第2幕 「荒涼とした岩山」とは? わかりやすく解説

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第2幕 「荒涼とした岩山」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 14:59 UTC 版)

ワルキューレ (楽劇)」の記事における「第2幕 「荒涼とした岩山」」の解説

序奏 ジークムントとジークリンデ逃避行を表す。ヴァルキューレの騎行動機現れ、幕が開くとヴォータンとブリュンヒルデ立っている。 第1場 ヴォータンブリュンヒルデに、ジークムントとフンディングの戦いでジークムント勝たせるよう命じる。しかし、ブリュンヒルデ去ったところへフリッカ登場フリッカは、ジークリンデ不倫兄妹近親相姦をなじる。ヴォータン非難かわそうとするが、「遠大な計画」(後述)の自己矛盾に気づかされ、心ならずもジークムントを倒すことを誓約する第2場 戻ってきたブリュンヒルデに、ヴォータンジークムントに死をもたらすよう命じる。ヴォータン長い叙事的語りによって、前作ラインの黄金以降ヴォータン行動と「遠大な計画」が示される。しかし、ヴォータン計画挫折しその最後神々終末予感頂点に達する当惑するブリュンヒルデ第3場 ジークムントとジークリンデ登場ジークリンデ幻覚とらわれジークムント戦いで倒れる様を見て気を失う第4場 気を失ったジークリンデ介抱するジークムント前にブリュンヒルデ姿を現すブリュンヒルデは、ジークムントがフンディングとの戦いで死ぬこと、死せる勇者ヴァルハル迎え入れられる告げる(ブリュンヒルデの「死の告知」)。しかし、ジークムントは、ジークリンデ離ればなれになることを拒否しいっそのこと二人で死のうノートゥング振り上げる。これを見て心を打たれブリュンヒルデは、ヴォータンの命に背いてジークムントを救うことを決心し、彼を止める。 第5場 ブリュンヒルデが去ると、フンディングの角笛響いてくる。フンディングを迎え撃つために、ジークムントジークリンデ置いて立ち去るジークリンデ意識取り戻すが、まだ幻覚から完全に覚めていない。雷鳴轟きジークムントとフンディングの戦いが始まる。ブリュンヒルデジークムント加勢しようとするが、そのときヴォータン現れ、自らが与えたノートゥングで砕く。武器失ったジークムントは、フンディングの刺され絶命する。叫び声をあげるジークリンデを、ブリュンヒルデ愛馬グラーネ乗せて連れ去る。「行け!」の一言でフンディングを倒したヴォータンは、命に背いたブリュンヒルデへの怒り駆られ恐ろしい勢いで退場する

※この「第2幕 「荒涼とした岩山」」の解説は、「ワルキューレ (楽劇)」の解説の一部です。
「第2幕 「荒涼とした岩山」」を含む「ワルキューレ (楽劇)」の記事については、「ワルキューレ (楽劇)」の概要を参照ください。

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