.
- (太陽について)太陽黒点、揺らめく炎、および電波放射の増加する発生により特徴付けられる
- 地球上で受信された電波
- 電波による写真の送信
- 電波を通してメッセージを送る
- 電波望遠鏡による観測
- 特定のチャンネルまたは周波数の電波妨害
- 電波は音を伝える
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- 電波の種類 - 総務省 電波利用ホームページ
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