七星勇者とは? わかりやすく解説

七星勇者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:42 UTC 版)

盾の勇者の成り上がり」の記事における「七星勇者」の解説

リーシア=アイヴィレッド 声 - 原奈津子 七星勇者、投擲具勇者メルロマルク北部没落貴族娘。見た目緑色の髪を三つ編みにした14歳前後見え少女童顔だが、実年齢17歳。悪徳貴族によって身売りされそうになったところを正義世直し助けられ感銘を受け彼の仲間になるが、いくらレベル上げて弱かったこととカルミラ島の波で活躍したことでとその仲間から冤罪かけられ解雇される自殺を図るが尚文に諭され認めて貰えるほど強くなるため尚文の仲間になる。カルミラ島手に入れた着ぐるみ装備後述)」を気に入っている。小説版では助けられた後、お礼言っている所を尚文たちが目撃するが、漫画版アニメ版ではカットされている。 性格気弱で何かあると「ふぇええ」と情けない声を上げる一方で鋼のように真っ直ぐな精神があり、パーティ内で使い走りされたり冷遇されてものために頑張ろうしたほど助けてもらったに対して一途に思っており、解雇の際に冷たく突き放され、尚文の仲間になった後もその思いは変わらなかった。そして正義感はかなり強く卑劣な悪人に対して怒り隠された力を覚醒し普段とは見違えるほど勇敢に戦うようになる。 波が来るまでフォーブレイ学校通っていた。頭もかなり良く別の異世界言語数日勉強して完全に覚えたほど。謎であった霊亀使い魔正体つかんだり、波の秘密書かれ文書解読任されたりと知識面でも活躍するコロシアム賞金稼ぎをしていた対峙して、弓の聖武器認められ投擲具眷属器選ばれるその後呪い後遺症患った世話係になる。 魔法適正は火、、風、土。本来は後衛型の適性持っていたが、前衛欲していたによってクラスアップ近接資質上げたことで中途半端なステータスになってしまう。尚文の仲間になった時点Lvは「68」だが、ステータスは「Lv1時のキール」より少し上と尚文に同情されるほど低い。ただ、変幻無双流のエルラスラからは体外から集めた気を体内留める資質人一倍高く100年1人逸材と言われているほど才能があり、卑劣な悪人対峙した際には覚醒してステータスとは思えない活躍見せる。ステータスに関して大器晩成型で、2つ世界合算した際のステータスは同Lv帯のフィーロを上回ること、後にLv71以降ステータス伸び始めると判明する変幻無双流習得投擲具選ばれたことで遠近をこなせる万能となった投擲具選ばれる前は剣を武器にしていた。 元康からの呼称は(の)「ストーカー豚」。外伝の『槍の勇者のやり直し』では、シルトヴェルト編(5周目)で他国逃亡した尚文たちの罪をでっち上げる生贄として殺されたり、メルロマルク編(6周目)で評価落ちた際に実家呼び戻されている。 オルトクレイ=メルロマルク32世 声 - 仲野裕 七星勇者、勇者メルロマルク女王ミレリアの夫(王配)。四聖召喚時の王であり民衆にも「王様」と呼ばれるが、入り婿でありメルロマルク女王制のため、不在時の代理の王。32世という名前の由来不明だが、尚文は「メルロマルク女王結婚し王家婿入りした32人目ではないか想像している。 三勇教共謀して四聖召喚行い敵対国シルトヴェルトが神と崇める盾の勇者の尚文を嫌っており、様々な迫害加担する娘たち溺愛しており、マルティ良いように利用されている。 若い頃両親親族シルトヴェルトハクコ種に皆殺しにされており、亜人とその神である盾の勇者憎んでいる。故国政治的な理由シルトヴェルト責任求めなかったため、出奔し亜人敵対関係にあったメルロマルクにて頭角表し七星選ばれて「英知の賢王」として名を馳せたほどの逸材たった一人残ったルシア失った辺りから陰り見せ始め、現在はその面影がないほどに落ちぶれ、尚文にしてきたような愚かな蛮行をするようになってしまう。そういった言動により半ば見放され勇者の力を使えなくなってしまい、名ばかり無力な七星勇者に成り下がっている。TVアニメ版ではグラス戦後衝突して尚文が去った後、ミレリアの依頼もあり「盾の勇者との和解を」と進言するメルティ対し我を忘れて声を荒げるほどにその恨み深く、再び家族を失うことを恐れている様子描写されている。世界会議決定無視して四聖勇者各国1人ずつ召喚する」という協定破り独占図ったことでメルロマルク国を波の前に戦争滅ぼしかける大罪犯し私怨で「盾の勇者」を迫害して知らず次期女王暗殺未遂加担してしまったにも関わらず親族殺したシルトヴェルトハクコ種を憎むあまり亜人擁護した先代「盾の勇者」を悪魔看做し、尚文をも災い齎すもたらす悪魔だと決めつけて迫害したことを弾劾裁判でも家族メルロマルクを守る行為だと信じて疑わない本名は「ルージュランサーズ=フォブレイで、フォーブレイの王継承30位の元王子。メルロマルクにとっては英雄であり、過去の業績を知るものからは敵国油断させる演技だと考えられている面もあるが、尚文からは影武者成り済ましていると思われている。私的なにおいては妻であり女王のミレリアのことも深く愛しているなど、落ちぶれてしまった現在でも家族思い性格女王ミレリアの帰還後は尚文による改名代理国王地位剥奪処される改名後も相変わらず盾の尚文に反抗心を持ち続け、波や守護獣戦いで加勢しようとせず勇者発覚した後も強化方法を尚文に教えようとしなかったが、亡くなったルシア瓜二つアトラ見て沈静化する。アトラ感じ気配は「分裂した」と勘違いするほどフォウルと似ている。 妹の忘れ形見である姪アトラ戦死し、さらにマイン取り入ったタクト最愛の妻のミレリアが殺され、完全に意気消沈してしまうが、精霊から頼まれていた尚文に叱咤され闘うことを決意する。尚文にこれまでのことを謝罪和解し勇者、そして英知の賢王として復活するタクトとの戦争では尚文に託しつつ、英知の賢王として頭脳発揮しフォーブレイ軍の全滅貢献する英知の賢王として復活した後は、これまでとは打って変わった好々爺となる。尚文に敬意払いメルティ婚約者として認めたり宿敵であったシルトヴェルトとのわだかまりなくなっている。また、これまでの蛮行からクズ名乗り続けることを決意している。マインに対しては、尚文に「チャンスがあれば息の根を止めろ」と伝言するほどに愛想を尽かしているが、溺愛していたこともあり「(自分では)手心加えてしまうかもしれない」と懸念しており、後述ライノ属す組織にはマインに関して全権委任している。 外伝の『槍の勇者のやり直し』では、ループした元康企みをすべて見破られていることからか、本編より強引な手に出ることが多い。元康からは尚文零落元凶一人としてマイン同等に憎悪警戒されているが、殺すと厄介なことになるのでほとんどの周回生かされており、本編同じよう女王によって無力化される展開が多い。元康によってアトラに引き合わされある程度改心したりもする。 フォウル 声 - 増田俊樹ドラマCD) 七星勇者、小手勇者ハクコ種の亜人/獣人アトラの兄。シルトヴェルト王族末裔だが、人族との混血迫害される。 アトラ治療費を稼ぐためにコロシアム戦っていたが、尚文にアトラ共々奴隷として買われる極度シスコンだが元気になったアトラには煙たがれ、手のひらに転がされているようなところがある。アトラ慕われている尚文に対して嫉妬しているが、アトラ救ってくれたことを感謝し認めているところもある。クテンロウラフタリアアトラ対す自分の考え間違い指摘され以降ラフタリア舎弟になり「姉貴」と呼ぶようになる21巻での会話によると、過激な選択が多いアトラ違ってフォウル自身は実は穏健な性格。そのためか脳筋バトル型であるハクコ同族は苦手。 肉弾戦を得意としており当初戦力として買われたが、才能開花させたアトラの方が強くなってしまい、やや頼りない印象であった。しかしシルトヴェルト父の仇相対して獣人化覚醒し、さらに盾の獣化補助白虎変身できるまで強くなる変幻無双流修行行い鳳凰戦前でアトラ互角に戦い引き分ける精神的な未熟さから当初小手眷属器引抜くことができなかったが、鳳凰戦アトラを喪い、何もできなかった自分責めつつ、アトラ遺言から仲間たちアトラ同じよう扱い守る覚悟決めたことで小手勇者選ばれる同じく悲しみにくれ、自暴自棄になっていた尚文を一喝し、以降は尚文をアトラが慕う男として認め、「兄貴」と呼ぶようになる元康からの呼称は「虎男」。オルトクレイと並ぶとアトラ感じ気配は「分裂した」と勘違いするほどで、レベリング後の成長した姿も若いころのオルトクレイと似ているとはミレリアの弁。 フィトリア 声 - 丹下桜 隠された七星勇者、馬車勇者世界フィロリアル統括する女王。遥か昔に四聖勇者育てた伝説フィロリアル。白と空色基調とした外見で、本来のフィロリアル体では全長は6mになる。空色の交じった銀髪ショートボブ瞳の色は赤。人間体はフィーロと同程度背格好であり、その他に空のように青い普通のフィロリアルにも擬態できる。クラスアップの際に干渉することで身体面中心としたステータスを2倍近く上げることが出来る。 フィロリアル聖域住み人里離れた龍刻の砂時計中心に波に対処しており、霊亀タイマン戦えるほど戦闘能力優れているクイーンになったフィーロの実力を知るためと勇者内情を知るために封印から解かれ魔物タイラントドラゴンレックスと戦う尚文一行の前に現れる四聖いがみ合いメルロマルク以外の各地の波を放置して居ることに呆れ果て場合によっては現四聖処分して新し四聖召喚させよう考える。フィーロの試練終えた後は実力認め冠羽祝福与える。そして現四聖処分保留にし、尚文に他の勇者和解し協力し合うことを約束させる。その後はフィーロの冠羽を介して監視連絡を行う。あれやこれやと指示を出す割りに詳しい理由聞いても「昔過ぎて覚えていない」と答えたり断りもなくフィーロとラフタリアクラスアップ干渉するなど、尚文からは今ひとつ信用されていない霊亀事件では、独断専行した他の勇者を追うために尚文が協力求めるが、世界を守るために結界張る霊亀使命知っていたので見殺しにすることは不本意だったが、好き勝手する勇者たち見放してしまう。しかし、キョウによって霊亀が「世界の敵」と化して守護獣としての使命果たせなくなったため、霊亀足止めのために駆けつけるフィロリアルであるためドラゴンとは犬猿の仲であり、尚文にフィロリアルシリーズの武器を全解放させる素材を渡すも裏でドラゴン系統の武器ロックをかけているほか、聖域の巣には対ドラゴン用の武器・装備が貯め込まれている。 霊亀戦で馬車変化させたり、資質上昇できることから勇者思われ、尚文からも指摘を受けるがなぜか話そうとしない。後に馬車眷属器存在が明らかとなったため確定となった。 尚文たちが過去の世界飛ばされた際、過去本人出会う。まだ魔物フィロリアルではなく、守の型の使い魔であり、現代よりもう少し幼い7歳くらいの人型の姿にもなれる。新し魔物生み出したホルンによって改造されており、運搬突出した能力をもつ。まだ自我はっきりしてなく、尚文も「魂的な物がない」、「プロト・フィトリア」と語った。実は馬車眷属器に、使い手なり得る魔物生み出してほしいと頼まれホルンがそのために改造されていたこと、未来のフィトリアは守とフィロリアの因子が魂に埋め込み、娘として生まれたのであることが明らかとなる。フィトリアは大切なものを守るために、そして自分たちという存在生み出すために馬車勇者と守の娘となることを決め、守は悩んだ末に受け入れる。しかし儀式前に神を僭称する者に馬車奪われてしまう。 元康からの呼称は「大きなフィロリアル様」。後に「フィトリアたん」。元康にフィーロの次に好きと言われるが、フィーロ同様に嫌っている。外伝の『槍の勇者のやり直し』では、初対面時に飛びかられたため、嫌うというより怖がっている。

※この「七星勇者」の解説は、「盾の勇者の成り上がり」の解説の一部です。
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