音楽性とアルバムタイトルとは? わかりやすく解説

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音楽性とアルバムタイトル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 07:43 UTC 版)

悪の華 (BUCK-TICKのアルバム)」の記事における「音楽性とアルバムタイトル」の解説

10曲が10編の世界物語持ってて、オレ書いた詞以外でもヴォーカリストとして、その10曲の中に1人ずつオレ存在してるんだけど、10人のオレいたかったんです。 櫻井敦司, B-PASS 1990年1月本作タイトルである「悪の華」は、映画気狂いピエロ』(1965年)を視聴したことで櫻井決定し収録曲である「悪の華」は映画の世界観から櫻井感じ取った内容歌詞にしており、また櫻井は曲を聴くことでリスナーにも映画主人公なりきって欲しいと述べている。インパクトのある言葉として「悪の華」を発見した櫻井であったが、当初は「悪の華」を英語に翻訳しようと試みるも、漢字インパクト勝ていためにBUCK-TICKのアルバムタイトルとして初め日本語使用されることとなった。しかし今井による事件ということもあってスタッフからは賛否両論となり、メンバースタッフの間で議論重ねられたが結果として悪の華」を超えるタイトル思いかなったために決定することとなった櫻井3枚目のアルバム『SEVENTH HEAVEN』(1988年収録曲であったVICTIMS OF LOVE」の世界観をさらに追求したいとの欲求があったと述べ、同曲制作時には不完全燃焼の状態で作詞しており、内にこもっていた部分を外に向けて描きたい追求した結果絶望感にたどり着いた述べている。それを受けて前作制作されたが、櫻井本作ではさらに外に目を向けた内容にしたかったとも述べている。また他にも映画ルートヴィヒ』(1972年)にも影響受けており、収録曲10曲がそれぞれ世界観持っていることから櫻井は1曲ごとに声の出し方を意識して変化付けた述べている。 今井は1曲目の「NATIONAL MEDIA BOYSに関しては「とにかく変態的メロディキレイで、妙に明るかったマイナーになったり。グチャグチャにしようって」と述べそれまで意図的に避けていた日本的なメロディロックンロールとして制作した述べている。歌詞中の「Adolf」とはアドルフ・ヒトラーのことであり、同曲はヒトラーユーゲント所属していた子供たち題材にしたかった述べたほか、詞が完成するまでに1週間程度掛かった述べている。また、今井ヒトラー存在特撮テレビドラマ仮面ライダーシリーズ』に登場するショッカーのような印象受けた述べ国家代表する者やその親衛隊髑髏マークの旗を掲げていることや、演説の際に効果的にライト当てていることなど存在そのもの興味抱いた述べている。2曲目の「幻の都」はアラブ音楽音階利用してテンポのいい曲を目指し制作された。 星野自身作詞作曲したPLEASURE LANDに関して、元々ビートルズ愛聴していたことから影響され制作した述べたほか、曲が完成した時点作詞手掛けたいと思い櫻井作詞担当する曲が数多く、大変そうであったことから相談したところ、櫻井から「ヒデやってみたら」と依頼されたため作詞手掛けることとなった星野自身制作した3曲においてリードギターならびにギターソロも担当している。

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音楽性とアルバムタイトル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 22:20 UTC 版)

ヒゲとボイン (アルバム)」の記事における「音楽性とアルバムタイトル」の解説

テーマ闘いですからね。闘うことがテーマになっているんです。闘うキーボード闘うミキサーに。みんなも闘ってますからね。 西川幸一, ARENA37℃ 1991年8月本作タイトル男性漫画雑誌ビッグコミックオリジナル』にて連載され小島功漫画ヒゲとボイン』(1974年 - 2011年)から拝借された。その理由は、レコード大賞にて授与された盾に奥田落書きしたところ、それが小島の描く漫画似ていたためであった音楽誌ARENA37℃1991年11月号にてライター藤野洋子は、表題曲の「ヒゲとボイン」は2枚目のアルバムPANIC ATTACK』(1988年収録曲である「HEY MAN!」の内容彷彿させると指摘したほか、歌詞に関しては、在日外国人老齢化社会同性愛者失恋崩壊寸前家庭都市開発によるしわ寄せなど「かなりヘヴィーモチーフ取り上げている」と指摘している。また音数少ないことも指摘し、それを受けた堀内は「バンド技術上がってきて、聞いていても気持ちよさそうだったから」と述べ阿部は「たくさん入れるのが好きじゃなくなった」と述べたが、手島は「そんなことないハズですが」と否定している。 音楽誌別冊宝島724 音楽誌書かないJポップ批評22 ユニコーン&奥田民生摩訶不思議(ロック・マジック)』においてライター川口瑞夫は、同時進行制作され堀内ソロ作品があったために堀内存在感が薄いアルバムであると指摘収録曲の「家」に関して4枚目のアルバムケダモノの嵐収録曲の「いかんともしがたい男」と類似したサウンド・コンセプトでありながら、「いかんともしがたい男」では堀内による浮遊感のあるベース特徴的であったが「家」では奥田個性のみが際立バンドとしてアンサンブル感じられ面白さ後退していると指摘した。また川口は同曲のみならず全体的にバンドとしてアンサンブル減少しており、ソロ作品寄せ集めのような印象を受けるとも述べ、その理由個人作業時間増加したことで共同作業減少したことが如実にサウンド面に反映されていると述べている。さらに、コメディ風の曲が減少したことによってアルバム全体印象地味になっているとも述べている。しかし川口本作ビートルズにおける『ホワイト・アルバム』(1968年)と同様であると述べ15周年記念ベスト・アルバムULTRA SUPER GOLDEN WONDERFUL SPECIAL ABSOLUTE COMPLETE PERFECT SUPREME TERRIFIC ULTIMATE...』(2002年リリース時に開設され公式サイトにおいて本作最高峰であると紹介されていたと述べている。川口は「開店休業」「立秋」「フリージャズ」などが内省的な曲であると述べ、また「幸福」は「エキゾチック・フォーク調の家族崩壊ソング」、「風」「家」はのちの奥田ソロ作品通ず音楽性があると指摘、また本作では奥田阿部作品分離している印象が強いと述べた上で、「ニッポンへ行くの巻」および「ヒゲとボイン」は例外的に両者才能共存している佳曲であると述べている。 また同誌にて音楽解説者のひろとは、1曲目の「ターボ意味なし」がレニー・クラヴィッツ最終曲である「ヒゲとボイン」がジェフ・リン (ELO)からそれぞれインスパイアされており、この2曲をブックエンド形式配置していると述べている。さらに「黒い炎」はブラス・ロック、「幸福」はエスニック風味アコースティック曲、「ザ・マン・アイ・ラブ」はシャッフルビートのハードロック、「立秋」は冒頭アコースティック・ギター弾き語りだがその後フュージョン的な展開となることを指摘終盤奥田制作曲が占めていることから本作UNICORNにとってビートルズにおける『アビイ・ロード』(1969年であった推測している。

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音楽性とアルバムタイトル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 05:16 UTC 版)

おどる亀ヤプシ」の記事における「音楽性とアルバムタイトル」の解説

本作タイトルに「亀」が使用されている由来は、ディレクターである河合誠一マイケル知り合いの子供がかるた制作をしていた際に、「れ」の絵札を「レッツゴー亀の行列としたことがあり、「レッツゴー」の部分はすでにJUN SKY WALKER(S)アルバムLet'Go Hibari-hills』(1990年)として使用していたころから、「亀」の部分使用することとなった。「ヤプシ」とは亀の名称で、奥田は「ヤプシ」の彼女として「ズリチ」がおり、2匹とも同じプルフー亀の一種であると述べている。しかし後に奥田はこの発言見返した際に「なーにを言ってるんじゃ、オレは。むちゃくちゃ」と述べ否定している。なお、「ヤプシ」とは西川口癖から取ったもので、シングル働く男」(1990年)においても「ヤプシッ!」という声が収録されている。「PTA〜光のネットワーク〜」がパロディであることに関して西川は、「パロディ出来るっていうのは素晴らしいことですよ。オレらのは出来ないでしょうオレらにはないものですよ。やはり、ないものにあこがれるってことがあるじゃないですか」と述べている。 音楽誌別冊宝島724 音楽誌書かないJポップ批評22 ユニコーン&奥田民生摩訶不思議(ロック・マジック)』において音楽評論家安田謙一は、本作が「子供向けというコンセプトでまとめられアルバム」であると指摘した上で、ほぼ全ての制作自身たちで手掛けた前作とは対照的であり、個性派編曲家参加によって「限りなく“非ロック”なロック・アルバム」として完成させたと述べその結果西川がほぼすべての曲でドラム叩いていないことを指摘している。安田それぞれの楽曲に関して「初恋」マニピュレーターである坂元俊介手掛けた6/8拍子トラックによって「どこのものか分からない民族音楽になった」と指摘、「ママと寝る人」は長谷川智樹編曲によって「スパイ映画サントラジャズになっている指摘、「12才」はあがた森魚矢野顕子喜納昌吉などの音楽貢献した矢野誠参加していることを指摘、「ボサノバ父さん」は奥田中山忍提供した曲のセルフカバーであると指摘、「PTA〜光のネットワーク〜」は奥田阿部制作した別々の2曲をアレンジャー小西康陽オーケストラル・ヒット繋ぎ合わせたTM NETWORKとジャニーズアイドルのパロディソングであると指摘、「俺の走り」は「“こういう時”には欠かせない仙波清彦編曲」であると指摘した上で、「とてもカラフルエスノアルバム」であると総括した。同誌にてライター川口瑞夫は、「マニアック音楽性B級ギャグわかりやすくする」というUNICORN特質凝縮され作品であると述べた他、奥田ミュージック・ビデオTHE VERY RUST OF UNICORN VIDEO Vol.1』(1994年)の中で本作名作であると述べていることを紹介している。

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音楽性とアルバムタイトル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:04 UTC 版)

服部 (アルバム)」の記事における「音楽性とアルバムタイトル」の解説

本作音楽性に関してライター藤野洋子は、ジャズワルツ融合サンバインド音楽ロックンロールフォークソングなどバラエティ富んだ内容になっている述べている。歌詞の中で男子女子題材したもの減少していることに関して奥田は「あきちゃったの、それ自体に」と述べ、また「言ってることは同じなのかもしれないけど、周りの、もっと深い状況重点を置くようになっているよね」と述べている。 音楽誌別冊宝島724 音楽誌書かないJポップ批評22 ユニコーン&奥田民生摩訶不思議(ロック・マジック)』において音楽ライター岳彦は、本作コンセプトが「矮小なオリジナリティーよりもクリエイティブパクリを」であると主張し様々な音楽からの引用多用していることからピチカート・ファイヴ1枚目のアルバムcouples』(1987年)に近いと述べている。音楽的な方向性統一感が欠落した広がり方をしている点に関しては「ユニコーン流のコンセプト・アルバム表現だった」と述べた他、メンバー全員が曲を制作し歌唱するスタイルUNICORN大きく影響受けたビートルズ類似していると指摘、また奥田による刺激的理解不能アバンギャルド歌詞に関しても「ジョン・レノン奥田民生解釈とも言える」と述べている。また同誌にて音楽解説者のひろとは、「ペーター」は「ノスタルジックワルツジャジーな4分の5拍子」の曲、「逆光」は「アヴァンギャルドスケール大きなバラード」、「デーゲーム」は「インド音楽風のストリングス印象的」と述べている。 前のアルバム出したあたりで、なんかの話のきっかけで、服部という言葉浸透してたんですよ。ま、別にね、アルバム・タイトルが人の名前でもいいじゃないかとね、鈴木とか、服部? うん、響きもいいしと。 西川幸一, ARENA37℃ 1989年6月号 アルバムタイトルに冠して奥田全国ツアーである「UNICORN TOUR PANICK ATTACK'88」が終了した時点から、「次はもう『服部』ぐらいのタイトルでいいんじゃないの?」と考えており、「ほんとに何の意味もないタイトルにしたかった」として、『山田』でも良かった述べている。リリース当時インタビューにおいて奥田ツアー入った時にはすでに決めていたと述べており、前作リリースされた頃に何かの切っ掛けで「服部」という言葉浸透しており、アルバム・タイトルが人名でもいいのではないかという考え検討していた。1989年1月19日大阪厚生年金会館行われたツアー最終日打ち上げ会場で、奥田西川堀内手島の4人で話し合って服部』と決定した。これをスタッフ伝えたところ、スタッフ反応困り静まり返ったという。西川は「『服部』って言われても音楽と結びつかないから、みんな「どんな音楽?」ってなったんだと思う。それって興味が湧くじゃん。その瞬間に俺は『よし、やった』って思ったんだよ」と述べている。 『THE VERY RUST OF UNICORN VIDEO Vol.1』の解説では、マネージャー就任した原田公一柔軟な考えにより採用されたとしているが、原田UNICORNマネージャーとなったのは、同年1月31日である。原田自身マネージャーになる前から『服部』のアイデア聞いており、「アルバム人格もたせること」が出発点であり、その中で服部』という言葉響き読みがな面白いという話を回想している。『服部』という名前は阿部出身地である山形実業家服部敬雄由来であるという噂が存在しているが、奥田阿部は「そんな人は知らん」と答えている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 09:13 UTC 版)

ハヴァナイスデー (UNICORNのアルバム)」の記事における「音楽性とアルバムタイトル」の解説

世間で言うところのロックンロールパロディにした、じゃないけどそういうニュアンスに近いのかもしれないね。 阿部義晴, ARENA37℃ 1990年12月本作はロックンロールアルバムとして制作する意図があり、コンセプト沿った選曲が行われたほか、西川はギター・アルバムであるとも述べキーボード比重少ないことから阿部退屈していたとも述べている。「東京ブギウギ」のカバーに関しては、日本国外でのレコーディングということもあり日本語の曲の方が良いとの判断や、バンドとしてルーツがないが故に選曲された側面もあると西川述べている。奥田民生によれば、「東京ブギウギ」がレコーディング中に最も盛り上がったという。 当初はアルバムタイトルとして「の脳を持つ男」が候補挙がっていたが、楽曲として成立したためにアルバムタイトルとしては使用されなかった。また、以前より阿部遅刻するたびに「阿部の脳を持つ男だから」と揶揄していたことからタイトル決定された。本作音楽性に対してメンバーそれぞれ見解述べており、西川は「これがこれからユニコーン方向性だっていうものでは一切ない」と述べ阿部ロックンロールイメージパロディ化したニュアンスに近いと述べている。 音楽誌別冊宝島724 音楽誌書かないJポップ批評22 ユニコーン&奥田民生摩訶不思議(ロック・マジック)』において音楽評論家安田謙一は、シンプルなロックンロールナンバーを中心に収録されていると指摘した上で、「(前作において)抑えられ演奏欲を発散させるかのよう」であると述べている。また安田は「東京ブギウギに関してヒューイ・"ピアノ"・スミスのようなリズムであると述べた上で、「他のどのアルバムにも収録されることのないナンバーだろう」と述べている。

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