りきがく

デジタル大辞泉

りき‐がく【力学】

読み方：りきがく

１ 物体間に働く力と運動との関係を研究する物理学の一分野。ガリレイとニュートンによって古典力学が完成。熱学や電磁気学の確立後は熱力学・電磁力学が発展し、統計力学・相対論的力学・量子力学が開かれた。狭義には古典力学をさしていう。ダイナミックス。

２ 個人や団体などがそれぞれ持っている影響力のかかわりぐあい。力関係。ダイナミックス。「派閥間の—が変化する」

[補説] 書名別項→力学

りきがく【力学】

読み方：りきがく

《(ラテン)Mechanica》スイスの数学者、オイラーの著作。1736年刊。全2巻。第1巻では自由運動、第2巻では束縛運動を中心に論じる。