Low-Gの用語とは? わかりやすく解説

Low-Gの用語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 22:29 UTC 版)

終わりのクロニクル」の記事における「Low-Gの用語」の解説

全竜交渉(レヴァイアサンロード/ぜんりゅうこうしょう) 来たる2005年12月25日のマイナス概念活性化に向け、異Gの生き残り達から概念使用権を得るにする交渉佐山・薫によって提案され、その交渉役には彼の孫である佐山御言推薦されている。全竜交渉には5つ前提条件存在する。一、佐山御言探索対し同意する各G代表は自G以外の情報漏洩せぬこと。また、G崩壊関係する情報原則として全竜交渉部隊が自ら調査判断する者であり、他の何者かが指導する事をしてはならない 二、UCAT関係者は、全竜交渉開始前情報と、友好Gの代表紹介以外、全Gの情報と、崩壊に関する情報指導公開する事をしてはならない 三、協力者補充不問とするが、強制してならない 四、UCAT佐山御言が自ら行動する際、全力持って協力体制をとること 五、6th-G10th-G2つのGの交渉は既に終了しているので改め交渉行わず、他Gとの交渉早急にあらゆる手段持って行うこと 全竜交渉部隊(チーム・レヴァイアサン) 全竜交渉遂行するために設立され特設部隊。選りすぐり優秀な課員のみが所属される。監督には大城・至、交渉役は佐山御言勤める。 UCAT(ユーシーエーティー) 正式名称は「Universal Counter Attack Team」。世界各地出現する未確認生物実際は他Gの生物だった)に対応するため、世界単位設立され機密組織表面上は別の組織名乗っており、日本ではIAIがそれに該当するが、それ以外では各国軍の名を使っている。 自国対応するGがあるUCAT発言力が強いらしく、中でも独逸UCAT米国UCAT中国UCAT日本UCAT発言力が特に強い。他にも露西亜UCAT仏蘭西UCAT発言力が強いが、対応するGを持たないため、上記4つUCATには及ばない3rd-Gギリシャ4th-Gにはアフリカ6th-Gにはインド8th-GにはオーストラリアUCAT対応しているのでそれぞれ発言力がある筈だが、目立った発言力見せず作中登場もしない作中登場したUCAT以下の通り日本UCAT かつての護国課を前身とする、概念戦争終結導いたUCAT装甲服のカラーリング白と黒確認されている部署奥多摩UCAT横須賀UCAT出雲CUAT、鳥取UCAT長崎UCAT静岡UCAT6つ所属する者達は方向性こそ違うものの、全てハイレベルな変態である。神州世界対応論によって最も概念触れたため、概念戦争深く関わった。 独逸UCAT 1st-G概念元にした「術式」の技術優れたUCAT魔女達が多く所属しているため、装甲服は魔女の服を模している。自動人形開発にも長けており、Sf開発したのも独逸UCATである。概念戦争時代はジークフリート・ゾーンブルクが護国顧問勤めその後に姪にあたるディアナ・ゾーンブルク派遣している。 米国UCAT 機竜開発操縦長けたUCAT装甲服のカラーリングは青。機竜戦闘機多く航空戦力が豊富である。戦勝国UCATリーダーであったためか数あるUCATの上に立ち、指揮する立場にある。正義と自由を重要視し、自らに味方する者には悉くそれを与えようとする。日本UCAT発足時リチャード・サンダーソン派遣その後に孫にあたるジェームズ・サンダーソンとその妻が亡命している。 中国UCAT 様々な体技溢れ多種道具扱い長けたUCAT装甲服のカラーリングは緑。7th-Gと縁が深いため身体能力用の高性能概念符多数開発所有している。概念戦争時代趙・晴派遣しており、その後逗留させている。だが7th-Gとの全竜交渉趙・晴死亡し損害与えられたとして一時は他のUCAT率い日本UCAT敵対した中東UCAT 日本UCAT発足時アブラム・メサム派遣したUCAT9th-G対応した国として発言力持っている筈だが、目立った行動見せていない。 伊太利亜UCAT イタリア存在しているUCAT。軍によってTop-G存在明かされた時、日本UCATへの糾弾会議で先陣切って名乗りを上げた。 サウジUCAT サウジアラビア存在しているUCAT。軍によってTop-G存在明かされた時、日本UCATへの糾弾会議で3番目に名乗り挙げた英国UCAT イギリス存在しているUCATレヴァイアサンとの最終決戦では第3区画援護現れた。自動人形開発長けており、また妖物退治盛んな国である。 仏蘭西UCAT フランス存在しているUCATレヴァイアサンとの最終決戦では第4区画、後に第1区画の援護現れた。武神開発長けており、使用する武神大隊組み参戦した露西亜UCAT ロシア存在しているUCAT対応するGが無いため、発言力欠けた南アフリカUCAT ケニヤUCAT 作中存在語られるUCAT目立った行動見せていない。 神田研究所 日本UCAT有する概念関係の研究・開発施設黒陽リヴァイアサンとの最終決戦用いられ大型概念空間発生装置開発した1995年概念活性化によって動け様になった3rd-G自動人形たちに一時占拠された。UCAT属す3rd-G自動人形多くはここか出雲UCAT所属している。 尊秋多学院(たかあきたがくいん東京都秋川市現在のあきる野市)に存在する私立高校佐山御言新庄・運切(新庄・切の名で在学)を始めとする全竜交渉部隊メンバー通い、他にもブレンヒルト・シルトやジークフリート・ゾーンブルク、リール・大樹など日本UCAT関係者多く所属している。過去佐山両親新庄母親在籍していた。学生寮備えマラソン用のトラックもあるなど設備整っている。設定ではJR五日市線秋川駅に近いとされている。 在籍者職員生徒を含む)には日本UCAT関係者多く、他Gからの帰化者その子供達、もしくは何らかの理由巻き込まれた者達は基本的にこの学園入学するとされたが、在学生徒の全て日本UCAT、あるいは全竜交渉部隊所属していた。 衣笠書庫きぬがさしょこ) 尊秋多学院内にある図書室創立者衣笠・天恭で、現在はジークフリート・ゾーンブルクが司書勤めている。非常に大規模で、尊秋多学院2年時通校舎の1階の8教室分と更にその廊下地下等にも広がっている。その何処かには衣笠・天恭の「書斎」がある。 書斎しょさい衣笠・天恭仕事場として開発した施設奥多摩山系奥地自宅衣笠書庫存在するIAIアイエーアイ日本UCAT表向き掲げている総合企業出雲社の出雲航空技研前身となっており、元々は航空技術専攻する企業だった。だが神州世界対応論遂行のために設立され護国課が概念戦争に関わったために他Gの技術触れ、それを解析して製品用いる事で数々成果上げ世界有数大企業にのし上がった手掛ける事業幅広く航空旅客事業企業名IAL)から自動車家電製品等の製造清涼飲料水販売まで取り扱っている。現社長出雲・烈息子である覚が次期社長候補である。 護国課(ごこくか) 第二次世界大戦直後衣笠・天恭提唱した神州世界対応論を遂行するために出雲社(後のIAI)に設立され部署衣笠・天恭中心にして佐山・薫新庄・要出雲・全大城・宏昌飛場・竜徹所属しドイツから来たジークフリート・ゾーンブルクが顧問勤めた神州世界対応論によって世界中地脈干渉したことで概念対す知識技術早い段階から取得していた。 後にUCATに見つかり、吸収されるという体裁を取る事でUCAT面目保ちつつ協力日本UCAT発展した。なお、衣笠・天恭新庄・要日本UCAT所属しなかった。 神州世界対応論(しんしゅうかいたいおうろん) 衣笠・天恭提唱した理論その内容は「日本世界地形対応する世界全体地脈中心である。各国地脈をそれと対応した日本地脈接続、そして日本側の地脈活性化させれば接続先の国の地脈活性化つながり世界全体情勢左右出来る」とするものである実際本編中では成功しており、日本世界全体情勢管理担い、その災厄一身背負う事で占領免れたとしている。 日本列島世界大陸当てはめており、この論によると東北沿岸部中国大陸からロシア東側沿岸東京湾黄海伊豆半島タイ静岡インド伊勢湾ペルシャ湾紀伊半島アラビア半島琵琶湖カスピ海大阪湾黒海児島半島ギリシャ呉周辺がイタリア対馬イギリス島根半島ノルウェー四国オーストラリア大陸九州アフリカ大陸佐渡北極島々となる。北海道については、渡島半島アラスカ中部北米根室北方領土南米となる。この理論における日本伊豆七島に、富士山エベレスト相当する。 この理論は異GのLow-Gにおける勢力図にも関わっており、異Gは自らの世界対応した国か、あるいは神州世界対応論で対応した地域に門を開いて亡命居留地UCAT従わない残党拠点位置もこれに寄る。 八大竜王はちだいりゅうおう概念戦争において10のGを滅ぼした8人の総称で、護国課の中心人物5名と後の日本UCAT発足時に他のUCATからやって来た3名の事を言う。元々は他Gの調査員だったが、紆余曲折果て担当したGの崩壊携わる事となる。佐山・薫出雲・全それぞれ2つのGを担当したため、Gの総数同数ではない。 概念戦争時代に1名、本編開始までに2名が死亡しており、本編始まった段階では5名が生存していた。だが期間中、更に2名が死亡したこと、1名が既に死んでいたことが判明し最終的に生きているのは2名のみである。以下に該当メンバーを示す。佐山・薫護国課からの継続4th-G8th-G担当)、本編開始前死亡出雲・全護国課からの継続6th-G10th-G担当)、本編開始前死亡大城・宏昌護国課からの継続2nd-G担当)、概念戦争時代死亡飛場・竜徹護国課からの継続3rd-G担当)、生存。 ジークフリート・ゾーンブルク(護国課からの継続1st-G担当)、生存趙・晴中国UCATから派遣7th-G担当)、全竜交渉中に死亡リチャード・サンダーソン米国UCATから派遣5th-G担当)、全竜交渉中に死亡アブラム・メサム中東UCATから派遣9th-G担当)、概念戦争時代死亡していたことが判明UCAT空白期(-くうはくき) 日本UCAT内における、1985年から1995年代の従業員資料大量消失している事実該当時期のこと。空白期の後に幹部陣大刷が行われており、その時期が日本UCATの「旧」と「現」を分け節目となっている。 同時期に発生した関西大震災原因とされたが、Top-G存在秘匿するために、旧日本UCATTop-G繋がりうる情報全て処分したことが原因である。 関西大震災かんさいだいしんさい1995年12月25日大阪突如発生した大規模地震。その禍根10年経過した本編においても色濃く残っている。主要人物の親達の多く救助隊として向かい、そこで死亡した。 その原因は、Low-G旧日本UCATによるノア内マイナス概念暴走Top-G滅亡起こすために発生した戦い、しかし実際概念創造不可能なTop-Gでマイナス概念創造行ったためにマイナス概念活性化し暴走したノアに逆封印施した戦いであった。 五大頂(ごだいちょうUCAT空白期旧日本UCAT存在していた5人の総称実際最前線立って戦い平行して現場指揮をとる臨時部署であったそれぞれ機竜正面から戦い打ち勝つ程の実力者だったが、関西大震災ディアナ・ゾーンブルクを除く全員死亡した該当メンバー佐山・浅犠飛場・竜一ジェームズ・サンダーソンアルベルト・ノースウィンドディアナ・ゾーンブルクTes.テス/テスタメント各国UCAT共通の言葉で、返事相打ちの際に用いられる聖書において「契約」を意味する押忍(おす) 3rd-G残党に連れ去られ月読・京が、そこで自動人形達に教え後々Tes.」に相当するものとして使われ続け言葉バベル 近畿地方何処か聳える巨大な塔型施設内部にはマイナス概念収められており、関西大震災震源地となったとされる侵入者拒むが、衣笠・天恭佐山・浅犠新庄・由起緒の3人だけは内部に入る事が出来、3人はそれぞれ中から概念関係の技術持ち出した。その正体原初時代送られノアである。

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