ワルハラの神々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 15:15 UTC 版)
「ニーベルングの指環 (漫画)」の記事における「ワルハラの神々」の解説
重力オルガンの力を「ラインの黄金」にぶつけ、その反響による揺らぎを用いて自身の体の老化を抑え悠久ともいえる時を生きてきた一族。 ヴォータン 声:石田太郎 北欧神話のオーディンその人。宇宙の全てを治めるものと自称する。 フライア 声:篠原恵美 ミーメと並ぶ重力オルガンの演奏者。彼女に触れたいとするファゾルト兄弟の求めに応じたヴォータンにより二人の前に「報酬」として差し出される。 フリッカ 声:上田みゆき ヴォータンの正妻でフライアの姉の美の女神。巨人族の見た目の醜悪さからフライアを差し出す契約を反故にするようにヴォータンに働きかけた張本人。ブリュンヒルデのことは女神としては一目置いているが、自身にとっては妾の娘であるため内心は良く思っていない。 ブリュンヒルデ ヴォータンと知の女神エルダの娘でワルキューレの長女。母親譲りの聡明さと勇猛を兼ね備えた偉大な戦乙女。 グレートハーロックたちとの交流によって自身の真に進むべき道を悟り、ハーゲンの影響で「無限零度」に陥ったデスシャドウ1号艦を、自身が煌々と燃え盛る「焔」となることで救い消滅する。 エルダ 声:K' ヴォータンの愛人である知の女神。聡明かつ思慮深い女性でハーロック達を「勇者」と認めヴォータンに対し常に忠告と内省を訴えるものの聞き届けられず、近く「神々の黄昏」があることを予感している。 第四部『神々の黄昏』では最悪の状況に直面してなおクリームヒルトを召喚するという悪手を指そうとするヴォータンの前に「喪服」で現れ、神々との決別を表してワルハラから立ち退く。 ローゲ アルベリッヒの忠実な下僕と自称する火の神。高い技術的視点を有しアルベリッヒの参謀・相談役として登場するものの、ニーベルング族に対しては内心「奴隷」と思っているようで無意識のうちに侮蔑的な言葉が口に出る。第二部以降作中に登場せずその後の様子や生死不明。
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