音楽性とその影響とは? わかりやすく解説

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音楽性とその影響

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 03:26 UTC 版)

カンサス (バンド)」の記事における「音楽性とその影響」の解説

曲作りサウンド傾向としてはロックンロール指向の強いスティーヴ・ウォルシュと、プログレッシブ・ロック指向が強いケリー・リヴグレンの2人中心である。スティーヴロビーツイン・ボーカルリチャードケリーのツイン・ギター、ケリースティーヴのツイン・キーボード、そしてロビーヴァイオリン加えた斬新なメンバー構成で、デビュー当初から独自の音楽性展開したプログレとしては「イエス」や「ジェネシス」といったシンフォニック構築的なバンド影響受けており、それらの先逹との差別化として、ハードロック的でアグレッシヴリズムセクションバラエティ富んだボーカルマルチリード楽器による重層的アンサンブルなどを武器とした。また当時世界的に隆盛していたハード・ロック中心として、フォーク、ヘヴィ・ブルーズ、カントリーラテンなど、非常に雑多なアプローチ盛り込んだ洗練されいながら泥臭いというアメリカン・ロック両端同居するサウンド大きな特徴である。デビュー同年だったカナダの「ラッシュ」や、本国後続である「ドリーム・シアター」「スポックス・ビアード」のように、変則的なリズム自然に聴かせるアレンジ先進的であったアメリカにおけるプログレッシブ・ロック、ことにブリティッシュ・プログレの模倣ではない音楽性確立したパイオニアとしてスティクスジャーニーボストンらと「アメリカン・プログレ・ハード」のバンドとして並び称され後世に与えた影響少なくない例えば「伝承」をカバーしているイングヴェイ・マルムスティーンは『偉大な聴衆へ』を聴いて大きな衝撃受けたといい、「それまでアメリカバンドではスティクスをよく聴いていたんだけど、カンサス知ってからは僕の中でスティクスはかなり小さな存在になってしまったよ」と述べている。 その他にドリーム・シアターが「伝承」を、サラ・ブライトマンスコーピオンズが「すべては風の中に」をカバーしている。

※この「音楽性とその影響」の解説は、「カンサス (バンド)」の解説の一部です。
「音楽性とその影響」を含む「カンサス (バンド)」の記事については、「カンサス (バンド)」の概要を参照ください。

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