ヴォータンとは? わかりやすく解説

オーディン

(ヴォータン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/03 01:17 UTC 版)

オーディンは、北欧神話主神にして戦争死の神。詩文の神でもあり吟遊詩人のパトロンでもある。魔術に長け、知識に対し非常に貪欲な神であり、自らの目や命を代償に差し出すこともあった。


注釈

  1. ^ 古エッダ』の日本語訳本として知られている谷口幸男訳『エッダ - 古代北欧歌謡集』 (1973年) は、「凡例」で「固有名詞はなるべく原音に近づけようとしたが、すでに本邦でよく用いられているオーディン、トールは、そのままにしておいた」と但し書きした上で「オーディン」表記を用いている。
  2. ^ 『古エッダ』の『グリームニルの歌』でオーディンが名乗る別名の「シーズスケッグ」[7]、「ハールバルズ」[8]、「シーズヘト」[7]は、それぞれ「長髯のもの」[9]、「灰色の髯」[10]、「目深に帽子をかぶったもの」[11]の意。
  3. ^ 『巫女の予言』では兄弟はヘーニルローズルとされている[20]

出典

  1. ^ 唐澤 2004, p. 48.
  2. ^ a b 日向訳注, pp. 10-11
  3. ^ 健部他、p.215。
  4. ^ 泉井訳注 1979, pp. 59–61.
  5. ^ 菅原、p.85。
  6. ^ ネッケル他編, 谷口訳、p.59。
  7. ^ a b ネッケル他編, 谷口訳、p.56(『グリームニルの歌』第48節)。
  8. ^ ネッケル他編, 谷口訳、p.57(同第49節)。
  9. ^ ネッケル他編, 谷口訳、p.62(訳注150)。
  10. ^ ネッケル他編, 谷口訳、p.62(訳注167)。
  11. ^ ネッケル他編, 谷口訳、p.62(訳注149)。
  12. ^ 佐藤他、p.18。
  13. ^ テッツナー, 手嶋訳、p.282。ネッケル他編, 谷口訳、p.276(「ギュルヴィたぶらかし」52章)
  14. ^ テッツナー, 手嶋訳、p.18。菅原訳、p.31(「ヴォルスンガ・サガ」11章):「青黒い上衣を着た男」
  15. ^ 健部他、p.213。
  16. ^ 『北欧神話』(菅原)で確認できる表記。
  17. ^ 『デンマーク人の事績』(谷口訳)p.33で確認できる表記。
  18. ^ サクソ, 谷口訳、pp.105-108。
  19. ^ ネッケル他編, 谷口訳、p.229(「ギュルヴィたぶらかし」6章)
  20. ^ ネッケル他編, 谷口訳、pp.239-240(「巫女の予言」18節)。
  21. ^ ネッケル他編, 谷口訳、p.9(「巫女の予言」4節)
  22. ^ ネッケル他編, 谷口訳、p.229(「ギュルヴィたぶらかし」7章)
  23. ^ ネッケル他編, 谷口訳、p.231(「ギュルヴィたぶらかし」9章)
  24. ^ 菅原、p.124。


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ヴォータン

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ラインの黄金」の記事における「ヴォータン」の解説

ニーベルングの指環4部作全体主役といえるが、その性格役割物語とともに変化する本作では、野心あふれた政治家的な容貌見せる。声域バリトンだが、他を圧する威厳存在感求められる

※この「ヴォータン」の解説は、「ラインの黄金」の解説の一部です。
「ヴォータン」を含む「ラインの黄金」の記事については、「ラインの黄金」の概要を参照ください。

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