押忍とは? わかりやすく解説

おす

[感]若い男性どうしが出会ったときに使うあいさつ語親し間柄使われる。おっす。

[補説] 「押忍」とも当てて書く。


押忍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 22:01 UTC 版)

押忍(おす、おっす)とは、主に空手道剣道柔道などの武道の関係者の間で非公式で使われる挨拶の一つ。

概要

由来については諸説がある。旧海軍で「お早うございます」が簡略化され、その結果「オ」と「ス」が残ったという説。また、大日本武徳会が戦前に京都で運営した武道専門学校の学生の間で生まれたという説[1]

元々は「おはようございます」だったものが「おはよーっす」→「おわーす」→「おす」と縮まり、そこに「押して忍ぶ」(自我を抑え我慢する、の意か)という漢字を当てた結果、現在の形になったのではないかと言われている。現在は後輩が先輩に返礼する際にも使われているが、本来は先輩が後輩に対するときだけ用いた[1]

体育会系の「押忍」

大森敏範は、発祥は戦前の拓殖大学で、由来は相撲の心得で相手の押しに耐えることを「忍(お)す」と言ったことからという説を唱えている[2]。 拓殖大学では今でも押忍と言う挨拶は体育会を中心に親しまれている。先輩・後輩問わず皆が気軽に使用し拓殖大学の学生にとって無くてはならない言葉である。拓大生あるあるとして、地元に帰省した際、挨拶をする時「押忍っ!」と言ってしまい驚かれるという事がある。

ブラジリアン柔術界、空手界を中心にOSUまたはOSSとして海外にも広まっている[2]

同種の言葉として、陸上自衛隊レンジャーにおける『レンジャー!』[3]

脚注

  1. ^ a b 月刊剣道日本』1981年12月号48ページ、スキージャーナル
  2. ^ a b 大森敏範『押忍とは何か?』三五館、2016年。ISBN 978-4883206902 
  3. ^ 第1回 自衛隊のレンジャーってなに?”. 自衛隊採用ガイド. 防衛省・自衛隊. 2019年1月5日閲覧。

関連項目


押忍(おす)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 22:29 UTC 版)

終わりのクロニクル」の記事における「押忍(おす)」の解説

3rd-G残党に連れ去られ月読・京が、そこで自動人形達に教え後々Tes.」に相当するものとして使われ続け言葉

※この「押忍(おす)」の解説は、「終わりのクロニクル」の解説の一部です。
「押忍(おす)」を含む「終わりのクロニクル」の記事については、「終わりのクロニクル」の概要を参照ください。

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