八棟造とは? わかりやすく解説

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やつむね‐づくり【八棟造(り)】

読み方:やつむねづくり

神社建築一様式。本殿拝殿とをつなぐ部分石の間とし、その屋根本殿・拝殿屋根から作りつけられて両下(まや)であるもの。上から見ると屋根棟木がエの字形をしている。のちの権現(ごんげん)造り原型で、京都北野天満宮代表例

近世初期民家で、入母屋(いりもや)の瓦屋根をのせた棟を多くもつ豪壮なもの。


八棟造り

(八棟造 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 01:03 UTC 版)

八棟造(やつむねづくり)は、日本の建築様式の一つである。 代表的なものでは北野天満宮(京都)と大崎八幡宮(宮城)。 その後、京都の東山のところにあった豊国神社、そして静岡にある久能山東照宮へと採用される様式となった。

概要

複雑な形状に配置された棟を多数配置し、それぞれの棟に破風を備えた豪奢な屋根を重ねて配置する建築様式を指した総称で、「八棟」の「八」は「多数」の意味であって棟の数が必ず八棟と決まっている訳ではない。

神社建築

北野天満宮 (京都)

大崎八幡宮(宮城)

民家

代表的な八棟造りの民家



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