グラ・バルカス帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:04 UTC 版)
ムー大陸よりも遥か西に出現した謎の国家。列強第五位のレイフォルをはじめ周辺国を圧倒的な軍事力で制圧している。その正体は日本と同じ転移国家で、地球基準で第二次世界大戦後期の技術水準と科学力を有している。転移当初は慎重に事を進めようと融和政策を取ったものの、パガンダ王国に交渉に赴いた皇族を殺された事で侵略路線へと方針転換した。
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グラ・バルカス帝国
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グラルークス グラ・バルカス帝国の帝王。本名は「ルークス・ベルガ・フリュム・ヘリア・レーゲルステイン・ハバルト・フォン・グランデリア」。帝都ラグナの帝王府にて公務を行い、帝前会議に出席している。 皇太子時代には自ら兵を率いて幾多の戦場を飛び回っていた経歴を持ち、軍事方面の豊かな経歴と観察眼から「叩き上げの傑物」と評されている。 グラ・カバル グラ・バルカス帝国の第一皇太子。本名は「カバル・エルーエ・ルキ・フォアデム・ハローバ・エリドル・フォン・グランデリア」。 国民からは慕われており、豊富な知識も持つが、ゴシップ誌などから得た情報をそのまま飲み込んでしまう性格で、さらに一度決めたら他人の言うことを全く聞かない性格。この性格によって半ば強引にムー大陸の最前線へと視察に赴く。 シエリア・オウドウィン グラ・バルカス帝国の外交官。眼鏡。4巻表紙の人物。 レイフォル州に赴任している20代後半の女性で、神聖ミリシアル帝国での先進11ヶ国会議に帝国代表として参加し、その場で全世界に対して宣戦布告する。その後も帝国の代表として外交を行うことになるが、戦艦「グレードアトラスター」に乗艦した際は漂流する敵兵の救助を艦長のラクスタルに要請するなど、個人としては真っ当な人物でもある。 ダラス・クレイモンド 外交官。6巻表紙の人物。 シエリアの直接の部下。シエリアよりも年下で、彼女を尊敬している。下に対しては大きく高圧的に出る性格をしており、国家間交渉においては帝国の国力を背景とした恐喝的な要求や恫喝を度々行っている。しかし帝国内での汚職に対しては苦々しく思っている節があり、また前述の恐喝に関しても帝国の躍進を思っての行動であるため、ある意味で潔白な人物。 ゲスタ 外務省に勤めるシエリアの上司。 冷酷な性格をしており、現地民の犠牲に全く頓着しない。またダラスとは逆に出世欲と権力欲にまみれており、部下から提出された報告書を私利私欲に走って改ざんすることもある。 ナグアノ 情報局技術部の情報技官。 帝国の敵、あるいは敵対するであろう他国家の技術レベルや戦術に関する調査と研究を行っている。集めた情報を調査していく中で、日本の情報も目にすることになる。 カイザル・ローランド グラ・バルカス帝国海軍東方艦隊の司令長官。階級は大将。 帝国の三将と呼ばれる人物の一人で、人々からは帝国の軍神とも呼ばれている。艦隊旗艦の戦艦「グレードアトラスター」に自ら乗り、バルチスタ沖大海戦に参加する。 ミレケネス グラ・バルカス帝国海軍特務軍司令長官。 帝国の三将と呼ばれる人物の一人で、目尻の上がった妖艶ながらも凛とした雰囲気を漂わせる女将軍。 カオニア グラ・バルカス帝国海軍第一打撃群の司令官。 旗艦のヘルクレス級戦艦「ラス・アルゲディ」に乗り、自らもバルチスタ沖大海戦に参加する。 アルカイド 臨時編成されたグラ・バルカス帝国海軍の東征艦隊司令官。 旗艦のオリオン級戦艦「ベテルギウス」に乗り、ミリシアル海軍第零式魔導艦隊と交戦する。 ラクスタル 戦艦「グレードアトラスター」艦長。 列強レイフォル、イルネティア王国への侵攻作戦にて艦を指揮。後にバルチスタ沖大海戦にも参加し、ここでも艦を指揮することになる。 フラグストン 戦艦「グレードアトラスター」の主砲射撃要員。 本文中では「帝国でもっとも高い命中率を叩き出す」と書かれ、同じ海軍兵の間にも「『グレードアトラスター』には神業を持つ射手がいる」という噂が流れているほどの技量を持つ熟練射手。バルチスタ沖大海戦に際しては、ミリシアルの古代兵器への攻撃を行う。 メイナード 本国艦隊第52地方艦隊、通称「イシュタム」の艦隊司令。 占領地での反乱鎮圧のために粗暴な性格の将兵を集めて編成された占領地護衛艦隊を率いているため、彼もまた歪んだ性格をしている。普段から具合の悪そうな青白い顔色をしている。 オスニエル 第52地方艦隊旗艦のオリオン級戦艦「メイサ」の艦長。 数々の功績を上げているが、彼もまたメイナードと同じく歪んだ性格をしている。 アストル・ヒースコード 帝国海軍第2潜水艦隊シータス級潜水艦「バテン・カイトス」の搭載機「アクルックス」特殊攻撃機のパイロット。 自身の技量に大きな自信を抱いており、空母機動部隊に配属されることを望んでいたが、潜水艦隊に配属。ストレスで円形脱毛症を発症している。ムー近海での通商破壊作戦中、日本の自動車運搬船と遭遇する。 ガオグゲル・キンリーバレッジ グラ・バルカス帝国陸軍第8軍団を率いる軍団長。50代後半、階級は中将。 ムー国との国境付近に築かれたバルクルス基地の最高責任者も務める。体格は痩身中背で、彫りの深い顔立ち。負傷しても指揮を執り続けるなど、指揮官としては優秀な人物。しかし部下である第4機甲師団のボーグに対し、占領地での一切の略奪を咎めないことを示唆し、さらに自身もそのおこぼれに預かるなど私利私欲に走る描写もある。 ボーグ・フラッツ グラ・バルカス帝国陸軍第4機甲師団の師団長。40代後半、階級は少将。 がっちりとした体格で、若作りで鋭いながらも垂れ目という派手な顔立ち。第8軍団の麾下にあり、軍団長ガオグゲルは直接の上官だが、公私混同気味なガオグゲルの性格を内心で嫌っている。部隊を精強に育てることに楽しみを見出しているが、そのためであれば時に残酷な命令を出すこともある。 パース・ビレッジア グラ・バルカス帝国陸軍航空隊第9航空団の司令。階級は大佐。 戦績優秀。上司のガオグゲルや第4機甲師団のボーグ、さらに部下からも厚い信頼を寄せられている。 アルベーシ・フィッシャー 陸軍航空隊第9航空団第2飛行隊リースク隊のパイロット。乗機は戦闘機「アンタレス」。階級は少尉。 性格に難のあるリースク隊の中でも特に歪んだ性格の人物。スポーツハンティングのように非戦闘員を銃撃する悪癖を持っており、隊長かつ隊の中で唯一まともな性格のリースク・トラウト中尉からも裏では特に嫌われている。ムー国侵攻に際しても避難民の車両を襲撃するが、その最中に航空自衛隊機からの攻撃を受ける。 スぺンズ・ヒアロウ 陸軍航空隊第9航空団第4飛行隊のパイロット。乗機は戦闘機「アンタレス」。階級は少尉。 キールセキ攻撃に参加し、航空自衛隊の攻撃を受ける。妻と小学生になったばかりの子供がいる。 モント・セラト 陸軍第4機甲師団第1旅団第11連隊第2戦車小隊所属の戦車長。乗車はハウンドⅠ中戦車。階級は軍曹。 昇進に強く執着しているが、突飛な事態には癇癪を起こす性格。それ故に運転手のジブラ・ルタル伍長からいけ好かないと思われてしまっている。ムー国キールセキへの侵攻中、ムーの救援に派遣された陸上自衛隊と交戦する。
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グラ・バルカス帝国
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アンタレス型艦上戦闘機 グラ・バルカス帝国のレシプロ戦闘機。 最高速度550km/h、武装は20mm機関砲と7.7mm機関銃を各2基。旧日本海軍の零式艦上戦闘機と酷似しており、外見は五二型系統、性能は二一型に相当する。ただしエンジン出力が大きく、パイロットと燃料タンク用の防弾装備を有しており防弾性能は零戦を上回っている。 海軍だけでなく陸軍航空隊でも主力戦闘機として運用している。 リゲル型雷撃機 グラ・バルカス帝国の艦上攻撃機。 最高速度370km/h。性能は旧日本海軍の九七式艦上攻撃機に類似する。雷撃による対艦攻撃を主な任務としており、前述のアンタレス型艦上戦闘機やシリウス型爆撃機などとともに「ぺガスス級航空母艦」(旧軍の翔鶴型航空母艦に酷似)などの空母に搭載されている。 シリウス型爆撃機 グラ・バルカス帝国の艦上爆撃機。 最高速度530km/h。急降下爆撃による攻撃を主な任務としており、陸軍航空隊でも使用されている。 海軍にはより高性能な「アルタイル」と呼ばれる艦上爆撃機が存在しており、また陸軍航空隊もより大型の双発爆撃機「ベガ」を運用している。 グレードアトラスター型戦艦 グラ・バルカス帝国最大の戦艦。 主砲45口径46cm砲3連装3基9門、最大速力30kt。旧日本海軍の大和型戦艦(後期型)に酷似しており、作中登場人物によると性能や内部構造までほぼ同じとの事である。現時点で同型艦はネームシップの戦艦「グレードアトラスター」1隻しか存在しない。 作中では列強第五位のレイフォルの戦列艦艦隊を単艦で撃滅。さらに首都レイフォリアを襲撃し、艦砲射撃で首都を火の海に変え、さらに皇帝を含むレイフォル首脳陣を殲滅。一隻で列強を滅ぼしたことで全世界にその名を馳せる。 オリオン級戦艦 グラ・バルカス帝国海軍の戦艦。 主砲45口径35.6cm砲連装4基8門、最大速力30kt。旧日本海軍の金剛型戦艦に相当し、比較的高速で移動可能であるが、金剛型と違い対空砲火には近接信管付き砲弾を使用しているなどの面もある。一方で旧式艦艇(老朽艦とも)であり、作中では本国護衛艦隊や占領地護衛艦隊に配備されている。 作中では東征艦隊旗艦の「ベテルギウス」と同艦隊所属の「プロキオン」が、マグドラ群島沖でミリシアル海軍第零式魔導艦隊と交戦する。また、本国艦隊第52地方艦隊所属の「メイサ」が、ムーの首都オタハイトを攻撃するべく第52地方艦隊から分派された分遣隊を率いて行動中、日本で大改装を受けて回航されてきた「ラ・カサミ」と交戦する。 シータス級潜水艦 グラ・バルカス帝国海軍の大型潜水艦。 旧日本海軍の伊四百型潜水艦に相当し、旧軍の二式水上戦闘機に外観が酷似した試作水上戦闘機「アクルックス」を3機搭載して超長距離を航行できる。転移前の潜水艦黎明期に大量建造されており、その圧倒的戦果から一時は戦艦不要論すら生み出したが、転移後は水上艦の活躍が増えたことから長距離偵察や秘密基地建設に駆り出されている。一方で黎明期に建造されたこともあって、潜水艦にとって重要とも言える静粛性などは非常に低い。 作中では第2潜水艦隊所属艦の「ミラ」が日本への通商破壊作戦への前段階として日本近海に派遣されるが、先述したように静粛性が非常に低いために海上自衛隊によって探知され、派遣されてきた護衛艦「たかなみ」と交戦する。また、同じく第2潜水艦隊所属艦の「バデン・カイトス」所属のアクルックスが、ムーへの航海中だった日本の自動車運搬船「DRIVE NEW WORLD」を襲撃する。 ハウンド中戦車 グラ・バルカス帝国陸軍の戦車。 正式名称は「2号戦車ハウンドⅠ/Ⅱ」。旧日本陸軍の九七式中戦車チハに外観と性能が酷似しており、ハウンドⅠは九七式中戦車の旧砲塔型(57mm砲搭載型)に相当、ハウンドⅡは新砲塔型(47mm砲搭載型)に相当している。グラ・バルカス帝国陸軍の第4機甲師団などに配備。また同じく旧日本陸軍の九五式軽戦車に外観と性能の酷似した軽戦車「2号戦車シェイファー」も存在する。
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