近畿かしまし娘(近畿地方)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 08:39 UTC 版)
「うちのトコでは」の記事における「近畿かしまし娘(近畿地方)」の解説
三重は過去の経緯もあり中部ではなく近畿に入る。普段京都以外の近畿勢は進んで京都の肩を持つことは少ないが、対関東勢相手(京都VS東京)では団結して京都をかばう。ただし、普段から神戸と丹波は京都と比較的仲が良く、滋賀や奈良はそれほど親密ではないが京都のことをよく理解している。また、和歌山・三重・播磨・但馬・淡路は京都とはあまり関わらない。京都と面と向かって対立するのは大阪位であるが、仲が悪い訳ではなくケンカするほど仲がいい。また、道州制の際に州都をどこにするかという話題(この時、三重は東海に含まれていた)では、和歌山を除く各府県はそれぞれに都があったことを主張したため決まらなかった。 三重県 16歳。身長158cm。旧名は「伊勢」「伊賀」「志摩」「安濃津(津藩)」。 昼間は(神宮の)巫女、夜は時々忍者(伊賀)。一回の動作で三回の攻撃ないしは防御を可能とする神器のクナイ「三重剣(みえけん)」を持つ。人の善意や霊的な話はすぐ信じるタイプ。見た目に反して諜報能力、運動能力、戦闘能力が高いが犯罪や悪事を嫌い「神様が見ている」から悪い事(法律に触れる事だけではなく一般的に「ズルい」事や「他人を出し抜く行為」や「一定の競争に対して自分に有利に運ぶ策略を用いる事」も含む)はしてはいけないと常々説いている。性格はのんびりと穏やかでナチュラルに我ままな箱入り娘で、一度怒っても「本当に悪い人にはお伊勢さんがバチを当てる」という理由で許すのも早い。酒には(ノンアルコール飲料のルートビアも含めて)非常に弱く、アルコールの匂いを嗅いだだけで二日酔いになってしまう。愛知とは公私に渡る相方だが、実際にはお金(経済)だけ(?)の関係と自らを評して近畿を自認し、いざ近畿に何かが起これば実家(近畿)のために行動すると公言する。ただし新潟同様、場合により所属する区分けが変わるため「新潟の次にかわいそうな県」と自称している。 滋賀県 18歳。身長159cm。旧名は「近江(彦根藩)」。 近江商人よろしく、慎重で論理的で数字に強く計算高い。近畿の水瓶である琵琶湖があり、大阪や京都に対しては「水道止めるで」が伝家の宝刀。琵琶湖以外に目立つような場所を指摘することが出来ず、自分のところにある市町村の位置も琵琶湖を中心に東西を判断している。社交的で親切だが、関東勢を単なる利用価値と考えているフシがある等ある意味で腹黒さを持ち、近畿の影のリーダーと言われている。本気で怒ると絶対に復讐する。三重が近畿でないと近畿としての自身の県の位置が微妙であると感じるため、三重が近畿であると確信している。地デジ化で京都テレビ(KBS京都・京都のローカル局)が見られなくなる事を危惧している。うつせみの術(甲賀忍法)が使える。福井とは仲が良く、相談に乗ったり海産物を購入したりと交流が深い。淡路は自分の失われた一部(琵琶湖の部分)かもと思っている。 京都府 年齢不詳。身長155cm。旧名は「京」「山城」「丹後」。 現在でも日本の首都だと主張している。そのため東京を見下すような態度を取り、「はよ天皇はんお返し」「東えびす」と言ったこともある上、近畿が「関西」と呼ばれる事も認めていない。ただし天皇さえ戻ってくれば良いと思っているので、政治機能は特に返して欲しいとは思っていない。日本一空気が読める。国宝・重要文化財を多数持っている巨大観光地であるため、観光客による混雑を避けるために早朝に買い物を済ませている。料理店での対応も常連客に対するサービスの保護の観点から「一見さんはお断り」と言っている。笑顔で毒舌の腹黒タイプだが思いやりがあり面倒見は非常に良い。基本的に常識人だが、大阪と東京には悪ノリして容赦のない悪戯をする。関東勢に対しては、京都にとっては敵ですらない。本気で照れると普段の愛想笑いが消え仏頂面になるため、近畿以外の県(特に関東勢)には誤解されることもある。海外のものでも歴史に培われた文化なら認める。和風美女の見かけに反し、ゲームが好きで得意である(特技が京都市に本社を持つ任天堂のゲームをノーミスで高速クリアする事)。料理オタクでもあり、日本料理と抹茶ラテアートの趣味を持っている。その一方で絵のセンスはあまりないが、これは江戸時代に長崎から依頼された「長崎見聞録」の挿絵を描いた際に説明文のみで実物を知らずに描いたため奇妙な絵になってしまったことがもととなっている。 他人を呼ぶときは、近畿内のキャラは呼び捨て、それ以外は「はん」付けをする。 大阪府 13歳。身長139cm。旧名は「小坂」「大坂」「河内」「和泉」。 お笑い大好き。いつもハリセンを常備している。派手で、いつも虎柄の服を着ている。人懐っこいが照れ屋で、照れ隠しの冗談が通じない福島は特に苦手。京都によく弄ばれている。歳相応のスレンダーな体形で、本人は「うちはまだ発展途上やもん」と言っているが胸がないことをかなり気にしている。いらち(大阪弁で「せっかち」の意)な性格で、故に待ち時間が長いことに加えて医者が口煩く金がかかる病院が嫌いである。本気で怒ると完全無視する。熱狂的な阪神タイガースファンで、地デジ化でサンテレビ(兵庫のローカル局)の野球中継(阪神戦を試合終了まで放送)が見られなくなる事を危惧している。地元の道路状況は「青は進め、黄は急いで進め、赤は気をつけて進め」が主体。近畿を関西とも呼ぶ事は、関東への対抗意識から認めている。 奈良県 12歳。身長137cm。旧名は「大和」。 温厚で気が長く、めったに怒らない(他人に怒ってもらう事が多いが、自身はそれが怒りのツボであるという事を認識していない)。聞き上手でのんびりした性格。穏やかにつつましく暮らすという気風が強い。国宝・重要文化財が多すぎるため、それらに対する感覚が麻痺気味で、文化保護および観光面には疎い。子供の頃に毬をぶつけて倒した仏像が実は国宝だったという事を「よくある事」だと言い、工事の時に遺跡(お地蔵さん以外)を見つければ見なかったことにして工事を強行してしまう。ただし石に当たると「地蔵かもしれない」と祟りを恐れて慎重になる。精神面では京都より大人であり、京都の扱いや奈良公園の鹿の扱いに長けている。京都と2人きりになった際には、時々京都にハグされている。鹿が好きで、鹿入りの料理は苦手である。 和歌山県 15歳。身長154cm。旧名は「紀伊(紀州)」「和歌浦」。 男勝りで豪快、プライドが高いがマイペース。明るく温厚で素直で楽天的だが意外に短気。倹約家。昔、醤油造りを教えたことから千葉を弟だと思っている。徳島とは仲良し。愛媛とはみかんの事で対立したり結束したりする。作中では愛媛などに「ワカちゃん」と呼ばれる事もある。 兵庫県(兵庫戦隊) 兵庫県は以下の5人で構成されている。淡路を除く3人は、神戸(港)を発展させるために家族(兵庫)として集められた。兵庫代表が神戸なので播磨、但馬、丹波は影が薄い(淡路は徳島との絡みが多いため神戸に次いで目立っている)。神戸 22歳。身長162cm。旧名は「摂津(摂州)」。 兵庫代表。社交的で人付き合いが良いが、少々ナルシスト。本州四国連絡橋の神戸・鳴門ルートの建設に協力してくれる等自分が喜ぶようなことをしてくれるため、よく徳島を抱きしめる。かつては貧乏で人見知りが激しく線の細い薄幸の美少女だったが、神戸市発展と共に社交的で気の強い金持ちの派手なゴージャス美女に変貌。ツンデレ系だが思いやりと優しさを持っており、さみしがり屋で寂れることを人一倍嫌う。自身の貧乳にかなりコンプレックスを持ち、胸パットを常に装着する。山側を北、海側を南と考えているため、他地域(特に同じ兵庫県内でも但馬)に出ると方向感覚がおかしくなるため、嫌がっている。ケーキ作りが得意。「夢の架け橋」では主人公。 播磨 20歳。身長172cm。旧名は「播州(姫路藩・赤穂藩)」。 やや保守的。豪快で自己主張が強い。神戸たちと家族(兵庫)になった当時は兵庫一の稼ぎ手だったが、収入(税収)はほとんど神戸のために使われた。このため兵庫戦隊のなかで一番神戸に反抗することが多いが、ほとんど返り討ちに遭っている。ただし何かあった際には神戸に頼られることもある。短気な性格で本気で怒ると鎖などの金物(かなもの)を手にするが、基本的に常識人(播州刃物)。地元の道路状況は「播磨道交法」主体。岡山とは(池田氏繋がりのために)仲が良い。播州弁が日本一押しの強い方言として知られている。日本三名城は姫路城・白鷺(しらさぎ)城・白鷺(はくろ)城だと思っている。 丹波 17歳。身長167cm。 内気で辛抱強い。真面目。京都に絶対的な信頼を抱いている。神戸は自分が育てたと自負している。頑固な職人気質で特に豆料理が得意。あらゆる食品に豆を使えば名物になると思っている節がある。基本的に冷静沈着だが、本気で怒ると焼き物(丹波焼)を手にする。 但馬 20歳。身長175cm。 素朴で実直、温厚な性格で、東北人に近い性格だと言われる。鳥取と仲が良く、鳥取に入るべきか兵庫に入るべきか悩んだ事がある。本気で怒ると牛(但馬牛)を連れ出す。蟹で有名であるため、蟹の殻むきが上手である。沖縄へ新年会で訪れた際は、穏やかで明るい気候下だったためか、ハイテンションな性格に変わっていた。 淡路 8歳。身長115cm。 徳島の妹(ただし本人は神話的に日本全国の長姉だと思っている)。見た目のわりには発言が大人っぽく、岐阜と同じく吹き出しを使わずに喋る。徳島との兄妹(姉弟)げんか(庚午事変)以降、兵庫に預かってもらった結果情が移り、徳島と仲直りした後も兵庫のままである。結構人見知り。兵庫の中でも特に神戸と仲が良く、一緒にいることが多い。特産品である「吹き戻し」をよく口にくわえている。玉葱が名産品で、本気で怒ると淡路産の玉葱をみじん切りにして相手の目をしみさせる。ハロウィン時期には、各都道府県の所にお菓子を貰いに行っている(ただし、お菓子をくれなかった都道府県には男子小学生並みのいたずらををする)。ただし、2016年ハロウィンでは一〇香を渡した長崎に対し、中が空であることをいたずらと勘違いし播州刃物を振るっている。「夢の架け橋」では主要サブキャラとして登場する。
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