オマージュステージ(シーズンパック1)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 18:25 UTC 版)
「R-TYPE FINAL2」の記事における「オマージュステージ(シーズンパック1)」の解説
面STAGE解説ボスX1.0 火炎渦巻く兵器工場 セット1。『R-TYPE III』4面をオマージュしたステージ。自機が近づくと閉まる隔壁「ビッグシャッター」や炎の塊を吐き出す「ファイアキャスク」が行く手を阻む。中ボスである「リクジオネータ・F」を倒すと、今まで通ったルートを逆走するシーンも再現されている。「ファイアキャスク」は破壊可能となっており、出す炎は低難易度だと直前に赤い光でどこを流れるかが予告され、ボスの「魔獣666」は耐久力が下げられているなど、原作より難易度は下がっている。BGMはリクジオネータ・F戦では原作のボス戦のアレンジが使われ、魔獣666戦では欧米版の中ボス曲のアレンジが採用されている。魔獣666は原作の行動パターンが再現されているが、接触するとミスとなる破壊不能な「ハイエナジーボール」は原作とは通るルートが異なっている。 魔獣666(まじゅうトリプルシクス) X2.0 INSIDE OF RUINS セット1。『R-TYPE LEO』5面をオマージュしたステージ。多数の輸送台「クリフト」や画面の上端から下端まで連なった円柱型レーザー砲台「ラボール」、回転ゲート「キブログ」といった障害物が行く手を阻む。原作ではステージ全体が茶色中心の配色でクリフトが穴の開いた石の板のような姿であり、全体的に古い洞窟の中のような雰囲気となっていたが、X2.0ではステージ全体が白色中心の配色でクリフトが長方形の鉄の板のような姿となり、遺跡というよりも要塞のような雰囲気となっている。オマージュ元に準拠して「パウアーマー」の代わりに「パウサーバー」が登場し、レーザークリスタルも一定時間で赤・青・黄と色が変化する物となっている。他のオマージュステージ同様BGMは原作のそれをアレンジしたものであり、ステージ開始・再開時の「スリー・ツー・ワン・レッツゴー!」という掛け声も再現されている。ボスの「ルインズロイガー」は原作の行動が再現されているが、火炎弾がフォースで打ち消せる代わりに自機に向かって誘導するようになっている。 ルインズロイガー X3.0 狂機 セット2。『Δ』1面をオマージュしたステージ。シリーズでは珍しい地球の街中で戦う。バイドに汚染された戦艦「アドバルード・ネオ」や蛇型飛行メカ「コントライト」が市街地を破壊している。ボスは「ツイン」と付いている通り、1機だけだった原作と異なり2機存在し、原作と同様の行動を行う1機目を倒すと背後から2機目が現れ、追いかけていた1体目とは逆に逃げながら戦闘を行う形となる。 モリッツGツイン X4.0 地獄を駆ける巨船 セット2。『R-TYPE』3面をオマージュしたステージ。本シリーズで最初に登場した巨大戦艦である「グリーンインフェルノ」を追撃する。登場する敵は「グリーンインフェルノ」1隻とその護衛のみとかなり短いステージだが、その代わりかシチュエーションが3つからランダムで選ばれる(見た目だけで地形や敵の配置は変わらない)。本作は通常地形に接触してもミスにはならないのだが、本ステージでは原作の仕様を再現してか地形が溶岩や酸でできており、接触しただけでミスとなる。ステージBGMは『TACTICS II』から流用している。 メイビーツ X5.0 歪んだ生態系 セット3。『FINAL』2.0 - 2.4面をオマージュしたステージ。原作とは異なる部分としてボスに天候を操作する能力は無く、代わりに道中に2回「ウェザーリポート」というライトが赤と青に点滅する天候操作装置が出現し、これを攻撃で破壊する事でステージが原作と同様に変化する。最初は必ず2.2で始まり、1回目で2.1(赤) or 2.3(青)、2回目で2.0(赤・赤) or 2.2(赤・青)または2.2(青・赤) or 2.4(青・青)となる。ウェザーリポートは必ず狭い1本道を塞ぐように出現する為避けて通る事はできない。天候の変化により登場する敵も変化するのは原作と同じで、キートとキートコローニアンも健在。X4.0の反動か長めのステージとなっている。ボスは原作とは大きく異なり、原作では繭の状態であったネスグ・オ・シームが孵化した存在である。二本の触手を持つ球体の外見で、空中水中を自在に泳ぐ。画面内を動き回りながら環境によって形態の異なる「ネスグ・オ・シーム幼体」を生み出してくるが、幼体はボスに接触すると即死する。弱点は二本の触手の間にある青いコアだが、進行方向と逆方向にあり、触手が壁となるため攻撃を当てにくい。ステージBGMはそのまま流用しているが、ボス戦はアレンジされたものが使われている。なお、ウェザーリポートはステージ実装当初はライトが手前を向いていたが、アップデートにより向きが90度回転し、ライトが自機と向き合うように配置されている。 ネスグ・オ・シーム成体 X6.0 資源採掘場跡 セット3。『II』4面をオマージュしたステージ。撃破すると後ろの個体が全て弾け飛ぶ歯車型戦車「ダギャー」の集団や耐久力の高いオーライの編隊など厄介な敵が多い。しかもX4.0同様原作の仕様を再現してか、電流が流れており接触するとミスとなる破壊不能な可動障壁「クライン」が大量にある。特にボス戦はスクロールのスピードが上がるうえ「クライン」が引き続き登場する為難易度が高い。X1.0とは逆に難易度が上がっており、難易度が低くても一瞬の油断が命取りとなる、本作屈指の難関ステージ。ただし最低難易度であればスローモードが使えるため、攻略が楽になる。 ライオス X7.0 遭遇 セット3。『R-TYPE』1面をオマージュしたステージ。だがシーズンパック1の最終ステージとあって難易度が調整されており、波動砲を撃つ巨大人型ロボット「スキャント」の数が増加し、最低難易度であっても後方から敵が登場するのが当たり前となっている。長い間放置されていたのか原作とは異なり菌糸類系のバイドに地形全体が侵食されており、それによる新規の敵が追加され、さらに囲み砲台の防衛システム「ゴンドラン」は表面に菌糸系のバイドが張り付き、どこにコアがあるのか分かり難くなっている。ボスの「ドプケラドプス」も菌糸類系のバイドに侵食されており、1.0の個体よりも攻撃方法が増加しているが、相変わらず尻尾は動かさない。X4.0同様、ステージBGMは『TACTICS II』から流用している。このステージをクリアすると初代『R-TYPE』のエンディングを再現した、キャノピーの色が異なる多数のR-9Aと並走するエンディングとなる。 ドプケラドプス
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オマージュステージ(シーズンパック2)
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「R-TYPE FINAL2」の記事における「オマージュステージ(シーズンパック2)」の解説
面STAGE解説ボスY1.0 蒼の洞窟 セット4。『II』2面をオマージュしたステージ。シリーズで初めて登場した水ステージであり、空中水中両方で戦闘を行う。シーズンパック2最初のステージであるが、撃破すると火を噴きながら急加速し、特攻を行う生体魚雷「プリームス」も居る為、難易度は高めになっている。X4.0・X6.0同様原作の仕様を再現してか、移動も攻撃もしないが地形に擬態しうっかり接触するとミスとなる新敵「マーヨ」が追加されている。中ボス「ガスダーネッド」も健在だが、水面を浮いて移動するボス「バラカス」との差別化の為か水面を歩いて移動するように変更されている。バラカスは発射する弾が地形に接触すると雑魚敵が飛び出してくる様強化されている。また、特に弱点部分が一部地域やハードで「卑猥な表現」と判断された為、該当地域・ハードにて残念ながらデザインが変更されている。 バラカス Y2.0 現実化した仮想訓練空間 セット4。『イメージファイト』訓練3面をオマージュしたステージ。元々は訓練の為の仮想空間だったが、バイドの影響によるものか宇宙で実体化し本物の戦場となった。原作は上方向に進むゲームであるが、本作ではシステムの関係上ステージが90度右に回転し、本シリーズと同じく右方向に進む形式となっている。OF系列の機体はオマージュ元の再現としてこのステージに限り機体を真上から見た状態になる。空間だけでなく敵も実体化しており、オマージュ元に準拠してパウアーマーの代わりに「パウボックス」が登場するが、既にOF系の初期状態フォースをパウボックスにしている為デザインが若干変更されている。ボスのマイケルは直進する青いレーザーと途中で90度屈折する緑のレーザーを発射する。最低難易度では緑レーザーを撃たないためあまり強くないが、高難易度だと全てのレーザーが緑になる上全てが屈折するわけではない為判別が難しくなる。なお、ボス戦時の背景にはドップの残骸が数機漂っている。 マイケル Y3.0 要塞ゲイルロズ攻略戦 セット5。『TACTICS II』要塞ゲイルロズ攻略作戦をオマージュしたステージ。木星と土星の間にある宇宙要塞ゲイルロズへ友軍機達と共に突入・制圧する(友軍機は演出のみで自機の戦闘には全く関わらない)。入口前には破壊不能な2つの球体「管制用ビーコン」がある。これに対して上中下の3つの通り方があり、どこを通ったかによって後半までのルートが3つから選ばれる。オマージュ元である地球連合軍とグランゼーラ革命軍の戦闘を再現している為、本ステージでは7.1の後半のようにR戦闘機や軍艦が敵として登場し、バイドは一切登場しない。地形は要塞の壁に混じって「ヘイムダル級宇宙戦艦」と「アンクルボダ級宇宙空母」が配置されており、接触するとミスになるものとならないものが混在している。ボスの「宇宙要塞ゲイルロズ制御室」は原作では占領対象として登場した施設を元にした本作オリジナルの敵。制御室自体は単なる施設の一部であり自衛手段を持たないため移動も攻撃もしないが、人型R戦闘機「TL-2A2 ネオプトレモス」が防衛の為に引っ切り無しに表れては攻撃してくる上、戦う場所が壁に囲まれて狭い為攻撃の回避が難しい。また、制御室は後方の壁に配置されているため、一部を除いて波動砲を当てる事ができない。ステージBGMは『TACTICS II』から流用している。 宇宙要塞ゲイルロズ制御室 Y4.0 侵食 セット5。『Δ』4面をオマージュしたステージ。バイドに汚染され暴走した、地球軌道上に浮かぶ宇宙要塞アイギスを奪還する。アイギスには『R-TYPE』にて活躍したR-9Aが戦闘によりバイドに汚染された状態のまま保存されており、これが原因で要塞が丸ごと汚染され暴走してしまった。X3.0ボスのモチーフであるモリッツGは元々この要塞に格納されており、バイドの汚染により暴走し地上に投下され『Δ』1面(X3.0)の状況を生み出した、という経緯がある。Y3.0に続いて宇宙要塞が舞台だが、6.1とは逆にクリアまで終始上方向にスクロールするのが特徴。オマージュ元と比較すると、ワイド画面に対応したからかステージの右端から左端までが一画面に収まり横スクロールが無くなっているのと、ステージの縮小にあわせてレーザー母艦「パーソロン級宇宙巡洋艦」もデザインが変更され小さくなっている以外は殆ど変わらず、壁に突き刺さった一隻のパーソロン級宇宙巡洋艦が小型レーザー機「ファンネラ」を射出してくる場面や、ボスの「Q.T.キャット」の登場時にドリルのような先端部分が開閉する演出、Q.T.キャットを倒すと格納されていたR-9Aが飛び出してくる演出も忠実に再現している。 Q.T.キャット Y5.0 忘れられた研究所 セット6。『FINAL』4.0面をオマージュしたステージ。バイドの汚染によって放棄された、バイドの兵器転用を研究する研究所を進む。中ボス「キャタピガード」も健在だが、ダメージ判定部位が変更されている。ボスの「ザブトム・ノノシス」は『II』1面のザブトム、『FINAL』4.0面のドプケラドプス・マットウシスを融合させたオリジナルの敵。大型のザブトムであり、背景も『II』1面のザブトム戦のそれに変更されている。頭部の仮面の制御装置を破壊する第1段階、腹部の増加装甲の制御装置を破壊する第2段階、頭部が外れて落下し腹部内にいた『R-TYPE』のベルメイトを彷彿させる本体が出てくる第3段階で構成されている。ドプケラドプスとは異なり第2形態でちゃんと尻尾攻撃を行う。本体は『FINAL』だとまとわりついた肉塊は一度破壊すると二度と再生しなかったが、こちらでは一定時間経過すると再生するようになっている。BGMはそのまま流用している。 ザブトム・ノノシス Y6.0 冥王星基地グリトニル攻略戦 セット6。『TACTICS II』突入!グリトニルをオマージュしたステージ。冥王星付近にある宇宙基地グリトニルへ友軍と共に進攻・制圧する。ゲイルロズと同じく敵はR戦闘機や戦艦のみで、バイドは一切登場しない。パウアーマーの代わりに「スコープダック」が登場する。ボスの「宇宙要塞グリトニル制御室」は原作では占領対象として登場した施設を元にした本作オリジナルの敵。宇宙要塞ゲイルロズ制御室と同じく自衛手段を持たないため移動も攻撃もしないが、人型R戦闘機「TL-2A2 ネオプトレモス」が防衛の為に引っ切り無しに表れ、「TL-2B2 ヒュロス」が最初の護衛として1機だけ出てくる。また、宇宙要塞グリトニル制御室も後方の壁に配置されており一部を除いて波動砲を当てる事ができない。Y3.0同様ステージBGMは『TACTICS II』から流用している。難易度BYDO以上の場合、宇宙要塞グリトニル制御室を破壊してもクリアにならずステージを逆走し始め、ステージの途中で障害物となっていた「アングルボダ級宇宙空母ワープ航法仕様」がグリトニルを脱出しようとするため、これを追撃する新たな展開になり、BGMも『TACTICS II』のエンディングテーマになる。アングルボダ級宇宙空母ワープ航法仕様も武装を持たないため自ら攻撃を行うことは無いが、「R-9A4 ウェーブマスター」や「R-9DP3 ケンロクエン」の編隊がプレイヤーの妨害を行う。 宇宙要塞グリトニル制御室アングルボダ級宇宙空母ワープ航法仕様 Y7.0 生体洞 セット6。『R-TYPE』2面をオマージュしたステージ。バイドの巣窟と化した“生きている”洞窟での最終決戦に挑む。シーズンパック2の最終ステージとあって難易度が調整されており、X6.0同様難易度が上がっている。地形から出現する原作のガウバーに該当する「ガウパー古体」の他、異常に膨れた腹から幼体の群れが出てくる「ガウパー母体」が新たに登場する。やはり原作再現か「培養槽」は接触するとミスとなるが『Δ』同様破壊可能となっており、破壊するとミスにならなくなる。ボスは原作と同じくゴマンダーだが比較にならない程巨大化しており、「インスルー」が出入りする穴が増えており位置も異なっている。また、最初は原作と同じく攻撃はインスルー任せだが、ある程度ダメージを与えると吸引して自機を引き寄せたりなど自身も攻撃を行うようになる。インスルーは最大3匹登場。アウトスルーは登場しないが、難易度R-TYPER以上で戦闘が長引くと画面奥の方にバラカスがワープアウトしてくる演出が加わる(攻撃はしてこない)。X7.0とは異なり戦わずに放置しているとボスが画面上部まで移動し、最終的に画面全体をボスが埋め尽くし、押しつぶされて強制的にミスとなる。このステージをクリアするとシーズンパック1と同様初代『R-TYPE』のエンディングを再現した、キャノピーの色が異なる多数のR-9Aと並走(背景のみ異なり生体洞の中となっている)し、巨大な謎の球体の前で止まるエンディングとなる。 エストラス・ゴマンダー
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