機械や装置・技術とは? わかりやすく解説

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機械や装置・技術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 15:06 UTC 版)

銃夢 LastOrder」の記事における「機械や装置・技術」の解説

機甲術(パンツァー・クンスト) 火星古武術(マルス・クリーグ、マーシャル・アーツ)と呼ばれるサイボーグ用の身体操作技法を含む戦闘体系火星植民時代初期のes.290年代(2246-2256)にティーガー・ザウエルによって創始されザウエル高弟5人(マウザーシュナイダーゴッセン、他)が火星マリネリス峡谷西部「夜の迷宮(ノクティス・ラビリントス)」に作った修行コロニー「グリューン・タール」にて伝承されていた。 対サイボーグ戦を想定した最初格闘術と言われており、0G環境下での身体機動各種武器術組み込まれ前述の「火星古武術」の名に恥じない伝説的門派機甲術使い(キュンストラー)はその技量に応じて初心者(アンフェンガー)」「熱心者(ツェレター)」「門弟(レーアリング)」「戦職人(ゲゼレ)」「戦士(クリーガー)」「上位戦士(ヘーア・クリーガー)」「達人マイスター)」「被免達人アデプト)」「長老(エルトメイスト)」の9位階分けられている。 テラフォーミング戦争期(es.316年~)。イェール対す破壊工作発覚し、es.387年(2343年)に設立されLADDER議会決議によってグリュー・タールは解体され技術情報公開され消滅したとされる公開され情報は超電磁空手やアハトマスターデなど、多くサイボーグ格闘術取り入れられている。周破衝拳(ヘルツァハオエン) 機甲術代表的な打撃技義体内部アクチュエーターから発生させた100Hzを超える振動波を拳から打ち込み対象内部から破壊する作中時点では「オシレーション・パンチ」とも呼ばれて一般化しているが、機甲術には「周破衝針(ヘルツァナーデル)」「周破崩拳(ヘルツァファレン)」など、更に高度な打法存在する。 業子力学(ごうしりきがく概念上の情報素子「業子(カルマトロン)」によって説明される情報理論ノヴァの持つ技術根幹をなし、彼が作り上げたナノマシン暴走もせずに制御下にあるのはこの理論応用しているため。イマジノス体大気中のノイズ情報からノヴァ自身を無限再生するナノマシンステレオトミー」など微視(ミクロレベル理論完成近付いている。 現在進めている「巨視マクロレベル理論」は運命科学的に解き明かすと言うもの。ステレオトミー ノヴァ作った自己再生ナノマシン命名ノーラ大気中に散布され指定され個体活動停止する大気中のノイズから読みだした情報に従ってバックアップされた時点記憶肉体のみならず、身に着けていた衣服小物まで再生する周囲物質分解して再構成するため、一週間ほどの期間が必要だが、あらかじめ材料となる物質分子サンプリングデータ揃ってさえいれば、同じ理屈再生用いて数時間同様の再生も可能。 イマジノス体(イマジノスボディ) 今作冒頭において、ディスティ・ノヴァ製作しガリィ与えたサイバネティクスボディ。 バーサーカー細胞モデルにして不安定要素排除し持ち主意志に応じて無限のバージョンアップを可能とする。 一度S・ノヴァ電子攻撃受けてボディ崩壊するが、アーサー呼びかけにより復活その際に「ファタ・モルガーナ」と融合ツングースカワームホール炉を取り込んだ『イマジノス2.0』となる。ZOTT決勝戦最中木星画策し作戦ガラス」によって意識のみ木星引き寄せられボディ大破するが、邪魔をした連中逆襲した後にメルキゼデクとユピタンの力を借りて復活『イマジノス2.1』にVer.upする。 サチュモド ジム・ロスコーがM.I.B.の自動工場作りだした怪物。イマジノス細胞参考にしたマシン細胞構成されており、非常識なまでの強度を誇る。ボディから発生させたナノサイズのトゲ物質分子結合解いてしまう「分子崩煙(モリオン・オミクレー)」で触れたモノを塵に変えてしまう。 フィジロイ体(フィジロイボディ) サイバネ技師ヤニ開発したサイバネティクスボディ。作中ではゼクス及び絶火使用している。 体内に高比重物質『ポリティン・ゾル』を循環させる事で高い恒常性維持機能があり、極めて強力なパワー耐衝撃性能を持つ。意図的にそのバランスを崩す事により、半径2kmが射程圏と言う遠当て(エクスパンドパンチ)」や「爆縮パンチ」を可能とする。 更に絶火は、このポリティン・ゾルを体内相転移プラズマ化することにより「静止していながら超音速達する」という、ヤニすら予想しなかった術理を考案し飛躍的な性能の向上を見た。後にゼクス体得している。 D-リッパー GENE計画によって生み出され天才科学者1人Dr.メスフィールドが開発した装置。「万物理論」に基づくD理論証明するフリーエネルギー装置とされたが、周囲の人間意識感応して変性意識状態引き起こす事からその存在抹消された。 ステルススーツ LADDER議会直轄部隊NEW ORDER所属兵士などが使用している特殊スーツパワーアシスト付き宇宙服としての機能から名前の通り光学電磁赤外線音響などのステルス機能備える。政府機関の装備とは言え、裏から手に入れ方法存在しイェールへの潜入ミッションの際にはガリィ使用したセンサー装備したインナースーツを着る事でスーツ個々人体型フィッティングする「パーソナライズ」を行う事が出来る。ZOTT以後混乱するイエール内で活動する為にレム・レイスーツ使用していたが、インナースーツが手に入らなった為か正確なパーソナライズ出来ず窮屈な思いをしていた。 ユナニマス・システム イェール人に施されている『脳内治安システム』。イェール住民らは脳内ナノマシン調停機』の埋め込み義務付けられ争いなどを好まないよう思考誘導されている。このため無意識化にストレス溜まり易く、それを解消するためにザレムから吸い上げた人間の脳」を使ったネットワークシステムインキュベーター』がありルゥの脳もここに収容されていた。調停機ピースキーパーイェール人に埋め込み義務付けられているナノマシン表面的に無線でメルキゼデク・ネットにリンクし膨大な情報利用可能マン・マシンインターフェースとして利用されている。 だが真の機能シナプスレベルでの「遵法制御」である。調停機脳内シナプス反応随時監視し反社会的犯罪的な反応検出する苦痛中枢刺激し、その逆の場合快楽中枢刺激する埋め込まれ一年ほどで条件反射レベルで法を守る様になる。このシステム長所本人自由意志制限されているとは自覚できない点である。同時に欠点として調停機埋め込んでいない第三者から嫌味な事を言われるとどう対応して良いか解らず混乱状態になってしまう。 ピングロボアジール隠遁中、ハッキングでユナニマスを無効化したことがあったが、外的に感情揺り動かす物がない状態では何の意味もなかった。そこでピング事前にウィルス仕込み、ZOTT決勝の結果が出るのに合わせて調停機機能停止同時にムバディのアンフェアな行いをリークした。試合結果無かったことにしようとした上に、反対したヤジニーク議長殺害する現場見せられたことで激昂しイエール人は感情抑えることが出来ず暴動起こしイェール生命維持機能まで破壊しかけた。 また、イェール人以外でも調停機埋め込む事で税金免除などと言った特典を受ける事が出来るが、前述事柄知られており希望者は少ない。 インキュベーター ザレム人から回収した脳が集積されている区画。『調停機』の埋め込み、脳を制御しても一つ一つ細胞から発せられるノイズの様な信号、それらの集積した無意識下にストレス溜まり易く、それを解消するためにザレムから吸い上げた人間の脳」を使ったネットワークシステムインキュベーター』があり、休眠状態にある住民ストレスはけ口利用されている(これらを総じて「ユナニマス・システム」と呼ぶ)。 イェール人が睡眠状態に入るとインキュベーター内の仮想世界『アルゴ・ネィヴィス』にアクセスし、調停機遵法機能停止する。ZOTT決勝におけるムバディのアンフェア行為怒り狂った市民による暴動後、その実態が明らかとなり秘密裏処理されそうになるが、ロボアジール支配した100号にイェール掌握された後、ゼクスによる鎮圧イド・ダイスケ口利きインキュベーター内部人間順次再生されることとなったメルキゼデク 未来予知をする量子脳シミュレーターマーリン』として開発され、現在は軌道リング・システムを管理する中央電脳。だがその実体は量子サーバ基幹インキュベーター量子脳接続装置として使用し全人類の脳を構成要素として成り立つグリッドコンピューティング正しく使用すれば直面した問題に対して最も効率的な回答得られるが、現在は「ユナニマス・システム」によって管理され思考から「支配者都合の良い回答」が導き出されている。今作における非常に重要なキーワードであり、一部はこのメルキゼデク巡ってストーリー展開する前作「銃夢」にも終盤から名前が登場しており、この時から構想があったことが伺える。アーサー メルキゼデク存在する25ユニットのひとつでかつての王、アーサー・ファレルの人格エミュレートした存在ファタ・モルガーナ 一度壊滅的文明後退した後、再び宇宙へ進出果たした人類指導者アーサーから託されヴィルマ保有していた光子メモリー電子媒体一種LADDER中核をなすコンピュータシステムにして作中世界全体影響力のあるメルキゼデク失われたキープログラムが記録されており、このため電脳世界に対して無制限にアクセス可能となる作中高レベルプロテクト破りとして機能する。名の由来モーガン・ル・フェイから。 司るモノ女性原理象徴する反権力」や「情動」。 エクスカリバー アーサー・ファレルが持ちその後継者たちが継承していた本来の「マスター・キー・プログラム」。政争果て複製試みた結果永遠に失われてしまった。 司るモノ男性原理象徴する権力」や「論理」。 ユピタン 木星設置されている量子収束観測機メルキゼデク同規模の能力を持つ巨大電脳木星人意識反映しているためか、非常に尊大な性格自分作った木星連邦見下している。

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