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和声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/06 06:10 UTC 版)

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注釈

  1. ^ 第二次世界大戦前には「かせい」とも読んだ。また古い文献には旧字体表記の和聲が多い。
  2. ^ 彼の著書純正作曲の技法第1巻で発表された。
  3. ^ 和声 理論と実習第2巻32ページではI, IV, Vに加えてT, S, Dも同時に使われている。
  4. ^ Versuch einer geordneten Theorie der Tonsetzkunstの最終稿の日時を参考にしている。
  5. ^ フランス和声では「和声法」、ドイツ和声では「和声学」であり日本では訳語が異なる。明治開国後、日本が典拠としたのは当初ローマ数字による和声分析または機能和声理論であったが、池内友次郎宅孝二が帰国してからは「自然の諸原理に還元された和声論」を典拠とするパリ音楽院方式が優勢になり現在に至る。
  6. ^ Alberto E. Colla: Trattato Di Armonia Moderna E Contemporanea - Volume I&IIでは章ごとに一人の作曲家があてがわれている
  7. ^ 日本の芸大和声ではヴェーバー、ルベル、マーラーの教本が程よく混ぜ合わされており、英語圏の教科書ではコードネームがよく併記されている。
  8. ^ コードネームは転回形を記述できないため、ヨーロッパの和声理論では元からないが、近年の和声の教科書ではコードネームと対照させて古典や近代の和音を解析することは幅広く行われるようになってきている。
  9. ^ 一つの声部はクライマックスや曲尾ではしばしば分割されると芸大和声では触れられているが、これはアンドレ・ジェダルジュのフーガの教程で用いられてからの風習であり、アンリ・ルベルの和声教程にそのような記述はない。ただし、フェティスの対位法やルベルの和声法の教程には5声部以上の扱いに関する項目があり、これらが削除される過程でクライマックスにおける声部分割が容認されることになった。
  10. ^ クロード・ドビュッシー「ラモーをたたえて」の主部を参照のこと。
  11. ^ ラモーの「自然の諸原理に還元された和声論」やキルンベルガーの「純正作曲の技法」の和声に関する部分は日本語訳がなされたが、フーゴー・リーマンの「Vereinfachte Harmonielehre oder die Lehre von den tonalen Funktionen der Akkorde」はいまだに日本語訳がなされていない。
  12. ^ 松平頼則が全音楽譜出版社に寄せた数々の楽曲分析(ドビュッシーの前奏曲集他)、また中田喜直の著書で確認できる。

出典

  1. ^ Hugo Riemann - Vereinfachte Harmonielehre oder die Lehre von den tonalen Funktionen der Akkorde, Augener's edition 9197, p.12, 1893
  2. ^ フランスの音楽学者ダニエル・ジュランスぺルジュ英語版が1830年にその著書 "L'harmonie au commencement du dix-neuvième siècle et méthode pour l'etudier à Paris" において、「近代の音楽は三要素:リズム、ハーモニー、メロディーで成り立っている。」としている。
  3. ^ 音楽の三要素からの生成モデルアプローチによる音楽生成手法の提案”. ci.nii.ac.jp. CiNii. 2021年6月19日閲覧。
  4. ^ Analysemethoden”. musikanalyse.net. musikanalyse.net. 2021年6月17日閲覧。
  5. ^ Diether de la Motte - Harmonielehre, p.27-31
  6. ^ Charles KoechlinのTraité de l'harmonie全三巻
  7. ^ ルードルフ・ルイ、 ルートヴィヒ・トゥイレ『和声学』山根銀二、渡鏡子共訳、音楽之友社、1954年、19~20頁。ASIN B000JB6XM4
  8. ^ ルードルフ・ルイ、 ルートヴィヒ・トゥイレ『和声学』山根銀二、渡鏡子共訳、音楽之友社、1954年、90~115頁。
  9. ^ 島岡 1965, pp. 32.
  10. ^ 島岡 1964, pp. 37.
  11. ^ 島岡 1967, pp. 231–232.
  12. ^ 島岡 1967, pp. 44–45.
  13. ^ a b 島岡 1965, pp. 20.
  14. ^ 島岡 1964, pp. 17.
  15. ^ 島岡 1964, pp. 26.
  16. ^ 島岡 1964, pp. 18.
  17. ^ a b c 島岡 1964, pp. 71.
  18. ^ 島岡 1964, pp. 114.
  19. ^ 島岡 1964, pp. 116.
  20. ^ 島岡 1964, pp. 27.
  21. ^ 島岡 1964, pp. 28.
  22. ^ PRECIS D'HARMONIE TONALE”. images-na.ssl-images-amazon.com. images-na.ssl-images-amazon.com. 2021年6月17日閲覧。
  23. ^ L'écriture tonale”. www.laflutedepan.com. www.laflutedepan.com. 2021年7月2日閲覧。
  24. ^ Harmony. Theoretical Course. Moscow: Muzyka, 1988; 2nd ed. revised, Saint Petersburg: Lan', 2003. Orig. title: Гармония. Теоретический курс
  25. ^ Beitrag zur durmolltonalen Harmonielehre Band 1 Lehrbuch 18.Auflage 2022”. www.notenpunkt.de. www.notenpunkt.de. 2023年4月3日閲覧。
  26. ^ Reinhard Amon: Lehr- und Handbuch zur Funktionstheorie und Funktionsanalyse”. www.universaledition.com. universal edition. 2021年6月16日閲覧。
  27. ^ Harmonielehre”. de.schott-music.com. de.schott-music.com. 2021年7月2日閲覧。
  28. ^ 和声を理解する バス音からの分析”. artespublishing.com. artespublishing.com. 2023年4月3日閲覧。
  29. ^ The Complete Musician”. global.oup.com. OUP. 2021年6月17日閲覧。
  30. ^ Sky Macklay — Many, Many Cadences”. www.youtube.com. Youtube. 2021年6月19日閲覧。





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