3年1組生徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 05:37 UTC 版)
「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」の記事における「3年1組生徒」の解説
西田雄一(にしだ ゆういち) 演 - 池田優斗 真田や市原と共に一ノ瀬の授業を聞かずに悪ふざけおり、後に真田が教室で暴れる様子がネットにアップされると常に携帯をいじっていた佐々木をネットにアップした犯人と疑い口論になる。(第1話) バスケ部で同じクラスのアレンがスタメンに選ばれ、自分はスタメンを外されたため、逆恨みから市原とともに部活でアレンにいじめ行為を働くが、後日、市原が帰宅時に何者かに襲撃を受けて負傷する事件が発生したため、アレンによる報復で、次の標的は自分でないかと考え、彼を激しくけん制するようになる。市原を襲撃した犯人と早合点したことからアレンを探し出し、報復にアレンに暴行を加える。その際、たまたま外国人半グレ集団「オクタゴン」に強要されアレンが運んでいた違法なブランドバッグのコピー品を川に捨てたため、その事を知った「オクタゴン」から報復のためアジトに拉致され、暴行を受けた上アジトに火を付けられるが、手足を拘束されていたために逃げ出せなかったところにアレンが駆けつけ、炎を飛び越え救出されたことでこれまでのアレンに対する行いを反省し、アレンが許してくれたことで友情を回復する。(第5話) 相良恭子(さがら きょうこ) 演 - 石井薫子 小学6年までアメリカに居た帰国子女で、高校の第一志望は将来英語を使う仕事に就きたいことから帰国子女が多い東和女子と考えていたが、実家が開業医で跡継ぎにすることを考えている母・律子からは桐蔭医大付に進学することを望まれており、母の押し付けにストレスを感じていた。授業で学ぶ内容では自身の学習レベルより低いことを理由に、英語の授業中にあからさまに内職をしていたことを水野に注意され、自分が悪いのにも関わらず反抗的な態度をとる。子供の頃からやることなすこと否定されるが、同時に期待する母・律子に嫌気がさしており、自分の意見を聞いてもらえるはずがないと悩んでいたため、涼子から英語のスピーチコンテストへの参加を勧められ、自分の実力とやる気を示すことを提案される。しかし、そのコンテストのチラシを部屋に無断に入り粗探しをしていた母に見つけられ破られてしまい、母をナイフで刺そうかと考えるが、同じく母親から進路や要求をしつこく押し付けられている事に苦しむ井上が自傷行為に走る姿を見た事で思い留まる。後日、スピーチコンテストに参加しようとするところを母に止められそうになるが、自分の意思を貫きコンテストに参加する。結果は落選であったが、嶋田と涼子に諭され自分の考えを押し付けようとしていたことを反省した母親から謝罪され、親子の不仲を解消する。(第9話) 寺岡蒼太(てらおか そうた) 演 - 石岡飛鳥 市原健太(いちはら けんた) 演 - 奥智哉 真田や西田と共に一ノ瀬の授業を聞かずに悪ふざけをしていた(第1話)。バスケ部で西田とともに部活でアレンにいじめを働くが、後日、進学塾からの帰宅時に何者かに襲撃され、袋を被せられ襲われたため相手の顔は見ていないが、確認できた拳の色からアレンがいじめの仕返しで襲ってきたと周囲に主張する。後に西田がこれまでのアレンに対する行いを反省し、アレンが許してくれたことで友情を回復する。(第5話) 竹村隼人(たけむら はやと) 演 - 小野瀬悠太 森凪紗(もり なぎさ) 演 - 小畑仁乃 真季と階段で密かにお菓子を食べている時に屋上に向かう新津を目撃した。(第6話) 藤川美沙希(ふじかわ みさき) 演 - 筧かな アレン徳永(アレン とくなが) 演 - 川村ジーモン凛一朗 黒人の青年。バスケ部で顧問の涼子からスタメンに選出されたことで、同じクラスのバスケ部員である西田と市原から逆恨みされ、いじめを受けるようになる。いじめのことを知った涼子や柴田は気をもむが、外国人ということを理由に幼い頃からいじめられていた自分を入学直後に西田がバスケ部に誘ってくれた友人であったことから、余計な心配は無用と涼子に笑顔で応える。そんなある日、市原が進学塾からの帰宅時に何者かに襲撃される事件が起きたため、市原の主張もあり、いじめの仕返しで市原を襲った犯人ではないかという疑惑の目が向けられる。早速、嶋田から市原の襲撃犯でないかとの取り調べを受けるが否定し、西田が激高していたことや、真犯人が半グレ外国人集団「オクタゴン」の幼馴染・マーカスであったこともあり、穏便に済むようにスタメンから外して欲しいと涼子に訴え、登校しなくなる。そんな中、マーカスから違法なブランドバッグのコピー品の運び屋を強要されるが、市原を襲撃した犯人と早合点した西田たちバスケ部員に見つかり、運んでいたバッグを川に捨てられてしまう。その後、バッグを捨てた報復で「オクタゴン」に拉致され暴行を受けた西田が火を付けられた「オクタゴン」のアジトに取り残されていたところに駆けつけ、炎を乗り越え西田を助けたことで、西田が自分の行いを反省したことで西田との友情を回復する。(第5話) 三村翔子(みむら しょうこ) 演 - 吉柳咲良 親友の岩井真帆がネットリンチを受け自殺する切っ掛けを作った収賄容疑で逮捕された真帆の父をネットで誹謗中傷した大人たち(その中に数学教師の一ノ瀬がいた)を「ブルーナイト」のアカウントでプライバシーを暴露する動画を投稿サイトで拡散し復讐していたが、同時に伸び悩みんだ成績のストレスを発散しており、そのことを嶋田に見抜かれ「ただむしゃくしゃしてやっただけだろ」と真帆への想いを真っ向から否定される。直後、翔子の復讐に遭った1人の男が学校を襲撃し殺されそうになるが嶋田に救出される。自分の復讐で無関係な人々を危険に晒したことを嶋田に糾弾され、自分の軽率な行為を反省し名誉毀損の容疑で逮捕される。(第1話) 学校に復帰後、ドラッグ事件が発生した際は嶋田に呼び出され真田と共に仲村に恨みを抱く人物を探してほしいと協力を求められそれに応える。(第3話) 以降、学校で様々な事件が発生する度に真田と共に嶋田から事件における一番関わりや疑いの深そうな生徒たちの情報を質問されるようになる。 三者面談では晴海高校を希望する事、母親が名誉毀損で捕まった事を気にしている旨を伝えるが、晴海高校の校長が元暴走族の総長だったため更生に理解がある事を涼子から伝えられる。その後、嶋田に3年1組に仕掛けた電池切れの盗聴器を交換した対価として、LEDライトをもらう。嶋田と岡部の死闘の際、とっさに岡部の目にLEDライトを照らし、一瞬の隙を作る。(最終話) 山岸真季(やまぎし まき) 演 - 四ノ宮樹美 凪紗と階段で密かにお菓子を食べている時に屋上に向かう新津を目撃した。(第6話) 菊池京介(きくち きょうすけ) 演 - 鈴木悠仁(少年忍者 / ジャニーズJr.) バレー部に所属しており、部活が終わった後も部室でひとり筋トレをしていたところにクラブ顧問の澤田が現れ、疲労回復のためにとマッサージを施してくれたが、その後も度々呼び出され体に触れられるセクハラを受けるようになる。呼び出しを拒むと関東大会に出場させないと脅され拒否できなかったため、成人女性に対しストレスを感じパニック障害の症状を発症するようになり、校内で涼子の手と触れたことでパニックを起こす。保健室で介抱された際に澤田のセクハラの件を告白し、涼子の協力で部員たちと共にセクハラ被害を警察に届けに行く。澤田がいなくなってからは柴田がバレー部の顧問を引き継ぎ、関東大会に向け部活に励んでいる(第4話) 尾崎香澄(おざき かすみ) 演 - 鈴木梨央 3年1組の学級委員長。成績優秀、正義感や周囲への思いやりが強い。 東京都教育委員長の尾崎賢治は実父であるが、両親の離別により賢治とは既に別の家庭であるため月に一度、養育費を手渡ししてもらう場として食事会を開き顔をあわせていたが、賢治に悪態をついたことから食事会の打ち切りと養育費は今後振り込みで済ませると言い渡される。そのため、面倒ならば私を作らなければよかったのにと賢治に言い放つが、賢治からは自分は子供は欲しくなかったが、香澄の母が子供を欲しがっていたのだと言い返されてしまう。(第9話) 自分と同じように建築に興味を持つ涌井美月と建築関係の展示会で出会ったことで親交を深め、涌井が美術教師の岡部からセクハラを受けていることを知ると、家計が苦しい涌井と同じ建築学部のある大学で学べるよう、自身も父親の一件もあり身勝手な大人に不信感を抱いていたことも相まって、学費にする目的で岡部の暴行を誘発させ示談金を要求する恐喝事件を企てる入れ知恵を与えていたことが嶋田によって突き止められた。真相が明らかになった際は「自分が美月に指示した」と言って彼女を庇うが、香里が教師になった経緯と「取り返しのつかない事なんてない。」と嶋田に言われた事で心の底から反省と後悔をする。岡部が教室に籠城した事件が解決した後は、元気で明るい姿で登校した。(最終話) 井上双葉(いのうえ ふたば) 演 - 唯藤絵舞 俳優活動を行っており小学生の頃は名子役と呼ばれていたが、今では端役の仕事を得るのがやっとで自分には俳優としての実力がないと思っていたところに個人のホームページへのアクセス数が一桁であることを級友の市原と西田にからかわれたため、やりたくないのに母・律子に俳優活動を強要される生活に対する不満を爆発させ、怒りの捌け口を見いだせず、教室の黒板に頭を自分から何度も打ち付ける自傷行為に及び、頭部から出血しているところを嶋田に制止される。その様な状況になっても尚も芝居のオーディションへの参加を強要する母親に絶望するが、嶋田が母・律子に娘を自傷行為するまで追い込む虐待をしていると糾弾してくれたことで母が反省し救済される。(第9話) 深山敏春(みやま としはる) 演 - 田中奏生(幼少期:塩崎忍) 西田が外国人半グレ集団「オクタゴン」のメンバーに拉致される現場を目撃し、学校で級友たちにふれまわる。(第5話) 鞄がボロボロであることを西田に見つかった際に「こういうデザインだよ」と説明する。(第6話) クラブで働くホステスの母・恵里香と介護が必要な寝たきりの祖母・サキと3人で暮らしているが、1か月ほど前から母がクラブの客に入れ込んで帰宅しなくなったため生活費が底をつき、1人で祖母の面倒を見なければならない若年介護者となって学校を休みがちになる。級友たちから給食のおかずを分けてもらうなどしていたが、食べるものに事欠きコンビニで菓子パンを万引きするなどして食いつないでいたところ、嶋田の代理でスクールポリスとして中学にやって来た旧知の三枝に助けられ、生活費を渡される。しかし、その生活費を借金取りに巻き上げられてしまったため、再びコンビニで菓子パンを万引きするが店員に捕まり、逃げようとして店員を突き飛ばすと転倒して後頭部を強打させ出血させてしまう。恐ろしくなり自宅アパートに逃げるが、そこで祖母から食事の世話を訴えられたため精神が錯乱し、祖母を殺しかけてしまい、その後もコンビニ店員を殺した自責の念で精神的限界に達したため、祖母を伴い川で入水自殺を試みるが、捜索していた三枝に発見され、コンビニ店員は亡くなっていないことを教えられ、自殺を思い留まる。しかし、店員に大怪我を負わせたことに変わりがないことから、三枝から家の祖母のことなどはフォローするので正直に事情聴取を受けるように注意される。(第7話) 成田千佳(なりた ちか) 演 - 田畑志真 3年2組担任の水野をとても慕っており、彼女が嫌がらせで気を失い保健室に搬送されたと聞きつけた際は真っ先に駆け付けている。水野から妊娠で栄養補給するための特製ドリンクのレシピを教えてもらっており、そのレシピを3年2組副担任の青木に教えている。(第2話) 真田一樹(さなだ かずき) 演 - 中川翼 数学の授業中に騒いでいたことを一ノ瀬に注意、挑発され教室で暴れだしたため、嶋田に器物損壊および暴行の現行犯で逮捕される。その後は厳重注意に留まったため、翌日にはクラスに戻るが「ブルーナイト」によって自身が学校で暴れ嶋田に逮捕される様子をネットにアップされてしまう。(第1話) 学校に復帰後、ドラッグ事件が発生した際は嶋田に呼び出され三村と共に仲村に恨みを抱く人物を探してほしいと協力を求められそれに応える。(第3話) 嶋田のスクールポリスとしての姿や警察官に憧れを抱くようになったのか、涼子に警察官になりたいと言う自身の胸中を明かした。 岡部が教室に侵入してきた際、隙を見て飛びかかろうとするも、岡部に右脚を撃たれてしまい、駆け付けた嶋田に自身のベルトで止血される。(最終話) 矢島裕(やじま ゆう) 演 - 長島令玖 野球部員のピッチャー。練習試合中に目に向かってレーザーを照射され瞼を閉じてしまい、バッターの打球を頭部に被弾し脳震とうを起こし気を失う。(第8話) 松本柚葉(まつもと ゆずは) 演 - 牧野羽咲 向井大(むかい だい) 演 - 水野哲志 バスケ部員。部活の朝練で西田や市原とともにアレンをいじめていた。(第5話) 佐々木悠馬(ささき ゆうま) 演 - 宮世琉弥 常に携帯をいじっていたため、真田が一ノ瀬を暴行する動画をネットにアップした犯人ではないかと西田に疑われ口論になる。(第1話) 2年までサッカー部に所属しており都大会を目指し練習に励んでいたが、練習中にチームメイトの仲村と接触したことで右膝を負傷したためレギュラーを取れずサッカー部を去る。目標を失い鬱屈した気持ちから学校の備品を窃盗し転売して小遣いを稼いでいたが嶋田に突き止められたことで反省する。転売前の窃盗した備品とこれまで転売で儲けた金の全額を返却したことから、事なかれ主義の校長の木島に反省したとして窃盗を不問にされる。(第3話) 中野夏美(なかの なつみ) 演 - 宮原和 教室では千佳や双葉と一緒にいることが多い。 楠田大地(くすだ だいち) 演 - 宮本龍之介 バレー部員。涼子によって菊池が顧問の澤田にセクハラされているという事実を知らされるが事実が露呈することで関東大会に出られなくなる不安から一度は菊池への協力を他の部員と共に拒否する。嶋田が手を回しセクハラの証拠をつかんだことで再度涼子に説得され、他の部員と共に被害届を提出するため警察署に向かった。(第4話) 渡辺奈美(わたなべ なみ) 演 - 山本海心 教室では香澄や恭子と一緒にいることが多い。優等生グループの1人。 涌井美月(わくい みづき) 演 - 米倉れいあ(821) 看病していた母が退院し1ヶ月ぶりに赤嶺中学に登校するが、実際は1年前に当時の美術教師・岡部から部活中に体を触られるセクハラを受けたショックから度々休校していた。(第4話) アレンとは同じ団地に住む幼馴染で学校に来なくなったために心配しており、心当たりの公園にいたアレンに声をかけている。また、学校に来なくなったアレンを探す涼子によく行く心当たりがある場所を伝えていた。(第5話) 自分と同じように建築に興味を持つ尾崎香澄と建築関係の展示会で出会ったことで親交を深め、そのなかで美術教師の岡部からセクハラを受けていることを香澄が知るところとなり、初めは岡部を懲らしめるために暴行騒動を誘発していたが、香澄の入れ知恵で同じ大学の建築学部に入学した際の学費にするため、岡部から暴行事件の示談金をせしめる恐喝事件の計画に乗っていたことが嶋田の捜査により明らかにされた。真相が明らかになった際は心身共に限界を迎えかけるも、香里が教師になった経緯と「取り返しのつかない事なんてない。」と嶋田に言われた事で心の底から反省と後悔をする。岡部が教室に籠城した事件が解決した後は、元気で明るい姿で登校した。(最終話) 笹本エレーヌ(ささもと エレーヌ) 演 - 和氣マヤ
※この「3年1組生徒」の解説は、「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」の解説の一部です。
「3年1組生徒」を含む「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」の記事については、「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」の概要を参照ください。
- 3年1組生徒のページへのリンク