映美くらら
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えみ くらら 映美 くらら | |
---|---|
生年月日 | 1979年6月15日(45歳) |
出身地 | 日本 熊本県 |
身長 | 159cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台・ドラマ・映画 |
活動期間 | 1999年 - |
活動内容 |
1999年:宝塚歌劇団入団、星組配属 2001年:月組へ異動、月組トップ娘役就任 2004年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
配偶者 | 既婚 |
事務所 | イー・コンセプト |
公式サイト | 映美くらら 公式プロフィール |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『ガイズ&ドールズ』 『長い春の果てに』 『ジャワの踊り子』 ドラマ 『鈴子の恋』 『純と愛』 『99.9-刑事専門弁護士-』 『仮面ライダーリバイス』 『となりのチカラ』 舞台 『愛と青春の宝塚』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
熊本県[1][5][3]、熊本信愛女学院高等学校出身[6]。身長159cm[6]。愛称は「くらら」、「くらリン」[6]。
来歴
1999年、宝塚歌劇団に85期生として入団[7][3]。入団時の成績は11番[7]。雪組公演「再会/ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台[5]。組まわりを経て星組に配属[7]。
華麗な美貌とダンスで早くから注目を集め[2][8]、2001年の「花の業平」で新人公演初ヒロイン[9][10][5]。続く「イーハトーヴ 夢」(バウホール・日本青年館公演)で、バウホール・東上公演初ヒロイン[10][11]。同公演千秋楽翌日となる6月30日付で月組へ組替えとなり、7月3日付で月組トップ娘役に就任[12][5][3]。入団3年目でのトップ就任は、黒木瞳の2年目に次ぐスピード昇格となり話題を呼んだ[2][8][11]。紫吹淳の相手役として、同年の「大海賊/ジャズマニア」でトップコンビ大劇場お披露目[13][10][5]。
2004年に紫吹が退団後は彩輝直を2人目の相手役に迎え、同年10月10日、彩輝との新トップコンビ大劇場お披露目となる「飛鳥夕映え/タカラヅカ絢爛II」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[14][10][5][3]。
2012年の昼帯ドラマ『鈴子の恋 ミヤコ蝶々女の一代記』(フジテレビ系)で、テレビドラマ初主演[4][3]。ミヤコ蝶々を演じる[4][2]。
2015年、3歳年上の会社経営の男性と結婚したことを発表[2][8]。
2017年に第一子となる男児を、2019年には第二子となる女児を出産している[8]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
初舞台
組まわり
- 1999年5 - 6月、月組『螺旋のオルフェ』『ノバ・ボサ・ノバ』(宝塚大劇場のみ)
- 1999年7 - 8月、雪組『再会』『ノバ・ボサ・ノバ』(1000days劇場)
星組時代
- 2000年1 - 2月、『我が愛は山の彼方に』『グレート・センチュリー』(1000days劇場のみ)
- 2000年3月、『Love Insurance』(ドラマシティ)
- 2000年5 - 6月、『黄金のファラオ』『美麗猫(ミラキャット)』(宝塚大劇場)
- 2000年7 - 8月、『Love Insurance』(赤坂ACTシアター)
- 2000年8 - 9月、『黄金のファラオ』『美麗猫(ミラキャット)』(1000days劇場)
- 2000年10 - 11月、『花吹雪 恋吹雪』(バウホール・日本青年館) - 茶々[10][11]
- 2001年1 - 2月、『花の業平』 - 若葉、新人公演:藤原高子(本役:星奈優里)『夢は世界を翔けめぐる』(宝塚大劇場のみ) 新人公演初ヒロイン[9][10][5]
- 2001年3 - 5月、『ベルサイユのばら2001-オスカルとアンドレ編-』(東京宝塚劇場のみ) - 小公女/幼少オスカル、新人公演:ロザリー(本役:秋園美緒)
- 2001年6月、『イーハトーヴ 夢』(バウホール・日本青年館) - 宮澤トシ/少女 バウ・東上初ヒロイン[10][11][15]
月組トップ娘役時代
- 2001年8 - 9月、『大海賊』 - エレーヌ『ジャズマニア』(東京宝塚劇場のみ) 大劇場トップお披露目公演[13][10][5]
- 2001年10 - 11月、『大海賊』 - エレーヌ『ジャズマニア』(全国ツアー)
- 2002年1 - 5月、『ガイズ&ドールズ』 - サラ・ブラウン[10][5][15]
- 2002年6 - 7月、『サラン・愛』 - 金淑英『ジャズマニア』(全国ツアー)
- 2002年8 - 12月、『長い春の果てに』 - エヴァ『With a Song in my Heart』[10][5]
- 2003年2月、『長い春の果てに』 - エヴァ『With a Song in my Heart』(中日劇場)
- 2003年4 - 8月、『花の宝塚風土記(ふどき)』『シニョール ドン・ファン』 - ジル
- 2003年11 - 2004年3月、『薔薇の封印』 - ジェニファー/リディア/ポーラ
- 2004年1月、花組『アプローズ・タカラヅカ!』(宝塚大劇場) Wエトワール[注釈 1]
- 2004年4 - 5月、『ジャワの踊り子』(全国ツアー) - アルヴィア[5]
- 2004年6 - 10月、『飛鳥夕映え』 - 瑪瑙『タカラヅカ絢爛II』 退団公演[14][7][5]
出演イベント
- 2001年6月、TCAスペシャル2001『タカラヅカ夢世紀』
- 2002年6月、TCAスペシャル2002『LOVE』
- 2003年5 - 6月、紫吹淳ディナーショー『RIKA』[16]
- 2003年6月、TCAスペシャル2003『ディア・グランド・シアター』
- 2003年9 - 10月、紫吹淳コンサート『Lica-Rika/L.R』[17]
- 2004年7月、TCAスペシャル2004『タカラヅカ90』
- 2004年8月、映美くららミュージック・サロン『マイ・スイート・メモリー』 主演[15]
注釈
- ^ 1/17〜20のみ紫吹淳と特別出演。
出典
- ^ a b c d e 映美くらら 公式プロフィール 株式会社ジャパン・ミュージックエンターテインメント。
- ^ a b c d e f g 映美くらら 40歳会社経営者と結婚「手紙と指輪」のプロポーズに号泣 スポニチAnnex。
- ^ a b c d e f リバイス読本 2023, p. 40, 「KAMEN RIDER REVICE REGULAR CAST / VOICE ACTOR Q&A」
- ^ a b c 映美くらら、ドラマ初主演で“喜劇女優”ミヤコ蝶々の半生に挑戦 ORICON NEWS。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 「充実」「幸せ」 映美くららが退団会見 ENAK/SUMiRE STYLE。
- ^ a b c 『宝塚おとめ 2004年度版』阪急コミュニケーションズ、2004年、55頁。ISBN 4-484-04504-4。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 111.
- ^ a b c d 元宝塚の映美くらら 第2子女児出産「感動と安らぎと幸福を一生忘れない」 スポニチAnnex。
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 312.
- ^ a b c d e f g h i j 100年史(人物) 2014, p. 151.
- ^ a b c d 素直な気持ちで前向きに 月組 映美くらら SUMiRE STYLE 。
- ^ 『2001年宝塚 Stage Album』 阪急コーポレーション、2002年、77頁。ISBN 4-89485-081-8。
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 183.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 188.
- ^ a b c 映美くららミュージック・サロン「マイ・スイート・メモリー」('04年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 紫吹淳ディナーショー「RIKA」('03年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 紫吹淳コンサート「Lica-Rika/L.R」('03年・シアター・ドラマシティ) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ “《2020年度後期》連続テレビ小説 新たな出演者&「語り」決定!”. NHKオンライン. NHK (2020年8月13日). 2020年8月13日閲覧。
- ^ “児嶋一哉、『99.9』新作SPドラマに事件の被告人役で出演 「大島役の児嶋だよ!」”. Real Sound|リアルサウンド 映画部. 2021年12月4日閲覧。
- ^ “キャスト”. 仮面ライダーリバイス. テレビ朝日. 2021年7月27日閲覧。
- ^ “石黒賢、山下リオ、映美くらら、3時のヒロイン 福田麻貴、『ラストマン』第3話ゲスト出演”. Real Sound|リアルサウンド映画部. blueprint (2023年4月29日). 2023年4月30日閲覧。
- ^ “岡本圭人、ドラマ初主演でダンス披露 吉柳咲良、岡部たかしら共演『リズム』放送決定”. Real Sound|リアルサウンド映画部. blueprint (2023年6月16日). 2023年6月16日閲覧。
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- ^ “リビングの松永さん > 相関図”. リビングの松永さん. 関西テレビ放送. 2024年1月9日閲覧。
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- ^ オリコンニュース|向井理 vs 悪徳詐欺師…ドラマ『ダブルチート』第2~5話のゲスト公開 塚本高史、石黒賢、映美くらら起用
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- ^ “仮面ライダー冬映画に「リバイス」「セイバー」レギュラー20人超が集結、新特報も”. 映画ナタリー. ナターシャ (2021年10月31日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ toeiHERO_movieの2022年7月4日のツイート、2022年7月11日閲覧。
- ^ toeiHERO_movieの2022年11月25日のツイート、2022年11月24日閲覧。
- ^ “松本潤主演の映画「99.9」公開日が12月30日に決定、予告編とポスター解禁”. 映画ナタリー. ナターシャ (2021年9月13日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ “内村光良が故郷への思い込めた短編映画「夏空ダンス」熊本・福岡・佐賀で公開”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年4月27日) 2023年7月8日閲覧。
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 52.
- ^ a b 100年史(人物) 2014, p. 57.
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 53.
- 1 映美くららとは
- 2 映美くららの概要
- 3 宝塚歌劇団退団後の主な活動
- 4 ディスコグラフィー
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