角川書店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/17 23:06 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動角川書店 | |
---|---|
前身 | 株式会社角川書店 |
現況 | KADOKAWAのブランド |
設立日 | 2013年10月1日 |
本社郵便番号 | 102-8177 |
本社所在地 |
東京都千代田区富士見1丁目8番19号 角川第3本社ビル3階から8階 |
主要出版物 | 角川文庫 |
定期刊行物 |
月刊少年エース 月刊ニュータイプ |
出版以外の事業 | 映像事業 |
関係する人物 |
角川源義(創業者) 角川春樹(元代表取締役社長) 大洞國光(元代表取締役社長) 角川歴彦(元代表取締役社長) 佐野正利(元代表取締役専務) 福田峰夫(元代表取締役社長) 本間明生(元代表取締役専務) 井上泰一(元代表取締役社長) 井上伸一郎(元代表取締役社長) 椎名保(元代表取締役専務) 佐藤辰男(元取締役、KADOKAWA元社長) 松原眞樹(元取締役、KADOKAWA社長) 関谷幸一(元社員) |
外部リンク | https://kadokawashoten.kadokawa.co.jp/ |
本項では、ブランドカンパニー化以前の株式会社角川書店についても解説する。
概要
1945年、国文学者角川源義により創業。出版第1号は佐藤佐太郎歌集「歩道」。1949年「角川文庫」を創刊し、岩波書店の文庫編集者だった長谷川覚を招き入れる。1952年、「昭和文学全集」の成功により文芸出版社としての地位を確立した。1954年4月2日、株式会社角川書店(現:KADOKAWA Future Publishing)を設立。1956年「角川国語辞典」「角川漢和辞典」を刊行し、辞典分野に進出。1957年「高等学校国語 総合」を発刊し、教科書分野に進出。
1970年代に入って角川文庫を文芸路線から横溝正史を初めとする一般大衆向けに路線転換し、成功を収める。1975年に角川春樹が社長就任後、翌年には映画製作に進出。書籍を映画化しテレビコマーシャルを利用して大々的に販売するメディアミックス戦略を成功させ、日本映画界に角川映画旋風を巻き起こした。その後、映画製作関連して映像パッケージの製作や、音楽著作権ビジネスにも進出した。
1980年代からは『ザテレビジョン』や『東京ウォーカー』などの情報誌の企画なども行うようになり、80年代後半には漫画雑誌やゲーム情報誌を多数創刊。1988年には角川スニーカー文庫を創刊し、のちには関連会社(アスキー・メディアワークス・富士見書房)も含めて、ライトノベル市場の国内最大手となった。
2003年4月1日に持株会社制度に移行し、角川ホールディングス(現:KADOKAWA Future Publishing)に社名変更して純粋持ち株会社となる一方、事業会社として新規に株式会社角川書店(二代目法人)を設立する。
角川書店(二代目法人)は事業再編の一環として分社化が進められ、2004年1月に映画製作を担当していたエンタテイメント部門を同グループ傘下の角川大映映画(のち、角川映画)へ譲渡、2005年10月に富士見事業部を富士見書房(二代目法人)として分社化、2006年4月には、テレビ情報事業を角川ザテレビジョンに、ウォーカー事業部と広告事業部を角川クロスメディアに分社化。2007年には、書籍事業部・アニメコミック事業部・カルチャーコンテンツ事業部を新設の株式会社角川書店(三代目法人)に、雑誌事業部(CDでーた、DVDでーた、花時間)は角川マガジンズ(初代法人)に、映画関連子会社は角川ヘラルド映画(のち、角川映画)に分社化され、角川書店(二代目法人)は、株式会社角川グループパブリッシングに商号変更した。
角川書店(三代目法人)は、2011年1月に角川映画と合併し、同社の映画事業と映像ソフト事業を継承。2013年10月1日、KADOKAWA(現:KADOKAWA Future Publishing)に吸収合併され、ブランドカンパニーとなる。2015年4月1日、KADOKAWAが社内カンパニー制を廃止し、「角川書店」は文芸書のブランド名の一つとなり、社名からは姿を消した。
沿革
角川書店
- 1945年 - 11月10日、角川源義が東京都板橋区小竹町の自宅応接間を事務所として角川書店を創立。出版第1号は佐藤佐太郎の「歌集歩道」。
- 1947年 - 事務所を千代田区代官町に移転。
- 1949年 - 『角川文庫』創刊、第1回配本はドストエフスキーの「罪と罰」。
- 1950年 - 事務所を千代田区富士見町に移転。
- 1952年 - 6月雑誌「俳句」創刊。全60巻の『昭和文学全集』を発行。1巻あたり10万部を売り上げるベストセラーになり、新潮社の『現代世界文学全集』とともに、戦後の文学全集ブームを牽引。
- 1954年 - 1月雑誌「短歌」創刊。
株式会社角川書店(初代法人)
- 1954年 - 4月2日、株式会社角川書店に改組。資本金は385万円。本社は、東京都千代田区富士見二丁目7番地。
- 1956年 - 4月に『角川国語辞典』、9月に『角川漢和辞典』を発刊し、辞典分野に進出。
- 1957年 - 高校教科書『国語(総合)』で教科書分野に進出。
- 1958年 - 文庫及び単行本の改装と在庫管理を目的として、東京都町田市に鶴川分室を設置。
- 1965年 - 角川春樹が入社。
- 1966年 - 角川歴彦が入社。
- 1967年 - 大阪府豊中市に大阪営業所を設置。朗読音声を収録したソノシート付きの『カラー版世界の詩集』を発刊。
- 1969年 - 福岡市博多区に九州営業所を設置。
- 1970年 - 映画「ある愛の詩」の原作小説『ラブ・ストーリィ』を発刊。
- 1971年 - 角川文庫から横溝正史作品を刊行。エンターテインメント路線の開始。NHK番組の出版化した『日本史探訪』を発刊。
- 1972年 - 株式会社富士見書房を設立し、角川書店発刊の教科書の自習書の発刊・販売を開始。
- 1974年 - 文芸誌「野性時代」創刊。埼玉県入間郡三芳町に角川文庫流通センターを設置。
- 1975年 - 角川源義社長が死去。編集局長の角川春樹が社長に就任。
- 1976年 - 春樹が株式会社角川春樹事務所を設立。角川文化振興財団を設立。角川映画第一作「犬神家の一族」公開。映画製作と出版を連携させ、角川映画ブームを起こす。
- 1977年 - 森村誠一「人間の証明」を映画化。
- 1979年 - 映画「悪魔が来りて笛を吹く」「蘇える金狼」「戦国自衛隊」他公開。
- 1981年 - 映画「ねらわれた学園」「悪霊島」「セーラー服と機関銃」他公開。
- 1982年 - テレビ情報誌『ザテレビジョン』創刊。
- 1983年 - 11月ゲームソフト情報誌『コンプティーク』創刊し、PCゲームや漫画などのマニア向けメディアミックスの足がかりとなる。角川アニメ映画第一弾「幻魔大戦」、映画「時をかける少女」「探偵物語」「里見八犬伝」を公開。
- 1984年11月 - 本社を東京都新宿区揚場町4番地に移転。
- 1985年 - アニメ情報誌『月刊ニュータイプ』を創刊、6月少女漫画雑誌『月刊Asuka』を創刊して漫画雑誌に進出。
- 1987年 - 「ビデオでーた(現・DVD&動画配信でーた)」「CDでーた」創刊。
- 1988年 - 本社を東京都文京区本郷五丁目24番5号に新築移転。「スニーカー文庫」創刊。
- 1989年 - 株式会社角川春樹事務所を吸収合併。メディアミックス漫画雑誌『月刊コミックコンプ』を、『コンプティーク』の増刊として創刊。
- 1990年3月 - 都市情報誌『東京ウォーカー』を創刊。
- 1991年 - 株式会社富士見書房を吸収合併し、富士見事業部を設置。大漢和辞典「角川大字源」発刊。
- 1992年 - 株式会社角川興産を吸収合併。「ルビー文庫」創刊。
- 1992年9月 - 副社長の歴彦が辞任。
- 1993年3月 - 株式会社ザテレビジョン、株式会社角川春樹事務所(二代目法人)及び株式会社角川メディア・オフィスを吸収合併し、雑誌事業部(新宿区)、ソフト事業部(文京区)、雑誌編集部(千代田区)を設置。8月、大阪支社を大阪市西区に移転するとともに、関西支社に昇格。
- 1993年8月29日 - 角川春樹社長がコカイン密輸などの容疑で千葉県警に逮捕される。
- 1993年9月 - 取締役会で角川春樹社長の辞任が了承され、専務の大洞國光が代表取締役社長に就任。歴彦が顧問として角川書店復帰。
- 1993年10月 - 臨時株主総会が開催され、角川歴彦が代表取締役社長に、佐野正利が代表取締役専務に就任。
- 1994年 - 5月「ASUKA CIEL」創刊。6月「関西ウォーカー」創刊。10月少年漫画雑誌「月刊少年エース」創刊。
- 1994年12月 - 株式会社角川書店流通センターを吸収合併。
- 1995年 - 本社を東京都千代田区富士見二丁目13番3号に新築移転。10月「本の旅人」創刊。12月名古屋市東区に東海支社を設置。株式会社ヘラルド・エースを傘下に収め、株式会社エースピクチャーズに社名変更。
- 1996年7月 - 「東海ウォーカー」創刊。
- 1997年 - 新角川映画「失楽園」、「新世紀エヴァンゲリオン」が大ヒット。6月「九州ウォーカー」創刊。11月横浜市中央区に横浜支社を設置。
- 1998年 - 映画「リング」「らせん」が大ヒット。3月「横浜ウォーカー」創刊。4月子会社の住友商事子会社の株式会社アスミックと角川書店子会社の株式会社エースピクチャーズが合併し、アスミック・エース エンタテインメント株式会社が発足。
- 1998年11月 - 東京証券取引所市場第二部上場。
- 1999年 - 4月台湾国際角川書店股份有限公司(現 台湾角川股份有限公司)を設立。5月東芝との合弁でテレビ番組の制作プロダクション「トスカドメイン」を設立。
- 1999年 - 11月株式会社キャラクター・アンド・アニメ・ドット・コムを設立。12月 株式会社角川インタラクティブ・メディアを設立。
- 2000年 - 2月株式会社ウォーカープラス・ドット・コムを設立。3月札幌市中央区に株式会社角川書店北海道を設立。
- 2001年 - 西友から株式会社エス・エス・コミュニケーションズの株式を取得し、子会社化。「ビーンズ文庫」創刊。「ガンダムエース」創刊。
- 2002年6月 - 歴彦が代表取締役会長兼CEOに、福田峰夫が代表取締役社長に、本間明生が代表取締役専務に就任。
- 2002年10月 - 株式交換により株式会社メディアワークスを子会社化。
- 2002年11月 - 新設子会社株式会社角川大映映画が、大映株式会社から映画事業に関わる営業の全部を譲り受ける。
- 2003年4月1日 - 分社型新設分割により事業を株式会社角川書店(二代目法人)に継承させ、株式会社角川書店から株式会社角川ホールディングスに社名変更し、持株会社化。角川歴彦が代表取締役社長兼CEOに就任。
- 2004年3月18日 - 角川ホールディングスが株式会社メディアリーヴスの株式公開買い付けを行い、株式会社メディアリーヴスとその子会社の株式会社エンターブレイン及び株式会社アスキーを子会社化。
- 2004年3月 - 日本ヘラルド映画株式会社の株式を取得。4月、米国「ドリームワークス」と業務提携。
- 2004年9月 - 東京証券取引所市場第一部に移行。
- 2005年3月 - 日本ヘラルド映画株式会社とその子会社のヘラルド・エンタープライズ株式会社、グロービジョン株式会社、シネプレックス・アジア株式会社を影響力基準により子会社化。
- 2005年4月 - 歴彦が代表取締役会長兼CEOに、本間明生が代表取締役社長兼COOに就任。
- 2005年11月 - 中国「インターコンチネンタルグループホールディングス」とその子会社10社を子会社化。韓国「CJエンターテイメント」と業務提携。
- 2006年2月 - 株式会社角川オーバーシーズを吸収合併。
- 2006年7月1日 - グループ一体の連結経営を強力に推進する責任が当社にあることをグループ内外に示すため、株式会社角川ホールディングスから株式会社角川グループホールディングス(角川GHD)に商号変更。
- 2007年1月 - 角川GHDの子会社株式会社角川・エス・エス・コミュニケーションズの管理事業を新設分割し、株式会社角川・エス・エス・コミュニケーションズと株式会社角川マガジンズ(初代)の持株会社「株式会社角川マガジングループ」を設立。
- 2008年4月1日 - 佐藤辰男が代表取締役社長兼COOに就任。
- 2009年4月 - 株式会社中経出版の株式を取得し子会社化。
- 2010年6月 - 歴彦が取締役会長に、佐藤辰男が代表取締役社長に就任。
- 2011年11月 - リクルートから株式会社メディアファクトリーの株式を取得し、子会社化。
- 2013年4月1日 - 株式会社角川グループパブリッシング(二代目角川書店)を吸収合併[1]。代表取締役専務に井上伸一郎が就任。
- 2013年6月22日 - 株式会社角川グループホールディングスから株式会社KADOKAWAに商号変更[2]。
- 2013年10月1日 - 株式会社角川書店(三代目法人)、株式会社アスキー・メディアワークス(旧・メディアワークス)、株式会社角川マガジンズ(旧・角川マガジングループ)、株式会社メディアファクトリー(旧・リクルート出版)、株式会社エンターブレイン(旧・ベストロン映画)、株式会社中経出版、株式会社富士見書房、株式会社角川学芸出版(旧・飛鳥企画)、株式会社角川プロダクションを吸収合併。
- 2014年3月31日 - 新規ネットサービス運営事業を分割し株式会社Walker47を設立。
- 2014年4月1日 - 松原眞樹が代表取締役社長に就任。
- 2015年3月 - 株式会社Walker47を吸収合併。
- 2019年4月1日 - 代表取締役副社長執行役員に井上伸一郎が就任。
- 2019年7月1日 - ビルディング・ブックセンターとKADOKAWA KEY-PROCESSの株式所有に関わる事業を除く全事業をカドカワ株式会社(株式会社KADOKAWA)に簡易吸収分割で承継させ、株式会社KADOKAWAから出版物の製造・物流子会社を束ねる中間持株会社「株式会社KADOKAWA Future Publishing」に商号変更。関谷幸一が代表取締役社長に就任。
株式会社角川書店(2代目法人)
- 2003年4月1日 - 株式会社角川書店(初代法人)が、分社型新設分割により事業会社として株式会社角川書店(2代目法人)を設立。角川歴彦が代表取締役会長兼CEOに、福田峰夫が代表取締役社長に、本間明生が代表取締役専務に就任[3]。
- 2003年9月 - ストック型フリーペーパー「東京インデックス」創刊。
- 2003年11月 - 文芸誌「野性時代」新創刊。フロー型フリーマガジン「カドナビ」を名古屋及び福岡地区で創刊。
- 2004年1月 - エンタテインメント事業部を分割し、角川大映映画に譲渡。
- 2005年10月1日 - 富士見事業部の会社分割により株式会社富士見書房を設立。
- 2006年3月 - 井上泰一が代表取締役社長に就任。
- 2006年4月1日 - 角川書店(2代目法人)の人的新設分割により、ウォーカー事業部と広告事業部、株式会社ウォーカープラス及び株式会社角川書店北海道の株式を新設会社の「株式会社角川クロスメディア」に、また、テレビ情報事業(ザテレビジョン)と株式会社角川インタラクティブ・メディアの株式を新設会社の「株式会社角川ザテレビジョン」に承継。
- 2006年6月 - 井上伸一郎が代表取締役専務に就任。
- 2007年1月 - 角川書店(2代目法人)の会社分割により、出版事業部・カルチャーコンテンツ事業部を新設する「株式会社角川書店(三代目法人)」に、雑誌事業部を「株式会社角川マガジンズ(初代法人)」に、映像関連子会社とその管理を角川ヘラルド映画に、経営管理・統括部門を角川GHDに、それぞれ承継。株式会社角川書店(2代目法人)は、株式会社角川グループパブリッシングに商号変更し、角川グループ出版事業における営業・物流・販売・宣伝・生産を担う会社となる。
- 2007年3月 - 関谷幸一が代表取締役社長に就任。
- 2012年7月1日 - 子会社角川出版販売株式会社を吸収合併。角川シネプレックス株式会社を子会社化[4]。
- 2013年3月26日 - 子会社角川シネプレックス株式会社をユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングス株式会社に売却[5]。
- 2013年4月1日 - 株式会社角川グループホールディングスに吸収合併され解散[1]。
株式会社角川書店(3代目法人)
![]() 角川書店 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒102-8177 東京都千代田区富士見一丁目8番19号 角川第3本社ビル 3 - 8F |
設立 | 2007年1月4日 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 出版・編集業、アニメーション・ゲーム製作、映画の企画製作・買付・配給、映像パッケージ販売、スタジオ運営 |
代表者 | 井上伸一郎(代表取締役社長) |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 401億76百万円(2012年3月期)[6] |
営業利益 | 21億45百万円(2012年3月期) |
経常利益 | 22億20百万円(2012年3月期) |
純利益 | 18億22百万円(2012年3月期) |
純資産 | 170億30百万円(2012年3月期) |
総資産 | 295億97百万円(2012年3月期) |
従業員数 | 160名 |
主要株主 | 株式会社角川グループホールディングス(100%) |
関係する人物 |
角川歴彦(元取締役会長) 椎名保(元代表取締役専務) 山下直久(元代表取締役専務) 新名新(元常務取締役) |
- 2007年1月 - 株式会社角川書店(2代目法人)の出版事業部及びカルチャー・コンテンツ事業部を会社分割により、小説・コミックのストーリーコンテンツ及び映像ソフト・書籍・ムック・雑誌を含むカルチャーコンテンツを中心とした専門出版社として株式会社角川書店(三代目法人)を設立[7]。井上伸一郎が代表取締役社長に就任。
- 2008年4月 - 角川書店のクロスメディア事業関係会社である株式会社角川デジックス、株式会社角川ジェイコム・メディア、株式会社キッズネットの管理に係る事業に関する権利義務を株式会社角川マーケティングに譲渡[8]。
- 2011年1月 - 角川映画株式会社を吸収合併。「角川映画」の名称は映像事業のブランドとして存続する[9]。椎名保が代表取締役専務に就任。
- 2011年4月1日 - 角川書店他グループ各社の家庭用ゲームパブリッシング事業を角川ゲームスに統合。
- 2011年6月13日 - 本社を角川第3本社ビルに移転。これに先立つ形で同年5月30日に管理局及び紀尾井町オフィス(旧角川映画本社)が同所に移転しており、本社の統合が完了。
- 2011年11月 - ニコニコ動画と連携し、ニコニコ動画会員に向けて提供されるWEB漫画誌「ニコニコエース」創刊[10]。
- 2012年5月 - NTTドコモと共同でスマートフォン向けアニメ配信事業を行う合弁会社、株式会社ドコモ・アニメストアを設立。
- 2012年7月 - 子会社角川シネプレックス株式会社の管理事業を株式会社角川グループパブリッシングに譲渡[4]。
- 2013年3月 - 角川シネプレックス株式会社がユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングス傘下になるのに伴い、角川シネマ新宿、角川シネマ有楽町が角川書店直営に移行する。
- 2013年4月 - スタジオ事業部門を会社分割により新設した株式会社角川大映スタジオに継承。
- 2013年10月1日 - 株式会社KADOKAWAに吸収合併され解散[2]。
株式会社KADOKAWA 角川書店
- 2013年10月1日 - KADOKAWAに吸収合併され、ブランドカンパニーとなった[6]。
- 2015年4月1日 - KADOKAWAが社内カンパニー制を廃止し、「角川書店」は組織名からは姿を消す[11]。
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- ^ a b “当社完全子会社である株式会社角川グループパブリッシングの吸収合併に関するお知らせ”. KADOKAWA. 2019年6月1日閲覧。
- ^ a b “連結子会社の吸収合併並びに商号及び定款の一部変更に関するお知らせ”. KADOKAWA. 2019年6月1日閲覧。
- ^ “有価証券報告書 第50期”. KADOKAWA. 2019年7月6日閲覧。
- ^ a b “角川GP、角川出版販売および角川書店の一部事業を吸収合併へ”. 新文化通信社. 2018年10月1日閲覧。
- ^ “角川グループホールディングスとユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングスとの戦略的業務提携等に関するお知らせ”. KADOKAWA. 2019年6月1日閲覧。
- ^ a b “【東証開示】連結子会社の吸収合併並びに商号及び定款の一部変更に関するお知らせ (PDF)”. 角川グループホールディングス (2013年3月28日). 2018年10月2日閲覧。
- ^ “会社分割に関するお知らせ (PDF)”. 株式会社KADOKAWA. 2018年7月3日閲覧。
- ^ “会社分割に関するお知らせ (PDF)”. 株式会社KADOKAWA. 2018年7月3日閲覧。
- ^ “グループ企業再編による映像・雑誌・デジタル事業の強化について (PDF)” (2010年9月30日). 2013年11月15日閲覧。
- ^ “WEBマンガ誌ニコニコエース、角川の人気作など配信”. コミックナタリー. 2019年7月8日閲覧。
- ^ “KADOKAWA社内カンパニー制廃止 「角川書店」「富士見書房」、組織名から消える”. ITMedia (2015年4月16日). 2015年4月16日閲覧。
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- ^ 「国語科通信」、角川書店、1948年全国書誌番号:00020311
- ^ 「国語科通信」、角川書店、1966年全国書誌番号:00008299
- ^ 「社会科通信」、角川書店全国書誌番号:00010598
- ^ 「バラエティ」、角川書店、1977-1986年、全国書誌番号:00030667
- ^ 「月刊カドカワ」、角川書店、1983-1998年、全国書誌番号:00040148
- ^ 「小説王」、角川書店、1983年全国書誌番号:00039501
- ^ 「小説王」、角川書店、1993年全国書誌番号:00095357
- ^ 「TV cosmos」、角川書店、1987年全国書誌番号:00068087
- ^ 「Wheelie」、角川書店、1987年全国書誌番号:00056307
- ^ 「Peach」、角川書店、1988年全国書誌番号:00067345
- ^ 「Young rose」、角川書店、1990-1997年、全国書誌番号:00087098
- ^ 「ミステリーDX」、角川書店、1992年全国書誌番号:00087070
- ^ 「パズル王国」、角川書店、1993年全国書誌番号:00097982
- ^ 「シュシュ」、角川書店、1993年全国書誌番号:00099645
- ^ 「ザ・スニーカー」、角川書店、1993-2011年、全国書誌番号:00095222
- ^ 「月刊ゲームウォーカー」、角川書店、1994-2000年、全国書誌番号:00110092
- ^ 「マンスリーウォーカー」、角川書店、1995-1996年、全国書誌番号:00102140
- ^ 「Men's walker」、角川書店、1996-2000年、全国書誌番号:00106115
- ^ 「Feature」、角川書店、1998-2000年、全国書誌番号:00113412
- ^ 「ザ・ホラー」、角川書店、1998-2000年、全国書誌番号:00110080
- ^ 「Marie claire」、角川書店、1999-2003年、全国書誌番号:00119909
- ^ 「Sports yeah!」、角川書店、2000年全国書誌番号:00120007
- ^ 「Newtype.com」、角川書店、2000-2002年、全国書誌番号:00114922
- ^ 「Newtype the live : 特撮ニュータイプ」、角川書店、2001-2013年、全国書誌番号:00121794
- ^ 「少女帝国」、角川書店、2001年、全国書誌番号:00115955
- ^ 「BS & CSザテレビジョン」、角川書店、2002年全国書誌番号:00120028
- ^ 「東京大人のウォーカー」、角川マーケティング、2004-2009年、全国書誌番号:01007885
- ^ 「Rumina」、角川クロスメディア、2004-2006年、全国書誌番号:01007141
- ^ 「コミックチャージ」、角川書店、2007-2009年、全国書誌番号:01015168
- ^ 「ケロケロA」、角川書店、2007-2013年、全国書誌番号:01017894
- ^ 「ニュータイプエース」、角川書店、2011-2013年、全国書誌番号:01029474
- ^ “『幽』『Mei(冥)』からのお知らせ” (日本語). ダ・ヴィンチニュース. 2019年7月8日閲覧。
- ^ “角川が共有サイトの「違法アニメ」を収益化 基準満たせば「公認」”. 産経新聞. (2009年1月31日). オリジナルの2009年1月31日時点におけるアーカイブ。
- ^ “ここまでやるか「ドラマ投稿で逮捕」 告訴のテレビ側は正当性を主張”. J-CASTニュース (2011年10月12日). 2013年11月15日閲覧。
- ^ VHS「チョーク色のピープル」ISBN 9784049040432
- ^ VHS「アルスラーン戦記」ISBN 9784049041149
- ^ VHS「イース 天空の神殿1」ISBN 9784049041460
- ^ テレビシリーズはバンダイビジュアル名義。
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