孫悟空の技とは? わかりやすく解説

孫悟空の技

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 12:30 UTC 版)

孫悟空 (ドラゴンボール)」の記事における「孫悟空の技」の解説

かめはめ波かめはめは亀仙人50年かけて開発した技。亀仙人が技を見せた直後小さな威力とはいえ無線車を大破させるほど)ながら真似して見せたのが最初であり、天下一武道会でも使用し亀仙人唖然とさせた。その後悟空長年使用し続けた。独自のアレンジとして、足からの放出曲げて見せたり、2発を別々に放ちフェイントとして活用したりした。また第23回天下一武道会では、「超かめはめ波」としてマジュニア向けて巨大なかめはめ波放っている。反作用利用して突撃緊急脱出する手段としても利用している。 ゲームによっては通常のかめはめ波威力高くなった超かめはめ波分けられている場合がある。またゲーム作品によっては更に威力の高いかめはめ波登場していたりもする。 ジャン拳ジャンけん) 育ての親孫悟飯直伝の技。グーパンチチョキ目潰しパー張り手三段攻撃食らわせるそれぞれ単体で出すことも多く状況応じグーチョキパー使い分ける本編には登場していないが、まだ相手がいたとき、あいこで掌というかけ声と共に掌打放つ設定もある。少年期多用したが、レッドリボン軍編を最後に使われなくなったゲームカカロット』では青年期となっている悟空打撃技一つとして使用しており、グーチョキパーそれぞれ単体放つのに加え一気三段攻撃食らわせるジャン拳』が登場している。 如意棒 / 如意棒アタック / 如意棒攻撃 育ての親である孫悟飯から譲り受けた如意棒での攻撃自由自在に伸縮させたり、防御に使うこともできる。主に少年期使用青年期以降では初期の『Z』劇場版でも使用している。悟空ゼノ如意棒背負っているが未使用残像拳ざんぞうけん) すばやい動き残像残し相手自分位置誤認させる。発生させる残像の数によって「三重残像拳」「多重残像拳」とも呼ばれる相手残像攻撃加えるよう誘導しその際相手の隙をつき攻撃加える。天下一武道会にてジャッキー・チュン亀仙人)が試合中使用したものを見切りナム戦より使用攻撃受けた残像相手バカにするように「アッカンベ〜」と舌を出すのが特徴。ただし、ミスター・ポポにはこの技を破られた。 コマ回り拳 / 竜巻はじき / 回転攻撃 第21回天下一武道会ナム戦で使用独楽のように全身高速回転させて相手攻撃弾き飛ばし一方的に詰め寄っていく技。ナム場外負け覚悟するほどの防御力誇ったが、長く使用する目を回し倒れてしまう欠点がある。回転する動作補助的に利用したのは何度かあるものの、攻撃使ったのはナム戦のみ。 尻尾回転させて空を飛ぶ / シッポ飛行 第21回天下一武道会ジャッキー・チュン戦で使用尻尾ヘリコプターのように回転させて空を飛び場外負け回避した狂拳きょうけん) 歯を剥き出しヨダレ垂らして狂犬のように相手飛びかかる見せ掛け驚かし、怯ませた隙に相手攻撃する第21回天下一武道会使用アニメでは使用されなかった。 猿拳(さるけん) 真似て相手威嚇し感情惑わすという精神乱れ利用した技で、身軽機敏に動きちょこまかと技を決め相手と戦う。第21回天下一武道会使用高速移動 / 消え攻撃 第22回天下一武道会使用高速左右にフットワーク行い姿を晦ませ、徐々に相手接近して攻撃仕掛ける。相手には姿が見えないため地面を蹴る音だけが響く。準決勝クリリン戦で初め使用し、かつ最小限ダメージ与えて場外勝ちしたものの、決勝戦天津飯戦ではその動体視力良さにあっさり看破された。 八手拳はっしゅけん) 手が八本見えるほどの素早い手の動きで拳を繰り出す天下一武道会天津飯との試合で、四妖拳対抗してチャパ王の技を真似て使用した体当たり / つらぬけ! ピッコロ大魔王倒した攻撃エネルギー波を下に放ち、その反動空中飛び上がりそのままエネルギー集中させた拳を前に突き出して相手の体を貫く。咆哮する大猿の像が重なるのが特徴的太陽拳たいようけん体中の気を発光させ、相手の目を眩ませる技。元々は鶴仙流独自の技だが、第23回天下一武道会準決勝天津飯戦にてそれまで唯一の使い手だった天津飯に「技を使わせてもらう」と断り入れて使用した。後にベジータとの最初の戦いでも使用した。『GT』でも大猿ベビー四星に対して使用した四星龍戦では四星龍の作り出したレンズ通したために光が収束して吹き飛ばすほどの効果発揮した気合い砲(きあいほう) 目からもしくは両掌から不可視の気の塊を放出する技。フリーザとの戦いで使用衝撃波しょうげきは第23回天下一武道会第一試合、および決勝戦使用猛烈な勢いで繰り出した拳から衝撃波放出する。気の作用発生する技ではないが、離れた相手攻撃するという点は共通している。サイヤ人編では、ベジータとの戦いの際に牽制として使った。他にはフリーザに対して使用したが、避けられている。「魔族に近い技」とピッコロ語っている。 メテオコンビネーション 第23回天下一武道会ピッコロとの決勝戦終盤繰り出した連続攻撃。「よーい、ドン!」の掛け声とともにクラウチングスタート構えから突撃し連続攻撃繰り出し最後に相手真上からかめはめ波放つ気合い消し(きあいけし) ナッパに対して使用相手エネルギー波触れること無く気合い放つだけで消滅させる技。これ以前天津飯も同じ技を使用している。 元気玉げんきだま) 草木動物など、その星に生きとし生ける全てのものから少しずつエネルギー分けてもらい、それによって出来た気の玉をぶつける北銀河の界王開発した技。技の破壊力絶大で強力無比である反面集めたエネルギー収束させ、完成させるまでに膨大な時間がかかること、気を集中するために長時間全くの無防備になってしまう点が最大の欠点である。性質上、悟空の気が減っている状態でも作り出すことは可能ではあるが、完成後のコントロールは気を高めた状態でなければ精度落ちる。 目ではなく、敵の邪悪な気を捉えることで当てる小型場合直接手の平から発射するが、規模大き場合手元から離れた場所に作り出すフリーザとの戦いでは遥か上空作られていた)。なお、作中において元気玉使い手悟空のみだが、クリリンのように気のコントロール上手い人物なら気を託せば完成させることができ、悪の気がない者なら跳ね返すことができる。ナメック星編終盤ピッコロにより、界王悟空以外の者に元気玉存在教えていなかったことが説明されている。ゲームドラゴンボール レイジングブラスト』ではベジータ戦でクリリン託され小型元気玉は「合体元気玉」、それを悟飯が跳ね返すものは「元気玉跳ね返し」、フリーザ戦で使用され巨大な元気玉は「特大元気玉」と名付けられている。 ブウを倒す時は地球だけでなく、ナメック星あの世からもギリギリまでエネルギーもらってできた特大元気玉登場この際人間からエネルギー譲渡拒否される場面があり、サタン呼びかけるまで地球人たちは中々協力しようとせず、元気玉生成難航した各種書籍ゲームでは「超元気玉」と名称がつけられている場合がある。なお、魔人ブウ編以前ゲーム作品では前述の「特大元気玉」が「超元気玉」として扱われていた。 『ドラゴンボールZ』初代オープニングテーマCHA-LA HEAD-CHA-LA』および『ドラゴンボール改初代オープニングテーマDragon Soul』の歌詞にも使われ悟空最強の技だが、劇場版除き、とどめとして使った敵は魔人ブウのみ。後述超ウルトラ元気玉含めて無傷防いだのは『超』で登場したジレン唯一人である。ブウ戦の最後では、通常状態で元気を集めた後、悟空超サイヤ人3の反動消耗している状態だったために押し切ることができなかったため、ポルンガ体力通常まで戻してもらい超サイヤ人変身してブウ元気玉押し込んだこの際には、本人としてはみんなに協力してもらったためフェア勝負とは言いがたいというような発言もあり、後々まで悔やんでいる様子みられる劇場版においては、「純粋な心の持ち主なければ使用することができないため、基本的に「悪」である超サイヤ人変身するわずかに悪の心が生まれ使用できない」という設定登場。『超』でもこの設定採用され、「邪気混じるため元気が集められない」と説明されているが、完成後のコントロール超サイヤ人ブルーでも可能。ゲーム『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』プレイディア版においては悟空が、(自然体での修行により落ち着かない気分消し)心までは悪に染まっていない超サイヤ人超えた超サイヤ人超サイヤ人フルパワー)なら元気玉作れると語り元気玉成功させた。 界王拳かいおうけん) 全身の気をコントロールし一時的に通常の何倍ものパワー・スピード・防御力発揮させる発動の際には体に大きな負担がかかるため、使用者力量上のパワーアップは非常に危険。気のコントロールは非常に高度なものが求められ考案者北銀河の界王ですら極めることはできず、悟空初め体得至ったサイヤ人編でのナッパ戦で初使用ベジータ戦では2〜4倍、フリーザ戦では10倍・20倍で使用された。使用時全身赤く発光しオーラ纏う原作では超サイヤ人への変身可能になってからは使用しなくなった。ただしアニメでは「あの世一武道会」のパイクーハン戦にて、超サイヤ人の状態のまま「超(スーパー界王拳」なる技を使用したことがあった。この技の特徴について触れられていないが、超サイヤ人界王拳身体負担がかかるため短時間しか維持できない。 『超』での老界王神推察では超サイヤ人状態で使うとパワー大きすぎて自らの身体の方が壊れてしまうため、封印していたとのこと。しかし、悟空強さ穏やかな心を併せ持ち、気のコントロールきわめた超サイヤ人ブルー状態ならば制御できるのではと考え密かに封印解きビルスに勝つための秘策として特訓していたが、自身上回るほどの成長性見せヒット前に実戦使用10倍まで引き上げてヒット0.5秒の時とばしさえものともしないスピードパワー見せたその様ビルスでさえも驚き表情見せた。ただし、超サイヤ人ブルーと言えども身体への負担大きく長時間発動できない上、大会後遅発性乱気症という気がうまくコントロールできなくなる後遺症出た合体ザマスベルガモ戦では短時間使用したが、特に後遺症出ている様子はない。力の大会では20倍までのコントロール可能になっている。なお、超サイヤ人ブルーでの使用時超サイヤ人ブルーの青いオーラ外側に赤いオーラ纏うゲーム作品では悟空戦闘力上げたりステータス上げ変身として度々登場している。しかし反動として体力気力減少するというデメリットもあり、リスクが伴う変身となっている。 フェイントかめはめ波 / 連気弾 / 配置かめはめ波 片手ずつかめはめ波小さな気弾として出し一つずつ上方発射して相手注意を向ける技。気で相手察知できないフリーザに対して使用ゲーム中では競争するかのように発射した二つ気弾攻撃する技として描写されている。 メテオスマッシュ/とことん肉弾戦 名前はゲームより。フリーザ使った連続攻撃相手ボディブロー繰り出した後、頭に飛び蹴り叩き込み逆足蹴り飛ばすゲームによって技の内容異なる。 瞬間移動しゅんかんいどう) 気を感じとり、瞬時その場所まで移動する。そのため気を感じることのできない所へ移動できないまた、遠方や気の力が小さい者しかいない場合探しにくいという欠点もある。ヤードラット人に教わった技。気を探る際には主に手の指を額に当てている。気を感じ取ることさえできれば別の星にも移動可能で、異な次元存在し原則上は死者と神しか立ち入ることができないあの世へも移動可能。また対象者は必ずしも厳密な知人である必要はなく、「ピッコロにそっくりな気」という曖昧な認識を基に気を探って直接面識のある相手一人もいないナメック星への瞬間移動果たしている。移動だけでなく攻撃技にも組み込みかめはめ波併用した瞬間移動かめはめ波」という応用技がある他、敵の攻撃回避する際に用いられる時間無かったため悟空がヤードラット人に教わったのは瞬間移動のみだが、それでも習得にかなり苦労した漫画版の『超』では、ヤードラット星人使える術の基礎しかないことが明かされた。 舞空術(ぶくうじゅつ) 全身の気をコントロールしながら放出することによって、空中飛行する第23回天下一武道会決勝戦で初使用し舞空術からの体当たりピッコロ勝利した舞空術習得前は、尻尾回転させてヘリコプターのように飛んだり、同様に竹トンボのように体全体回転させて天下一武道会場外負け回避したこともあった。息を爆風のように吐き出して瞬間的にホバリングしたこともある。 テレパシー 声を出さず直接相手の脳に話しかける能力地球ベジータ元気玉かわされ、悟飯に直撃しそうになった際に「跳ね返せ」と呼びかけたり、夢の中で現実起こっている出来事把握したり、悟飯やクリリンの頭に手をかざすことで記憶を探るなど、サイコメトリーにも似た形で発揮された。 複数エネルギー波 / 連続エネルギー弾 / バレットラッシュ / 連弾気功波れんだんきこうは) 両手から連続気功波を何発も続けて放つ技。セルに対して使用したが、ある程度ダメージ与えたもののバリアー防がれた。 気円斬(きえんざん) 気を円盤状のカッター練り上げ物体寸断するクリリン独自に編み出した技。あの世から復活しブウ攻撃阻止する際に使用。また劇場版地球まるごと決戦』においても大猿化した悟飯の尻尾を切る際に使用している。気円斬刃(きえんざん ろくまいば) ジレン戦で使用クリリン気円斬 三枚刃から編み出した技。一枚気円斬が六分裂する。六目は隠しておいて、足場切り崩して隙を作る奇襲として使用した。 メテオブラスト 超サイヤ人2状態で純粋の魔人ブウ使った連続攻撃蹴りラッシュ相手飛ばした後、回り込み追撃し最後に至近距離エネルギー波吹き飛ばすメテオインパクト 超サイヤ人3状態で純粋の魔人ブウ使った連続攻撃ラッシュ地面叩き落とした相手を、至近距離エネルギー波追撃する。 魔封波(まふうば) 元は亀仙人師匠である武泰斗が編み出した技。気を奔流状に操作して展開することで相手の体の自由を奪いお札が貼られた蓋付き容器中に封印する特殊な技身体への負担激しく使用すると命に関わる場合もある。 『ドラゴンボール超』“未来”トランクス編にて、不死身肉体を持つザマス討伐するため、ピッコロ提案から悟空はこの技を亀仙人の下を訪れ習得したアニメではザマス使用することはなかったが、漫画では使っている。漫画版ではその性質詳細明かされ封印する相手に応じて術師にも相応体力求められるとされ、あまりにも実力に差がある場合封印できない破壊(はかい) 漫画版『ドラゴンボール超』使用手の平翳して「破壊」と唱えることで相手を塵にする。不死身合体ザマスを倒すためにビルスの技を真似たものだが、ビルス比べる全身が塵と化すまでに間がある。体内封じた超サイヤ人ブルーパワー解放する必要があり、使用後変身維持できないほど消耗する効果はあり合体ザマスの左半身まで消滅させたが、咄嗟にマイ人質取られ中断余儀なくされた。

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