PIGMENTとは? わかりやすく解説

pigment

別表記:ピグメント

「pigment」の意味

「pigment」とは、色素のことであり、生物物質に色を与え物質のことを指す。色素は、植物動物体内存在し光の吸収反射によって色を生み出す例えば、クロロフィル植物の緑色生み出す色素であり、メラニン人間皮膚髪の色決定する色素である。

「pigment」の発音・読み方

「pigment」の発音は、IPA表記では /ˈpɪɡmənt/ であり、カタカナ表記では「ピグメント」となる。日本人発音する際には、「ピグメント」と読むことが一般的である。

「pigment」の定義を英語で解説

A pigment is a material that changes the color of reflected or transmitted light as the result of wavelength-selective absorption. In other words, pigments are responsible for the colors we see in living organisms and various materials by absorbing and reflecting specific wavelengths of light.

「pigment」の類語

「pigment」の類語には、以下のようなものがある。 1. colorant 2. dye 3. coloring agent 4. chromophore これらの類語は、いずれも色を与え物質成分を指す言葉であるが、それぞれの用途性質異な場合があるため、使用する際には注意が必要である。

「pigment」に関連する用語・表現

「pigment」に関連する用語表現には、以下のようなものがある。 1. melanin: 人間皮膚髪の色決定する色素 2. chlorophyll: 植物の緑色生み出す色素 3. carotene: 人参かぼちゃ含まれるオレンジ色色素 4. anthocyanin: ブルーベリー赤キャベツ含まれる紫色色素 これらの用語は、それぞれ特定の色素を指す言葉であり、色素種類性質によって使い分けられる。

「pigment」の例文

1. The green pigment in plants is called chlorophyll.(植物の緑色色素クロロフィル呼ばれる。)
2. Melanin is the pigment responsible for the color of our skin and hair.(メラニン私たち皮膚髪の色決定する色素である。)
3. The red pigment in tomatoes is called lycopene.(トマトの赤い色素リコピン呼ばれる。)
4. The blue pigment in the sky is caused by the scattering of sunlight.(空の青い色素太陽光散乱によって引き起こされる。)
5. Some pigments can be toxic, so it's important to use them carefully.(一部色素有毒であるため、注意して使用することが重要である。)
6. Artists often mix pigments to create new colors for their paintings.(画家たちはしばし色素混ぜ合わせて絵画新し色を作り出す。)
7. The pigment in this ink is resistant to fading.(このインク色素は色あせに強い。)
8. Some animals can change the pigments in their skin to camouflage themselves.(一部動物は、自分たちをカモフラージュするために皮膚の色素変えることができる。)
9. The pigment in these flowers attracts bees and other pollinators.(これらの花の色素は、や他の受粉媒介者引き寄せる。)
10. The pigment in this paint is derived from natural sources.(このペンキ色素天然のものから作られている。)

ピグメント

英語 pigment

顔料溶けない色素多く無機物だが、有機物のものもある。有機性のものをレーキといい、レーキ顔料と呼ぶ。


顔料

英語 pigment

塗料印刷インキプラスチックなどに、着色(補強増量など)の目的添加される溶剤溶けない無彩色または有彩色粉末組成によって有機顔料無機顔料区別され前者多様な色彩鮮やかなものが、後者低価格耐久性のよいものが多い。自動車用塗料鮮やかな色彩求め、かつ耐久性のよいものが求められるため、有機顔料から耐久性のよいものが選択されるまた、機能上から防錆力をもつものを防錆顔料、塗膜などの補強増量効果があるものを体質顔料と呼ぶ。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

色素

同義/類義語:生体内色素, 天然色素, 合成色素, 染料
英訳・(英)同義/類義語:pigment, dye

特定波長の光を吸収する反射する化合物総称

色素

【仮名】しきそ
原文】pigment

組織に色を与え物質皮膚、眼、毛髪に色が付いているのも、そこに色素が存在するからである。

PIGMENT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 01:31 UTC 版)

PIGMENT TOKYO
PIGMENT TOKYO
東京都区部内の位置
施設情報
専門分野 アート、デザイン
管理運営 寺田倉庫
建物設計 隈研吾(店舗内装)
開館 2015年7月27日
所在地 140-0002
東京都品川区東品川2丁目5-5 TERRADA HarborOneビル 1F
位置 北緯35度37分16.331秒 東経139度44分8.23秒 / 北緯35.62120306度 東経139.7356194度 / 35.62120306; 139.7356194座標: 北緯35度37分16.331秒 東経139度44分8.23秒 / 北緯35.62120306度 東経139.7356194度 / 35.62120306; 139.7356194
プロジェクト:GLAM
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PIGMENT TOKYO(ピグモン トーキョー)は、東京都品川区天王洲アイルにある複合クリエイティブ機関である。運営は寺田倉庫が行っている。

施設名の「PIGMENT(ピグモン)」とはフランス語で「顔料」のことを指し、ショップ・ラボ・ワークショップと3つの機能を持つ施設である。流線形の竹が特徴的な店舗内装および外装は、建築家の隈研吾が手がけている。4500色にも及ぶ顔料、600種の筆・刷毛、硯・古墨など、古今東西の希少かつ良質な画材を取り揃え、伝統的な画材製法や色彩文化を後世に継承することを目的として、独自のアプローチで研究・教育・普及活動を行っている。[1]画材や色に造詣の深い研究者やアーティストに加え、アートとビジネスを結びつけることに長けたクリエイティブディレクターやプロデューサーといったスタッフを擁しており、国内外の企業や研究機関に対して、色に関する技術提供や企画提案ができる「色とマチエールのアトリエ」としての機能も果たしている。2018年、世界的なデザイン賞の一つである「German Design Award 2018」Excellent Communications Designカテゴリー(Interior Architecture)を受賞。[2]

外部リンク

出典


顔料

(PIGMENT から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 14:00 UTC 版)

顔料(がんりょう、pigment)は、着色に用いる粉末でに不溶のものの総称。着色に用いる粉末で水や油に溶けるものは染料と呼ばれる。


  1. ^ Market Study: Pigments”. Ceresana Research. 2010年8月8日閲覧。
  2. ^ 俗に、カラーインデックス名。ただし、Colour Index Constitution Numberをカラーインデックス名とする誤用もある。
  3. ^ 俗に、カラーインデックス番号。ただし、Generic Nameをカラーインデックス番号とする誤用もある。
  4. ^ 『有機顔料ハンドブック』 橋本勲 カラーオフィス 2006.5
  5. ^ SINLOIHI 蛍光塗料・蛍光顔料シンロイヒ
  6. ^ 一見敏男 (1980). “顔料の色の話”. 化学教育 (日本化学会) 28 (1): 32-35. NAID 110001822628. 
  7. ^ 大塚淳. “顔料”. 日本大百科全書(ニッポニカ). 小学館. 2016年12月9日閲覧。
  8. ^ a b c 顔料技術研究会編 『色と顔料の世界』 三共出版 2017 ISBN 978-4-7827-0759-3 pp.213-219.
  9. ^ 『世界大百科事典 第2版』 平凡社、2009年。
  10. ^ Kassinger, Ruth G. (2003-02-06). Dyes: From Sea Snails to Synthetics. 21st century. ISBN 0-7613-2112-8. https://books.google.co.jp/books?id=5pWAWgq5My4C&printsec=frontcover&dq=Dyes:+From+Sea+Snails+to+Synthetics&hl=ja&ei=NlJfTIWyFoy4vQO71_iZDA&sa=X&oi=book_result&ct=result&redir_esc=y#v=onepage&q&f=false 
  11. ^ Theopompus, cited by Athenaeus [12.526] in c. 200 BCE; according to Gulick, Charles Barton. (1941). Athenaeus, The Deipnosophists. Cambridge: Harvard University Press.
  12. ^ Michel Pastoureau (2001-10-01). Blue: The History of a Color. Princeton University Press. ISBN 0-691-09050-5 
  13. ^ Jan Wouters, Noemi Rosario-Chirinos (1992). “Dye Analysis of Pre-Columbian Peruvian Textiles with High-Performance Liquid Chromatography and Diode-Array Detection”. Journal of the American Institute for Conservation (The American Institute for Conservation of Historic &#38) 31 (2): 237–255. doi:10.2307/3179495. JSTOR 10.2307/3179495. http://links.jstor.org/sici?sici=0197-1360(199222)31%3A2%3C237%3ADAOPPT%3E2.0.CO%3B2-7. 
  14. ^ Amy Butler Greenfield (2005-04-26). A Perfect Red: Empire, Espionage, and the Quest for the Color of Desire. HarperCollins. ISBN 0-06-052275-5 
  15. ^ a b Pigments Through the Ages”. WebExhibits.org. 2007年10月18日閲覧。
  16. ^ Rossotti, Hazel (1983). Colour: Why the World Isn't Grey. Princeton, NJ: Princeton University Press. ISBN 0-691-02386-7 
  17. ^ Simon Garfield (2000). Mauve: How One Man Invented a Color That Changed the World. Faber and Faber. ISBN 0-393-02005-3 
  18. ^ Jeff Behan. “The bug that changed history”. 2006年6月26日閲覧。




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