1st-G
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 22:29 UTC 版)
主要概念:文字が力を持つ概念 対応神話:ニーベルンゲンの災い 対応地域:ドイツ/近畿地方 1st-Gの世界観 テーブル型大地をドーム状の空が覆う内向型構造で、星はドーム内面に張り付き、太陽は地下道を通って周回する。昼夜は太陽の出没で区別し、月は存在しない。大気には1st-Gにとっての文字の役割を担う精霊が存在し、1st-G住人は説得する事で自然を操作出来た。生物は文字という力が進化と突然変異を繰り返した末に誕生した。そのため1st-G生物は体内に遺伝子として文字があり、多様な能力を持つ反面で1st-G外での生存能力を著しく欠く。 文化はヴォータンという王国が周辺の集落や街を統括する体制をとっていた。土地は狭かったが文字と対話によって事象を操り、不便は少なかった。しかし文字を書くとそれが現実化してしまう危険があったために、筆記系の文化は王族や専門職にのみ与えられ発達しなかった。 1st-Gの概念戦争 元来の戦闘力が低い1st-Gは、種族の戦闘力強化や5th-G機竜を解析して自前の機竜を開発して抗った。しかし戦中に王妃を失った1st-G王は“門”を封鎖して概念戦争から遠のき、衝突時間ギリギリで生き残ったGに亡命する事を定めた。しかしグートルーネやレギンの庇護を受けていたジークフリート・ゾーンブルクがグラムを強奪、ハーゲンを除く王族とファブニールを殺して概念核の半分を持ち去った。それによって1st-Gは滅びたとされる。
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1st-G
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ブレンヒルト・シルト 声:豊嶋真千子 尊秋多学院3年生。美術部部長。1st-Gの魔女。“鎮魂の曲刃”を使う。 現存唯一の1st-G長寿族の少女。黒猫と小鳥を連れる。市街派に属し、ジークフリート・ゾーンブルクの監視役として尊秋多学院に入学していた。 幼年期はナインという名前でグートルーネやレギン、ジークフリートと共に暮らしていた。ディアナ・ゾーンブルクとは事ある毎に衝突する。 黒猫(くろねこ) 声:野田順子 ブレンヒルト・シルトの使い魔。Low-G生まれの猫。一言多い所があり、よくブレンヒルトに折檻される。思考が硬直しがちなブレンヒルトを導く事が多い。 小鳥(ことり) ブレンヒルト・シルトが保護した幼い野鳥。ブレンヒルトとジークフリート・ゾーンブルクの繋がりを取り戻すきっかけになった。主にブレンヒルトの頭頂部が定位置。 ハーゲン 声-阪脩 市街派の長。ファブニール改と合一している。1st-G王の弟でレギンの兄。 元1st-G冥界管理長で、“鎮魂の曲刃”の本来の持主。Low-Gで市街派を維持するためにファブニール改と合一した。 機体とのズレで意識の寿命が近付いている。ブレンヒルト・シルトの過去を知る数少ない人物。長く非戦路線を取っていたが、グラム運搬を機として全軍を率いて奪取に向かった。 ファーゾルト 1st-Gの半竜で居留地の長。語り部。 1st-Gの全竜交渉における事前交渉の相手となる。恭順の証として両翼を自ら断っている。 ファーフナーや一部の生き残りには「保身を望んだ軟弱者」とされるが、本人は1st-Gの誇りを見失っていない。長命で幼い頃の大城・一夫や新庄・運切を知っている。 ファーフナー 声:竹本英史 市街派主力。若手達のリーダー格。ファーゾルトの息子にあたる半竜。 闇渡りの半竜であり、意思の届く範囲でなら影の中を移動する事が出来る。 父に反して苛烈な性格であり、1st-G種族である事を誇りつつも帰化二世である為に故郷を知らず、その事に憤って市街派に身を移した。 1st-Gの全竜交渉で出雲・覚と交戦、両翼を断たれて敗北した。後にファーゾルトの元へ戻る。 グートルーネ 声:小山裕香 ヴォータン王国の第一王女。故人。 概念戦争で傷心した1st-G王に遠ざけられ、レギンの元で暮らしていた。後にブレンヒルト・シルト(当時はナイン)やジークフリート・ゾーンブルクを保護し、一時期は4人で家族同様に生活していた。 暴走したファブニールによって致命傷を負い、残った民をLow-Gへ避難させた後に死去。 レギン 賢者と名を馳せた人物。1st-G王の弟。故人。 グートルーネやブレンヒルト・シルト(当時はナイン)、ジークフリート・ゾーンブルクの身元を引き受けた。 侵略者であるジークフリートを疑ったが、後に家族同然の関係を築く。しかし裏切ったジークフリートから概念核を護ろうとファブニールに搭乗、交戦するも殺されて概念核を奪われたとされている。
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